最近の家はスゴイ!

自宅の壁
地震で壁にわずかに亀裂が入ったので工務店の営業マンに見に来てもらいました。
我が家ながら最近の木造住宅は耐震のためにいろいろと工夫されているんですね。壁の亀裂から雨漏りしないかどうか心配だったのですが、我が家の壁はサイジング方式を採用しています。サイジング方式だと壁の後ろに防水シートを張るため、壁のわずかな亀裂では問題ないようです。段差があると防水シートが破れている危険があるとか。また、写真の隅近くにまっすぐに上下線が入っているのがわかると思いますが、サイジング方式ではパネルを並べるように壁を構成します。今回の地震や荒天時の強風などによって家が揺れたときに、この線でずれることを想定して壁に亀裂が入ることを防いでいるそうです。自分が思い込んでいたのはどうもモルタル方式というそうです。妙に納得してしまいました。
更に、1階と2階の間の黒い材は、これまた地震や強風で1階と2階の揺れの大きさの差を吸収するために取り付けられているそうです。
地震がなかったら気にもしなかった隠れた技術ですが、ここ10年で住宅の建て方が劇的に変わっているそうです。やはり阪神大震災の影響でしょうね。