金沢城研究調査室の滝川氏による平成18年度の金沢城の3つの発掘調査の発表でした。うち2つは実際に現地発表会にも参加していたのですが、発表者が違うことや座って聞けたので再認識した部分もありました。
金沢城は宝暦と文化に2度の大火にあっているのですが、本丸はその度に大火の痕跡を消すために盛り土がされているということで、城の破却時のみならず、大火のときも土をかぶせて隠すという行為を行っていたということが分かりました。
講義終了後に閉講式がありました。金沢城研究調査室長の木越氏による閉講のあいさつがあり、「国立大学並みの倍率を超えて」という冗談もありましたが、ぜひ来年も機会に恵まれれば受講したいものです。修了証書は式のなかでは代表者1名に手渡されましたが、70名の受講者のうち55名が修了証書を手にしました(10回の講座のうち7回の受講で修了)。ちなみに皆勤賞はありませんでした。