玉泉院丸南西石垣の解体修築に伴う現地説明会に行ってきました。当日は晴天にもめぐまれ、多くの見学者が集まったため、2班に分かれての説明となりました。工事を担当する方から石垣の積み直しをどのように行なっているのかなどの説明を聞きました。40年前まではここにも石川門の周りにあるような土塀があったという話もありました。今回の工事部分の裏側から絵図にない石積みも発見され、特徴から初期のものだそうです。
後半は、玉泉院丸を外側から説明を受け、鼠多門のあった部分の石垣の説明を受けました。この石垣はいままで草に覆われていて様相がはっきりと判別できない状況にありましたが、今回すっきりと石垣が見えるようになり、橋のかかる部分の石垣が力に耐えるように加工されている様子などを確認できるようになりました。