先月、SQL Server 2005について開催されたマイクロソフト社のパートナー向けリアルタイムセミナーですが、今回は第2回目。次期Office Systemのアピール点に関するセミナーでした。
デモは、Excelの「条件付き書式」と「グラフ」、PowerPointの「装飾文字」に関するもので、実際に見てみると驚かされますね。ツールバーも全く変わっています。想像していたような新バージョンへの移行の障害はないように見えました。公開している写真だけ見ると引いてしまうユーザーは多いでしょうね。
ついに、Office SystemにもXMLファイルフォーマットが採用されるということで、その構造の説明が以下のスライドです。拡張子の最後に「x」が付くファイル名になりますが、中身はZIPファイルでXMLテキストファイル、画像ファイル、マクロファイルなどに分けて保管されています。拡張子を「ZIP」に変更すると、他のアプリケーションからでも利用できるようになるようです。
最後の質問で、「Office2003のインストールされたパソコンに2007 Office System ベータ2は共存できますか?」、という答えが、「Outlook以外は共存できます。」というのが気になった。「ベータ版は業務に使用するパソコンにはインストールしないで下さい。」という注意を一言添えても良かったのでは?それとも、すでに問題ないほど完成度が高いのだろうか?