防衛庁が情報流出対策で7万台の私物パソコンを一掃へ

防衛庁は、同庁および陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の職員が職場で利用している「私物」パソコンの一掃に乗り出す方針を固めた。海上自衛隊で2月22日に確認されたファイル交換ソフト「Winny」による情報流出を受けたもので、2006年度中の実施を目標としている。関連記事
昨年から会社で使用している私物パソコンにインストールされていたWinnyから個人情報が漏れる事件が相次いでいる。ここまで相次ぐと人間慣れるもので「またか」と思って終わるようになる。
しかし、それではいけない。Winny事件がこれほど相次ぐなかで会社のデータをパソコンにコピーする社員も社員ではあるが、反面、個人情報保護法に過剰に反応して会社のパソコンの持ち出しを禁止している一部の会社側の対応にも問題があるだろう。ウイルス対策ソフトのなかには次期バージョンでWinnyのインストールを不可能にする機能を入れるという発表もある。ウイルス、ワーム、ボットにフィッシング・・・Winnyとどんどん役割の増し動作の遅くなるウイルス対策ソフトにはいいかげんうんざりだ。
トレンドマイクロ社
ファイル交換ソフトWinny(ウィニー)による情報漏えいにご注意ください
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
Winnyによる情報漏えいを防止するために