視力が悪いと何かと不便

先週末にコンタクトをなくし、今週は眼鏡生活を余儀なくされているが、ふと目が悪いとは・・・という話になった。
まず「裸眼の感覚
視力がよい人には想像できないようであるが、写真でピンボケという現象がある。夜景だと特に出やすく光がボヤッとなるが、ああいう感覚に近いものが見える。失明ではないので見えないということではない。
次に「視力が悪くなる理由
遺伝とか、暗いところで本を読むとか、パソコンの見過ぎとか、環境的な要因は別にして、暗いからとか、画面がチカチカしているとか、変な?光線が出ているとか、という理由ではなく、要はずっと同じところを見続けると眼球の中のピントが固定されてうまく調整できなくなる。眼鏡もコンタクトレンズもこのピントを合わせているに過ぎない。パソコンを同じ環境でしていてもブラインドタッチできる人とできない人、視線の固定されるブラインドタッチのできる人のほうが悪くなりやすい。
最後に「眼鏡とコンタクト
自分は実は裸眼視力が0.1もない。そうなると眼鏡はどんなに強い度数を持ってきても0.8が限界である。度数がないわけではなく、目から離れているが故にクラクラしてまともに歩けなくなる。対してコンタクトレンズの場合は目に直接触れているため1.0でも問題ない。あまり度数を上げないのは実際の視力と差がありすぎると悪化する速度が増すためである。
私が眼鏡からコンタクトレンズに替えたのは社会人4年目です。理由は、講演会などで遠くの字が読めないこと(度数を上げられないため)と、財政的理由である。眼鏡のレンズは度数が高くなると分厚くなるため薄型レンズ(とはいえフレームからははみ出る)となると右肩上がりに値段も上がっていく。対して、コンタクトレンズは度数に関係なく価格は一定。度数が高いとお得感が増す。
しかし、いずれにしても特注に変わりなく、店頭に在庫はなく、届くまで1週間前後かかってしまうし、何よりも視力が良い人には必要もない費用がかかっていることに変わりはないのである。
余談であるが、視力が悪い人が眼鏡をかけていて一番不便なときは風呂である。外風呂や温泉など勝手の分からない場所にいくと、どこに何があるか分からないので非常に困る。少なからず億劫になる。眼鏡は曇るし、フレームが錆びるのでかけては入れない。コンタクトレンズになって一番うれしかったのはこの点かもしれない。