平成17年度金沢城大学の「城と庭の魅力コース」公開講座を聞いてきました。講師は石川県歴史博物館学芸専門員の長谷川氏です。NHK大河の利家とまつの頃にもいろいろなところで講演していました。
テーマは「金沢城と前田家の変遷」ということで、金沢が寺内町から城下町へ変遷した歴史。城下町の整備の様子。前田家の政治に関して、エピソードを踏まえながら面白おかしく語られた2時間でした。
テーマ内容もさることながら、その前に語られた兼六園をはじめとした大名庭園の入場者が年々減少していることに関して、今は庭の魅力や見方を知らない人が増えたことと、自宅にも庭を持つ人も減って参考に見る人も減ったことが影響しているのではないか、という提言が興味深かった。
次回は、11月20日に「歴史・文化コース」公開講座が石川県地場産業振興センターで開催されます。「石垣の匠と技」というテーマで現在の研究結果が発表されるようです。楽しみです!