Windowsでマウスの左ドラッグでファイルコピーするとき、元のファイルが消えたり消えなかったりする。この理由を知らずに利用している人は意外と多い。
仕組みは次のとおりである。
1.コピー先が同じドライブ内であれば移動する。
2.コピー先が別のドライブ内であれば複写する。
ドライブとはハードディスクのCやD、フロッピーディスクのAなど、マイコンピュータを開いたときに見えるアイコンのことである。例えば、デスクトップからフロッピーディスクにコピーすると、別ドライブなのでファイルは複写されて残る。デスクトップからマイドキュメントにコピーすると、同じドライブ(標準はCドライブ)なのでファイルは移動されて残らない。
コピーのときに移動か複写か選択したければ、マウスの左ドラッグではなく、右ドラッグでファイルをコピーする。そうすると、マウスボタンを離したところで右メニューが開き、選択することができる。ちょっとした便利技です。