今日は朝から地元の北陸銀行に出かけました。個人事業主として屋号付きの通帳を作ってくれたので、とても好感を持っています。窓口も地方銀行にしては空いているので、待たされることも少なくてすむのもよいところです。
資本金を払込をお願いしたいという意向を伝えます。用意するものを教えてもらいます。
・出資払込事務取扱委託書(窓口でもらえます)
・定款のコピー
・代表者の印鑑証明書(委託書の代表者名に印鑑を押した人の分のみ)
・個人用口座
個人用口座以外は書籍どおりです。実は、個人事業用通帳はビジネス用だったので、まだ個人用口座を持っていませんでした。言われてみれば個人用口座もない銀行をメイン銀行にしようというのもおかしな話だと気づきました。資本金の振込と同時に口座を開設します。手続きとしては、一度個人名義口座に預入をして、資本金分を振替で銀行が預かるという手順でした。登記がすべて終了し、登記簿謄本を銀行に提出して、会社名義の口座を開設すると資本金が戻ってきます。それまでの1~2週間はこのお金は使えません。
登記のときに提出する「出資払込金保管証明書」が交付されるのは、翌日の午後になるそうです。委託手数料は証明書の交付と同時に払います。
実はインターネットで調べていると、この資本金の払い込みを公共料金の引き落しなど利用実績がないと、個人事業者はなかなか受けてもらえないとの報告もあったので少し心配していたのです。希望通りに手続きがすんなりと進みましたので安心しました。この辺は地域でいろいろと差があるのかもしれませんね。
P.S.
待ち時間に「中小企業退職金共済制度」のパンフレットを見つけて読んでいました。私がいままで勤めてきた企業には退職金制度はありませんでしたが、年金制度も不透明な世の中ですし、退職金は損金扱いになるようなので検討したほうがよいだろうと思っています。でも、よく読むとこれ従業員ですね。経営者は別のものを探さないといけないようです。