Visual Studio 2005 Quick Learning

「Visual Studio .NET with MSDN」のパッケージ購入特典(正確にはMDSN会員特典)として、iStudyで有名なシステム・テクノロジー・アイが運営するコンテンツのひとつを受講できました。テーマは「Visual Studio 2005 Quick Learning アーキテクトの役割とスキルを学ぶ編」ということで、次期Visual Studio .NET 2005(以下VSと略す)で導入されるチーム開発の一部機能の紹介です。次期VSは上位パッケージがITアーキテクト、開発者、テスト担当者用の3つになることがすでに発表されています。そこで、まだ評価のあまり進んでいないITアーキテクト部分に関して、早期に評価を始めてもらおうというのが趣旨のようです。
早速、受講してみました。すべてのパートは確認テストを含めて15分ほどで終了します。
Part1.Microsoftが目指すソフトウェア開発のあり方
Part2.モデルを中心とした開発が望まれる理由
Part3.システム開発の各段階に最適なモデリングを学ぶ
Part4.自律型システムを構築するには…(DSI)
Part5.分散アプリケーションのモデリングとは?
    (AD:アプリケーションダイアグラム)
Part6.システムの配置を意識したモデリングとは?
    (SD:システムダイアグラム)
Part7.開発者を意識したシステム配置環境のモデリングとは?
    (LDD:論理データセンターダイアグラム)
Part8.開発チームと運用チームをつなぐ配置モデリングとは?
    (DD:配置ダイアグラム)
Part9.総合学習テスト
総合学習テストはレベルが少し高かったです。各パートの確認テスト(各2~3問)がほぼ1回で満点をとれたにもかかわらず、総合学習テスト(14問)は8回もかかりました。
学習を終えた感想としては、私はほぼ一人でシステムを設計から開発、導入、運用まで行うことが多いのですが、その場合でもモデリングの有効性は非常にありそうです。ただ、対象がVSを利用するアプリケーションに特化している部分が見受けられるので、従来のAccessや他のアプリケーションが絡むシステムのモデリングにどこまで使えるのかは未知数ですが、試してみる価値はありそうです。