今日からAccessのTipsを少しずつ公開する。まずは、Access2000以降の機能である「名前の自動修正」機能を紹介する。
この機能一見便利なように思えるが、実はシステム開発者から見るとかなりのクセモノである。まず自動修正機能が完全ではない。フォームやレポートのコードがほとんど修正対象に入っていない。もっと問題なのは、オブジェクトが増えてきたときにアプリケーション自体のスピードが遅くなることだ。何故って、保存と同時に毎回名前の変更機能が意味なく動作するからである(ただしMDEを除く)。やはり名前を変更したら関連したところは自分で修正したほうが良い。
アプリケーションが急に遅くなった場合は、オプションの「名前の自動修正」機能がオンになっていないか、まず確認してみよう!