アントレプレナーDo it 第1回

雇用・能力開発機構の主催する衛星放送を使った「創業・経営改革セミナー」に参加してきました。金沢だけでも30人ほどの人がおり、予想以上の人数に驚きました。
第1回は、松井証券株式会社の代表取締役 松井道夫氏の講演会でした。「革命期における経営論」という演題でしたが、内容は情報革命時代における社長の役割と会社運営についてでした。
要点をメモします。
・お客様に認められないもの(つまりお金を払う価値がないもの)は「虚業」に他ならない。そういう分野は捨てて、お客様に認められる「実業」に振り替えるのがリストラである。
・情報革命により、企業が囲い込みによりお客様を選んだ時代から、お客様が企業をいいとこ取りする時代に変わった。
・過去の栄光や業界の慣習に縛られず、時代とのギャップを埋めることができる企業のみがお客様から選ばれ、生き残っていく。
社長の決断とは、やってみないとわからないことを誰に相談することなしに決断することである。成績は利益の数字のみによって評価される。「コーポレートガバナンス」を標榜する企業も多いが、社長に決断を一任し、失敗とともに退任させるぐらいの義務と責任を委任していなければいけない。
・これからの時代、社長や後継者に誰がいいとは言えない時代。やってみないとわからないことをできる人でなければいけないから、結果は利益を見るしかない。
・社員には業務を頑張れとは絶対に言わない。頑張らなくてもよい方法を頑張って考えるように言う。
非常に示唆の多い言葉が並びます。話の中では社長の心構えを、松下幸之助の言葉を引用していました。
執念(主体性)あるものは可能性から発想する
執念(主体性)なきものは困難から発想する

「アントレプレナーDo it 第1回」への1件のフィードバック

  1. アントレプレナーDo it

    今日も一日、頑張りましょう。
    おはようございます。
    昨晩、セミナーというものに初めて行ってきました。
    独立行政法人雇用・能力開発機構にて行なわ…

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