週末はセミナー参加のため上京していたのですが、もちろんそれだけでは勿体無いですので、足が痛くなるまで歩き回って城跡を見てきました。今週はそれを紹介することにします。
都内の城巡りをするに当たって参考にしたのは、「城巡礼 東京48ヵ所めぐり」(東京地図出版)と「江戸城を歩く ヴィジュアル版」(祥伝社)の2冊です。ともにアクセス地図が充実しており、今回大変に重宝しましたよ。
さて、今回紹介するのは牛込城です。
神楽坂通りを下から上方向に上ります。
神楽坂上交差点手前で左折し、地蔵坂を上ります。この坂の由来は坂の上に子安地蔵がある光照寺があるのでそう呼ばれているそうです。
そして、右手がその光照寺となり、左手には日本出版クラブ会館があります。この一帯が牛込城跡となります。
光照寺の入口には「牛込城跡」の看板が立てられています。
中に入ると境内は車が10台は入れるような広いものでした。都心にしては寺領がかなり残っているほうではないでしょうか?
光照寺の前の日本出版クラブ会館では、以前発掘調査が行われ、牛込城の時代のものと思われる陶磁器などが出土しました。
会館の前にはこのあたりの歴史が書かれた看板が立てられています。
今は城跡の面影は全くないですが、ここまで上り坂でしたから、高台に城跡があったことは間違いなく、昔は見晴らしが利いた場所であったことが想像されます。それにしても都内は思いの外、起伏が激しいです。
続く・・・