今日は金沢市内の西外惣構升形発掘調査現場にやってきました。
その場所はもともと駐車場であったことは報道されて知っていましたが、実際来てみると結構広い場所ですね。
もともと堀跡ということもあるのでしょうか。ブルーシートは全く被っておらず、そこはまるで作業途中の休憩時間のようです。じっくりと作業の経過を見る事ができました。隣接する道路は市街へ通じる幹線道路なので、車どおりは多く、写真に車が写らないように撮影するのに時間を要しました。
藩政期の堀幅は3メートル以上だと思いますが、明治期に改修され、1メートルほどになった用水の石積みがしっかりと残っています。
発掘では多くの陶器の欠片が発見されたようです。誤って落としたというよりも、ゴミ捨て場として用水に投げ込んだということでしょうか。宅地として堀を埋めたときに、周辺のゴミ諸共に埋めたのかもしれませんね。
発掘は七月下旬まで。