「Microsoft Access Conversion Wizard for Visual Basic .NET」使ってみました。
私の開発した15MBのMDBプログラム(テーブルを除くオブジェクトサイズ)をまず変換ツールを実行する。なかなか終わらない・・・
結局8時間を過ぎても変換が終わらず、途中で中止しました。
大きすぎたので3MBのMDBプログラム(テーブルを除くオブジェクトサイズ)を変換。1時間余りで変換する。しかし、制限事項がかなり変換されておらず起動できない。
一部のみ新規ファイルにしてもう一度変換。しかし、やはり制限事項が変換されていない部分が多く使い物にならない。よく調べると参考項目として利用できそうな部分は少しあるようだ。
Accessをメインに開発している者として、さらにVisual Basic.NETを少しかじった経験から言うと、そもそもAccessとVisual Basicは開発方法が根本的に違うのだ。Visual BasicからAccessへの移行はまだできるかもしれないが、AccessからVisual Basicへの変換は容易ではない。問題は、Accessの高機能なコントロール群にある。特に、サブフォームとコンボボックスの機能をVisual Basicでまねるには相当苦労する。
マイクロソフトはどの辺りまで理解してこの変換ツールをリリースしたのだろうか。Access開発者をVisual Basic.NETに移行させる意図はひしひしと伝わる。しかし、役不足だろう。こんな言い方は言い過ぎかもしれないが、この変換ツールを使った結果、Accessはやっぱりいいなとあらためて思わせるだけではなかろうか。マイクロソフト様、もっと高機能なツール作ってくださいよ!