金沢歴史遺産探訪月間2008 惣構堀探訪会

昨日のこまちなみ探訪会に引き続き、今日は惣構堀探訪会に参加します。
集合場所は金沢市庁舎南分室です。まずは金沢工業大学教授の増田達男氏による講義を聞きました。
金沢歴史遺産探訪月間2008 惣構堀探訪会
「城下町金沢の惣構堀について」と題して、惣構の成り立ちから現在の状況までわかりやすく説明を受けました。増田氏は古地図と現在地図を重ねる手法で、残存部分の研究をしています。
金沢歴史遺産探訪月間2008 惣構堀探訪会
1時間ほどの講義ののち、いよいよ出発です。コースは「西外惣構」を柿木畠、香林坊と進み、「西内惣構」を尾山神社前、十間町、尾山町、新町と進んで、「東内惣構」の枯木橋詰遺構で解散となります。
金沢歴史遺産探訪月間2008 惣構堀探訪会
金沢歴史遺産探訪月間2008 惣構堀探訪会
新町ではNTT病院の敷地内に入り、西内惣構の堀を見ました。こんなところに残っているなんて今日初めて知りました。
金沢歴史遺産探訪月間2008 惣構堀探訪会
金沢歴史遺産探訪月間2008 惣構堀探訪会
有意義な散策会でした。しかし、惣構の散策は西惣構が多く、東惣構がないのは何故でしょうか?見どころは確かに西惣構のほうが多いのですが・・・今度はぜひ東惣構をお願いします!