世界糖尿病デーのイベント(主催:石川県・石川県医師会)で、14日に1日限定で金沢城石川門がブルーにライトアップされました。青色は糖尿病のシンボルカラーだそうです。
夕方6時30分に点灯式が行われ、石川門の櫓がブルーに輝きました。石川門全体がブルーになるのかと思っていましたが、百間堀石垣下からの1つのみブルーに変更されたようです。
今日は幸い天候にも恵まれましたが、点灯式の時間にはテレビ局や新聞社の記者がいるだけで、一般の方は他にほとんどいませんでした。夜景撮影にはいつも失敗していましたので、今回は準備万端三脚を持ち込んで撮影してきました。ブレてないですね、唯一のチャンス良かったです。
青色の光は寒々しいかと予想していましたが、意外にきれいですね。これを機会に特定日にいろいろな色でライトアップしてもらえませんでしょうか?
月: 2007年11月
金沢検定実学 小立野寺院群探訪1
週間天気予報で唯一の天候に恵まれた本日、先日の卯辰山山麓寺院群に続いて、小立野寺院群にやって来ました。今回のガイドブックは「小立野寺院群 いし曳の道」です。ガイドブックには35カ寺紹介されていますが、マップにはそれ以外の寺社も表示されています。
今日は時間的制約もあるので、石引通近辺を代表的な坂道を含めながら歩きました。金沢神社からスタートし、石川護国神社、八坂、松山寺、鶴林寺、安楽寺、永福寺、木曽坂、宝円寺、瑞雲寺、献珠寺、高源寺、馬坂、長周寺、乗円寺、仰西寺、即明寺、等願寺、善徳寺、経王寺、如来寺、専修寺、下馬地蔵、白山坂、波着寺、二十人坂、真行寺、圓證寺、恵恩寺、願成寺、新坂、棟岳寺、嫁坂、唯念寺、瑞光寺、本行寺、大乗寺坂と巡りました。28カ寺、8坂になりました。次回は今回のコースの外まわりをめぐってきます。
今日は馬坂で珍しいものを見ました。何かというと、「ねこ」の散歩です。犬の散歩は一般的ですが、犬のように首輪でつながれた猫の散歩、見たことありますか?私は初めてでした。毛並みのよいおとなしい猫でしたが、犬と違って猫は気ままなので、散歩も遅々と進んでませんでした。毎日散歩しているのかな?大変だなと思いながら通り過ぎました。
映画「バイオハザードⅢ」
今日は月曜日、メンズデーのルネス9シネマで「バイオハザードⅢ」を見てきました。一番大きなスクリーンでの上映は迫力があり過ぎで、音はもう少し小さいほうが良かったですが・・・、年々心臓が弱くなり、ホラーが前程得意ではなくなりました。しかし続編ほどびっくりするシーンは減っているので良かったです。
バイオハザードはゲームの初作からのファンですが、あまりうまくありません。映画化されてから三作目ですが、前作まではすべて映画館で見ました。バイオハザードを見てから主演のミラ・ジョヴォヴィッチの大ファンになりました。すごくカッコいいです。
あっという間の1時間40分でした。少々ネタバレですが、今回が最終章だったのでは・・・。「絶滅へのファイナル・ステージ」という売り込みだったのですが、すっきり完結してません。まだ続くのか?しかし、次回作はアリスが・・・ちょっと想像すると怖い。
金沢検定実学 卯辰山山麓寺院群探訪3
今日は卯辰山山麓寺院群めぐり最終日です。卯辰山三社(卯辰神社、豊国神社、愛宕神社)をスタートして、善妙寺、覚林寺をまわって全53カ寺すべて巡りました。
その後、浅野川沿いを歩き、主計町茶屋街や尾張町を歩きました。
橋場町のT字交差点に来たとき、角で工事をしていました。何の工事かと思って覗いてみたら、先日新聞報道された東内惣構堀跡の公園整備の工事でした。
金沢城は二重の惣構堀を持っていました。東西の内・外惣構堀ですが、東内惣構堀が浅野川に流れ込むのが浅野川大橋の南西の端で、ちょうど主計町茶屋街の入口に当たります。西内惣構堀が浅野川に流れ込む入口は主計町茶屋街の西端に主計町緑水苑として整備されていました。
主計町茶屋街を挟んで距離も近いので、近くまで行ったときはぜひ確認してください。
金沢検定実学 卯辰山山麓寺院群探訪2
昨日に引続き卯辰山山麓寺院群をめぐりました。今日は幾分曇りがちですが、気温は高く今日が立冬だとは信じられません。
今日は蓮昌寺をスタートして、来教寺、永久寺、玄門寺、即願寺、實相寺、円長寺、西源寺、了願寺、静明寺、観音院、寿経寺、東山蓮如堂、伝燈院、宝泉寺、菅原神社、宇多須神社、慈雲寺、松尾神社、宗龍寺、広昌寺、持名寺、宇多須神社奥社まで23カ寺めぐりました。昨日と合わせて30カ寺となり、残り北の外れ3カ寺となりました。
ひがし茶屋街は平日でも大人気でした。
卯辰山が開拓されたとき作業に出た人が子供は来たように賑やかだったことから名付けられた「子来坂」ですれ違った親子は、
子供「何言ってるの、ばばあ」
母親「そんなこと言ってたら置いてくよ」
子供「そんなこと言わんでーごめんなさーい」
なんとも微笑ましい会話でした。
昨日の小坂神社とともに金沢五社に数えられる宇多須神社。明治に入り尾山神社が建立されるまで初代利家の神霊が祀られていた。
宇多須神社奥社では毘沙門様を本社から移す「お上がり」、本社へ移す「お下がり」の神事が現在も続けられている。今日は残念ながら曇りがちだったが、すっきりと晴れていれば眼下には河北方面の城下が望めるだろう。
金沢検定実学 卯辰山山麓寺院群探訪1
秋晴れの中、本日より来週末の金沢検定に向けて寺院めぐりです。金沢城下町には、寺町寺院群、小立野寺院群、そして今回訪問する卯辰山寺院群の3つがあります。ガイドは金沢市観光交流課より発行されている「卯辰山山麓寺院群 心の道」(金沢城二の丸休憩所などで無料配布)です。
パンフレットには寺院群対象として53カ寺が掲載されています。今日は昼から3時間ほどで、うち27カ寺をまわってきました。
金沢五社のひとつ小坂神社からスタートして、乗光寺、浄教寺、善導寺、光覚寺、心蓮寺、本法寺、月心寺、妙圓寺、蓮覚寺、妙国寺、妙正寺、全性寺、常福寺、妙泰寺、蓮華寺、長久寺、妙応寺、円光寺、本光寺、三宝寺、真成寺、龍国寺、九万坊寺、誓願寺、本蔵寺、西養寺と来た半分を巡りました。
写真は多いのでまた特集ページとして別にまとめたときに掲載しますが、敷地内に保育園を持つもの、本堂がすでに自宅と変わらないものなど、変わった寺院もありましたが、こんな場所にこんな立派な寺院があったのかと知ったものもありました。しかし、これだけ密集して寺院があるのは藩の政策だったとはいえ、現在は各寺院の檀家は少ないでしょうし、どうしているのでしょうか。
さて、明日はひがし茶屋街を含む南側です。どのくらい巡れるでしょうか。
小坂神社は、宇多須神社、神明宮、椿原天満宮、安江天満宮と並んで金沢五社として藩政時代に前田家により特別な待遇にあった神社です。
全性寺は二代利長に従って、富山、守山、金沢と移転した。ベンガラ塗りの山門には健康や健脚を願って奉納された大きなわらじがかけられています。正面南側はベンガラ色がかなり落ちていますが、内側や北面はきれいに残っています。創建当時はとても鮮やかだったことでしょう。
真成寺横にあった木製の雨樋。めずらしいので思わず写真に撮ってしまいました。
古本屋めぐりは楽しい!
インターネットが普及し、古本もネットを通した販売がメインとなった古書店もでてくるようになりました。私も昔は古本の購入に抵抗のある時期もありましたが、城に関する本や郷土書を入手するときはすでに絶版となったものも多く、入手方法が古書しかない場合も多いので、少しずつ購入しているうちに全く抵抗なくなりました。
また、古書を検索できるホームページも充実している今は、ネットで探したほうが楽という事情もあり、ここ数年メールを通した取引を続けきました。
しかしながら、めぼしい本も大方入手した現在では、掘り出し物を探しに実際の古書店を巡ることが楽しみで最近はまっています。いくらネットで古書が探せるとはいえ、店舗内のすべての本を公開できている古書店は数少ないでしょうから、店先に眠る古書はまだまだ多いようです。また実際に手にとってみないと分からない本もありますから、古書店巡りはまるで宝探しのようです。
金沢は江戸時代は天下の書府とまで言われた土地ですから、人口比率からして古書店も多いほうだと思うのですが、石川古書店マップを見ながらまわっています。
やまびこ書房 金沢市百坂町ニ15 木~日曜日営業 13:00~18:00
※蔵書のかなりの数なので2、3時間ほど余裕をもって。歴史・郷土関係も多い。
金沢文圃閣 金沢市長土塀2-16-30 不定休 13:30~18:00
※店先には蔵書は少し、1時間程度だが、掘り出し物があることも。ほとんどは奥の倉庫にある。
文学堂書店 金沢市池田町2-20 水曜定休 11:00~19:00
※店先は1時間程度、歴史・郷土関係あるも少々高めか。
明治堂書店 水曜定休 10:00~18:00
※蔵書が多く、店先は平積みの古書で埋まるよう、2時間ではとても時間が足りない。歴史・郷土書も多く、値段も手頃。同じ本が複数あることもあるので、状態と値段を確認してから購入。古書もどんどん増えているようなので、時々チェックする価値有り。
かのうや書店 金沢市泉1-5-77 日曜定休 9:00~18:00
※本店には行ったことないが、香林坊 本の広場と鳴和ナルックス100円コーナーに出品中。蔵書のほとんどは倉庫らしいが、出店が多いためか、ネットで検索して注文しても3割くらいの確率で見つからない。出店でも意外に掘り出し物があり、買い付けも毎月行っているようなので、ホームページは時々チェックしている。
残り4個所今月中に訪問予定でいる。何か掘り出し物があるか楽しみである。
金沢城・兼六園研究会 キゴ山石切り場を歩く
今日は金沢城・兼六園研究会のお城サークルときくざくら学習会合同のキゴ山にある石切り場を歩く会です。40名ほどの参加で、案内役は金沢城調査研究所の冨田氏です。冨田氏は石垣担当なので、これまでも何度か城内の案内を聞いたことがあります。
舗装された道路からけもの道に入ってすぐに、切り出した石を集めておいたところが現れます。石には石割の際についた「矢穴」や石切集団のしるしである「刻印」が見て取れます。それにしても地表に出た部分は苔生して風情があります。一部石には最近割られた跡があるものもあり、心許ない輩がいて残念です。
さらに山頂に向かうと、数分で地表にくぼみがある場所に巨石がいくつも残る場所に出ました。人の身長よりも大きな石や、割られて加工途中で放置された石(対で残るものもあり)もあり、ここでもやはり矢穴や刻印を見て取れます。
この場所は、冨田氏も絶賛する趣のある場所で、放置され苔生した石の配置が庭にも見えないこともありません。あえて現状維持で発掘調査もされなかった場所らしいので、今後史跡整備されるようなことがあればまず一般公開されるべき場所であろう、とのことでした。確かにすばらしい場所です。
今日は曇っていましたが、週間予報でも雨になっていた天候がもって良かったです。非常な急斜面であったため、雨が降っていたり、雨が降って地面が濡れていたなら、到底登ることができなかったでしょう。
金沢城発掘調査の現在(いま)
本日も金沢市に用事があり、少し早めに出かけて金沢城にやってきました。昨日来た時に気になる場所があったのですが、昼時で作業の方も昼休みだったようです。
現在の河北門現場は発掘調査の最中です。土台の石が以前よりもはっきりと表れていました。
気になる場所の1つは本丸北側の土塁です。シートが外された斜面には土層の違いで線が引かれていました。以前に調査された箇所とは近い(続きかも)と思うのですが、本丸の高さや範囲について明らかになることがあるでしょうか。
気になる場所のもう1つは鉄門前です。以前この近くも調査されていますが、今回はさらに溝や堀跡の範囲を特定する目的で進められているようです。
2箇所の現場は調査が終了すれば現地説明会があるでしょうか。楽しみですね。
金沢城周辺は整備の最中
今日は兼六園も金沢城も観光客でいっぱいでした。本日までは金沢城の石川門櫓と三十間長屋の内部を無料公開していました。
北陸新幹線の金沢延伸に向けて金沢城とその周辺では復元・整備の真最中です。
石川門の太鼓塀は、石川門の北面に足場が組まれていました。
河北門の復元現場は休日中はほとんど防水シートを被っていましたが、被っていない一部には土台の石組列が見えていました。
本丸南側の宮守堀(いもりぼり)の南面に位置する広坂消防署は建物はすべて撤去されていました。宮守堀の復元も本格的に始まるでしょうか。
元石川県庁の北面の建物取り壊しは終了し、南面だけですっきりした感じです。城周辺がどんどん変わっていきますね。