日本の名城第三章 ひこにゃんバージョン

日本の名城第三章 ひこにゃんバージョン
先月、童友社から「日本の名城 第三章」が発売されました。手頃な値段なのでよく売れるのか、意外に順調にラインナップが増えていきますね。今回は待望の安土城が入っています。
・安土城(夏)
・安土城(秋)
・松本城(秋)
・松本城(冬)
・和歌山城
・彦根城
シークレットは彦根城のひこにゃんバージョンです。今年は彦根築城四百年祭が行われており、イメージキャラクタである「ひこにゃん」がシークレットです。今回も第二章に続き大人買いしたのですが、残念ながらシークレットを入手できなかったため、オークションでようやく手に入れました。それでも、第一章の名古屋城鯱鉾や第二章の熊本城400年記念バージョンに比べて高額でした。恐るべし「ひこにゃん」人気・・・
さて、ますます楽しみな第四章ですが、第二章から記念行事の行われている城が、江戸城、熊本城、彦根城とフューチャーされているので、次回は松江城か、弘前城か、国宝では残るは二条城と犬山城、しかし第三章までは天守のない城はないので、現存12天守が優先でしょうか。ここは意表をついて、ひとつ山城はいかがでしょう!人気ないだろうけど

二条城本丸 公開中止へ

京都市中京区の二条城で国の重要文化財に指定されている本丸御殿4棟のうち2棟が、震度6強以上の地震で倒壊する恐れがあることが市の調査でわかった。市は春と秋に実施している特別公開を今秋から中止し、本格的な調査に入る。再開には5年以上かかる見込み。本丸御殿以外は通常通り見学できる。
調査は国の補助事業で、市が京都工芸繊維大に委託して昨夏から今春まで実施。本丸御殿の玄関(重文)と御書院(同)のほか、二の丸御殿大広間(国宝)と東大手門(重文)の計4棟を調べた。
この結果、本丸御殿玄関の瓦屋根の重量が1平方メートル当たり約120キロと推定され、耐震性が不足していることが判明。御書院も同様に瓦屋根が重過ぎることがわかった。いずれも江戸末期に建てられ、明治初期に改修、移築された。
また、震度6強以上で二の丸御殿大広間は損傷する危険性があるとされ、東大手門は土塀倒壊の恐れがあるとされた。

平成21年NHK大河は直江兼続の「天地人」

今年で82回目となる新潟県上越市の「謙信公祭り」が8月25日に行われます。今年は風林火山により大変盛り上がっているのか、謙信公には大河でも謙信を演じているGacktが扮する模様!!こんな人気のある人をゲストに迎えて大丈夫なのか?
祭りを調べていて上越市のホームページを見ると別の興味ある情報が・・・
8月29日からは上越市埋蔵文化財センターで「上杉謙信公企画展」が開催されるとこと。展示物も充実していそうだが、山梨県の武田検定に負けまいとしてか、こちらは上杉謙信公検定を同時に行うようです。でも楽しそう。
そしてもう一つ、平成21年のNHK大河は上杉謙信の寵臣、直江兼続を主人公にした「天地人」に決定したという情報が。1年置いてまたまた地元には暑い1年になりそうですね。
上越市観光ホームページ
ところで来年の大河は何だったろうと思ったら、「篤姫」でしたね。徳川幕府13代家定の奥方で薩摩藩島津家より嫁いだ、後の天璋院です。ということは来年の大河景気は鹿児島なのか?東京なのか?
平成19年謙信公祭り

兼六園の庭づくり技法について 金沢城・兼六園研究会例会

本日は金沢城・兼六園研究会の例会でした。場所は広坂休憩室で60名ほどが参加して行われました。本日の講師は森永寿久氏です。森永氏は昨年度まで金沢城・兼六園管理事務局の事務局長でしたが、今年度から石川県公園緑地課にお勤めです。大学の専攻が庭園学科ということもあって、庭園の作り方に関する解説はとても参考になりました。
地元に住んでいて兼六園に何度行こうとも、兼六園の良さがなかなかわからなかった私には、兼六園を楽しむ一歩を踏み出せたように思います。兼六園の解説というと、兼六園の歴史や庭園技術などに偏る感がありますが、もともと兼六園は前田家のプライベートガーデンなわけですから、有名な松一つ一つをとっても意味があるわけです。「双幹の松」の意味や、「乙葉の松」のある場所、「根上がりの松」の象徴するものなどについて、庭園の見方を知れば楽しめるというものです。
金沢城・兼六園研究会例会
終了後、青空が広がってきたので金沢城をぐるりと見てきました。
金沢城
何度も来た金沢城ですが、今回初めて二の丸休憩所に寄りました。私は今まで金沢城ではグッズの販売はないものと思っていましたが、ここに数点ですが、絵図2点とうちわ、絵葉書が販売されていました。
金沢城河北門
河北門の発掘調査はまだ進んでいませんでした。本日の森永氏が偶然にここの担当課だったのですが、今秋から本格的に始まるようです。その際は、足場が組まれて復元現場の見学ができるようになるとのことなので、始まればぜひ見に行こうと思います。

日本100名城スタンプラリー 小谷城

小谷城にやってきました。小谷城のスタンプは小谷城の麓の湖北町児童館です。平日に行かないと閉まっているかもという情報と、平日に行けば小谷城の展示を見ることができるかもしれないという情報を元に平日に行きました。
が・・・見るからにひと気がないと思ったら、やはり改修中らしく閉まっていました。ドアの前には100名城のスタンプの押されたシールが置いてありました。
湖北町児童館
しかし、ここは本当のスタンプを押すべきだろうと、案内にかかれた湖北町役場のほうへ行って押してきました。入口で担当課を訪ねたら、奥からスタンプが出てきました。ということは結局のところ平日にしかスタンプ押せないようです。
日本100名城 小谷城スタンプ
小谷城には建物が残っていないので、スタンプのデザインは最初何か分からなかったのですが、どうも本丸の郭を正面に見て、郭の側面中央に石垣の帯と郭の上に木々が描かれているようです。

企画展 戦国大名浅井氏と姉川合戦

先週に続き、梅雨の晴れ間を狙って今日は長浜市へやってきました。
長浜城歴史博物館では現在「企画展 戦国大名浅井氏と姉川合戦」(2007年7月17日まで)を開催しています。湖北の歴史のなかでも大きな位置を占める姉川合戦を題材に、最近では史跡保存・整備を行う目的で「姉川の合戦再見実行委員会」も設立されるなかで、その運動と連動して姉川合戦に関する資料や武具を集めた展覧会です。
長浜城
遺物や武具が中心となりがちな展示が多い中で、今回は城絵図や屏風などが多くとても楽しめました。図録が欲しいと思ったのですが、残念ながら今回は作成していないとのこと。後日でも運動の成果として報告書にしてほしいです。この展示が2階で、3階では別の企画展「彦根藩誕生前夜」が開催中でしたが、こちらも佐和山城に関する資料を中心に思いがけず嬉しい展示でした。
そのあと、浅井氏の本城である小谷城を登りました。時折陽も差す良い天候の中で大手(追手)道から登りはじめます。昨日までの雨でところどころぬかるんでいましたが、概ね良い状態でした。
小谷城
小谷城
まだまだ登り始めの展望台からは、左手に織田軍の小谷城攻めの拠点「虎御前山城」、その右手の低い丘が朝倉援軍の陣城「丁野山城」「中島城」、右手奥が山本山城、中央の琵琶湖に浮かぶのが竹生島です。
小谷城
本丸正面には石垣が少し残っていました。さらに奥に進むと、山王丸には立派な大石垣が残っていました。野面積みの粗雑な石垣にかなり感動します。
小谷城
その後もどんどん奥に(上に)進みましたが、最高点の大嶽城と清水谷の分岐点まで来て、思った以上に時間がかかってしまったので清水谷から降りてきました。それでも2時間半ほどかかっていたので、小谷城はやはり1日がかりですね。
すでに5時をまわる時間だったので、虎御前山城もあきらめ、最後に朝倉氏の援軍の陣城となった岡山へ向かい、連なった両尾根を利用した丁野山城と中島城を見てきました。
また機会を見て小谷城周辺は再挑戦ですね。そういえば小谷城では今年の4月に熊が出たそうです。のぼり途中にはカモシカとかスズメバチとかの注意看板も・・・。今日は熊鈴を用意していたので、幸いにも熊には遭いませんでしたが、1mくらいのヘビ2匹に遭遇しました。夏場の山はクモの巣も大敵です。やはり夏は山城めぐりのオフシーズンでしょうか?

ヤフーオークション 4回目結果

4回目終わりました。出品を始めて早1ヵ月経ったのですね。早いものです。
今回は174点という大量の出品でしたが、落札も驚きの37点に及びました。再出品が半分近くあったのですが、落札率19.5%という状況でした。
が、喜びの反面、一人で37点もの落札物件の連絡・梱包・入金確認・出荷を行うのは並大抵の仕事量ではありません。ここ数日疲れました。高額商品の出品もいつくか落札されたので今回は8万円近くになりました。
今のところの次回の無料出品期間のアナウンスはありません。実はまだまだ出品予備品があるのですが、短期間に大量の出品をするのも問題ありますね。

きくざくら学習会 玉泉園の見学

きくざくら学習会とは、金沢城・研究会研究会の初心者講座です。平日開催の金沢城大学の講座修了者のみ加入できることもあり、お年寄りの中に若者一人です。慣れてますが・・・
今日は兼六園隣の玉泉園の見学です。玉泉園のいう名は二代利長の室であり、織田信長の娘であった「玉泉院」に由来します。といっても玉泉院とは直接関係ないようです。
ここは加賀藩の大小将頭の脇田直賢(わきたなおかた)の敷地であり、直賢は10歳頃まで芳春院(利家の室)に養育されていたようです。今回、会員のお一人が芳春院の日常の出来事を書いた「東路記」(あずまぢのき)のなかに、静岡県興津にある臨済宗の寺清見寺に一泊した折に、『ノウゼンカツラの種がほしい』という記載を見つけ、偶然にも脇田の作庭した玉泉院にもノウゼンカツラが咲いているということで今日の見学となりました。
写真の花がノウゼンカツラです。漢字では「凌霄花」と書きます。濃い桃色の大きな花です。これは入口近くの屋根の上に咲く、株分けの若いツタのようです。
ノウゼンカツラ
親は奥庭の二股の松の木に巻きついて、ツタも太く立派なものでした。かなりの古株らしいので、こちらの花は7月下旬にならないと咲かないようです。兼六園下の坂道からも見えるようなのでぜひ一度見てみて下さい。
玉泉院
玉泉院
玉泉院