金沢城大学 歴史・文化コース第5回 「辰巳櫓と三階櫓」

金沢城研究調査室の正見氏による建築的見地からの辰巳櫓と三階櫓の絵図に関する話でした。とても興味深い内容でしたが、再建についての希望という点では、辰巳櫓はかなり正確な外観をつかめますが、三階櫓は不明な部分も多いですね。
三階櫓は再建の話はありませんが、これは本丸が森林になっていることも影響しています。辰巳櫓は景観上重要な場所にあるので、今後再建の話が盛り上がってくるものと思いますが、再建にはまず本丸の石垣を元通り復元するという作業が必要なようです。現在3段になっている石垣ですが、旧陸軍が駐屯中に崩れた石垣の面と合わせるために今の状態に変更されたということで、今となってはヒドイ話です。ということは話が進まないような気がして残念です。
辰巳櫓と三階櫓

Microsoft Conference 2006

Microsoft Conference 2006 Microsoft Conference 2006
「Microsoft Conference 2006」に参加するために大阪にやってきました。会場は帝国ホテル大阪です。広い会場で大勢の人がやってきています。いわゆる新製品発表会というものなのですが、マイクロソフトのイベントは何か違う雰囲気もありますね。まあインフラに近いものがありますからね。
今回のMicrosoft Conferenceは、東京や大阪の大都市だけではなく、年明けには金沢などの地方都市でも開催されます。それはとても嬉しいのですが、実施されるセミナーの数は東京がすべてなら、大阪はその3分の2、名古屋、福岡は4分の1、金沢は6分の1というところでしょうか。私が聞きたいセミナーは地方都市では開催されず、大阪にやってきたということです。
5つのセミナーを受講し、うち3つはSharePoint Serverに関するものです。目玉は何と言っても、Windows VistaとOffice System 2007なのですが、今回のOfficeのバックエンドサーバーで大きく変化を遂げたのが、SharePoint Serverです。現在のバージョンはSharePoint Potal Serverという名称で、コラボレーションとポータルという、グループウェア機能が中心なのですが、今回、ワークフローなどのビジネスフローが追加されています。何か大きく化けるような気がします。
すべてのセミナーが終ると6時過ぎでしたが、辺りはすでに真っ暗で、川越しに見える夜景がとてもきれいでした。沢山もらったカタログが重かったです。
天満の夜景

甲斐の国 風林火山博

風林火山博
今年のNHK大河ドラマ「功名が辻」もいよいよ佳境に入ってきましたが、来年は「風林火山」です。毎年大河に合わせて、舞台となる市町村でイベントが開催されています。ちなみに、今年は滋賀県長浜、高知県高知市、静岡県駿河市でしたが、来年は、山梨県甲府市が現在決定しています。
来年1月20日から1年間の開催で、現在前売券が発売されています。ということで早速ローソンで購入してきました。実はホームページで、記念図録「風林火山」がついてくると書かていたので、予習もできるともくろんでいたのですが、会場に入るときにもらえるようです。残念。あの紛らわしい文言は直して欲しい・・・
甲斐の国 風林火山博ホームページ
いろいろ情報を集めていたら、ロケ地も撮影日以外は公開されているようです。信玄の本拠、躑躅ヶ崎館を模しているそうでぜひ見に行きたい!です。
山梨県北杜市 風林火山館ホームページ

VSUG DAY 2006 Winter

ベルサール神田 ベルサール神田
今年はVista、Office 2007を控え、新型ゲーム機とともに盛り上がるパソコン業界ですが、開発者にとっては嬉しくもあり、また苦しくもあります。Vistaの表現力は格段に上がっています。それにともない、マイクロソフトの開発ツール、.NET Frameworkも3.0へとバージョンアップします。1.1から2.0はメジャーバージョンアップでしたが、2.0から3.0はバージョン番号こそ上がっていますが、基盤に2.0を据え置き、追加される形式です。この追加部分が開発者には曲者です。グラフィック部分の強化がメインなのですが、Vistaで美しい画面に慣れ、派手なアクションに慣れたユーザーのインターフェイスに対する要望はさらに高まることでしょう。
セミナー内容に関しては概して難しかったです。世の中にはすごい人がいるものだと思います。
VSUG DAY 2006 Winter
会場で配られたグッズは先着順で数は少なかったですが、
・紙ひこうき(マイクロソフト)
・ボールペン(マイクロソフト)
・ネックストラップ(マイクロソフト)
・ボールペン(グレープシティ)
・置き時計(オラクル)
意外だったのは、左にある「SQL Server2005」グッズ。ズッシリと重みが感じられます。何だと思いますか?
実は乾電池(単一2本)です。

Wii買えるのかな?

予約したのに手に入るのか心配になってきました。任天堂の発表によると、初日出荷台数は100万台、いまだに行列のPS3に、余りの盛況ぶりに一部店舗で予約をやめたDSと、本体の不足感が蔓延しています。
あっという間に予約ありの看板は外され、今日の広告には「当日抽選」の文字が!?
うーーん微妙です。

第2回金沢検定受けてきました

金沢大学会場
今年第2回となる「金沢検定試験」の初級を受けてきました。会場は金沢大学です。試験場となった教育学部棟402講義室はマスコミの取材対象教室となっており、試験開始前に5分ほど後ろから取材を受けました。明日新聞載るかな?
さて、結果ですが、勉強する時間がなかったこともあり、今回は駄目なような感じです。8割という足切り基準と問題内容の難度はいかんともし難いです。合格率は去年と同等程度でしょうか。1ケタ台なのは確実でしょう。無念。
弱点を克服して来年再挑戦!!というところです。

城と庭の魅力コース 第2回講座「金沢城の城郭建築物」

金沢城の城郭建築物
金沢城の建築物に関する公開講座を受けてきました。土曜日の午後ということで早めに入りましたが、予想に反して少なかったですね。去年も同じような講義をしたようで、その辺りが人数に影響したのかもしれません。
講義内容ですが、建築物をどう見るかというポイントに関してでしたが、ポイントが絞られているようでそうでない部分もあり残念でした。金沢城は宝暦と文化に2回大火に見舞われ都度再建されているのですが、それぞれの残っている絵図について、石川櫓、河北櫓の意匠に関して似ているという説明があり、興味深いものでした。
ちなみに金沢城の明治以前の遺構は以下4件です。
○尾崎神社(金沢東照宮) 寛永20年(1643)
○石川門 天明8年(1788)
○鶴丸倉庫 弘化5年(1848)
○三十間長屋 安政5年(1858)

金沢城 三十間長屋・石川門内部公開

金沢城では本日から石垣回廊の新しい散策路として「薪の丸コース」が通れるようになり、記念して開催されたガイドツアーに参加してきました。これにより、城内コース、いもり堀コース、玉泉院丸コースをあわせ、玉泉院の外側をめぐる外周コースを残すのみとなりました。実際の解説を聞くと石垣の見方が変わります。今後、自分のサイトでも石垣の魅力を伝えるコンテンツを用意していきたいですね。
金沢城薪の丸コース
その後、1日限りの三十間長屋と石川門の無料特別公開を見てきました。それぞれ内部を公開しており、以前それぞれ一度見たことはあったのですが、あらためて入ってみると、特に展示物はないのですが天井の木組みの複雑さに圧倒されます。
三十間長屋内部公開 石川櫓内部公開

歴史・文化コース第4回 兼六園史の新しい見方

兼六園史の新しい見方
金沢城研究 第4号」に「兼六園とはどこのことか」という論文を投稿された長山直治氏の講演です。
現在、岡山「後楽園」、水戸「偕楽園」とともに日本3名園に数えられる兼六園ですが、明治までは今とまったく違った姿だったことを知りました。現在の後楽園には田んぼがありますが、兼六園にも一時期は田んぼや畑があったことがあり、地元の人間でもこの事実をどれだけの人が知っているでしょうか。
明治四年(1870)年に一般公開されたときは「与楽園」と名付けられ、一月ほどで「兼六園」と改称されているそうです。ちなみに与楽園とは、「ともに園(苑)を楽しむ」という意味で偕楽園と同義だそうです。トリビアですよコレ!!

Wii(ウィー)予約できた

ソニーのPS3、任天堂のWiiで盛り上がる年末のゲーム市場ですが、ニュースで報道されたとおり、初期出荷の台数不足で必要以上に過熱しています。インパクトとしてはやはり任天堂のWiiに軍配があがるでしょうね。PS3はブルーレイの再生機を兼ねているとはいえ、ソフト不足の感は否めず、画像は格段に良くなっているものの操作性は変わりません。純粋にゲーム機としては、新しい操作性を提案しているWiiは大きく化けるか、全く振るわないのか、任天堂以外のサードパーティのソフトにかかっているのでしょう。とはいえ、任天堂もゼルダ、ポケットモンスターという2大ブランドを年内に揃え、マリオこそないものの一気にブレークする可能性は大いにあります。ソニーが予定通り本体を供給できなければ、第3の刺客、マイクロソフトの目論見通りとなる可能性もあるのでは・・・。
さて、Wiiの予約は量販店店頭では見送られるようで、PS3同様に長い行列、もしくは抽選販売となりそうですが、インターネットの予約販売もページが表示できないほどの盛況振りです。私も半ばあきらめていたのですが、本日地元のアルプラザのおもちゃ売場で予約を受け付けていたので、予約してきました。穴場として目をつけていたのですが、台数からして任天堂はWiiの初期出荷を100万台くらい用意してくるのでしょうか。意外と発売当日の入手は簡単??なのか、その事実は当日、神のみぞ知るというところでしょうか。