アントレプレナーDo it 第16回

アントレプレナーDo it 今回は、「小さな会社の宣伝・広報戦略」というテーマで、宣伝会議の田中理沙氏の講演でした。最後は、「日本の広告会社」WEB版の宣伝のようなものでしたが。
消費者の情報行動が変化しているそうです。
数年前までは、
Attention 注目される
Interest  関心をもつ
Desire   欲求をもつ
Memory  記憶に残す
Action   行動する
現在は、
Attention 注目される
Interest  関心をもつ
Search   検索する
Action   行動する
Share    意見を共有する
そういえば、私も欲しいものがあるとインターネットでまず調べますね。インターネットの登場が賢いユーザーを出現させたとよく言われていますが、同様に2チャンネルやブログなどによって大衆による口コミに誘導される危険も増加したと言えるでしょう。

危機管理産業展2005

東京ビッグサイトで今年初めて開催された「危機管理産業展」に行ってきました。というより、今リスクマネジメント協会の資格講座を受けていて、同時に協会主催の特別講習(セミナー)があったので、ついでに見てきました。
東京ビッグサイト
IT関連で注目していたのは、
・情報漏洩ソリューション
・リスク対策保険
の2つです。
情報漏洩ソリューションに関しては目新しいものはありませんでした。リスク対策保険については3社から出展がありました。
○損保ジャパン・リスクマネジメント
 地震リスクマネジメント
 個人情報保護管理者支援プログラム
 プライバシーマーク・ISMS認証取得支援
○東京海上日動火災保険
 個人情報保護法ハンドブック
 起業のための地震対策
○三井住友海上火災保険
 個人情報プロテクター
 ITプロテクター
以上のような資料をもらってきました。具体的な保険料を提示しているのは三井住友海上のみですが、個人情報プロテクターの保険料例を抜粋すると、
電気機械製造業 年間売上高(1000億円)
  賠償L/L(3億円) 費用特約L/L(1000万円) 保険料(約79万円)
ソフトウェア業 年間売上高(50億円)
  賠償L/L(3億円) 費用特約L/L(1000万円) 保険料(約99万円)
不動産管理業 年間売上高(1億円)
  賠償L/L(3000万円) 費用特約L/L(300万円) 保険料(約8万円)
などとなっています。リスク範囲によって保険料も変わるようですが、保険用語というのはなぜこんなに分かりにくいのでしょうか。
続いて、リスクマネジメント協会の特別講習に参加しました。今回は「実践ERM」というテーマで、リスクマネジメント先進国であるアメリカで流行するキーワード「エンタープライズリスクマネジメント」に関して、アメリカ2企業のリスクマネジメント担当者の講演とパネルディスカッションがありました。リスクマネジメントというのは、こうしなさい、という決まった定義は全くなく、自社にとって何が脅威になるか、または大きな影響を及ぼすかに対して、数値化し、対策を考え、影響を軽減することに目的があるのだという趣旨が交わされました。確かに、何がリスクになるのか、は企業によって異なっており、それはそこにいる人にしか分からないことでしょう。リスクマネジメントについて外部に丸投げすることだけは止めましょう。

江戸城にも

清水門 清水門
別件で東京に来ました。高速バスはあいかわらず朝早く到着するのですが、今月から東京駅着ができたので今回はこれに乗ってきました。あいにくの曇り空でしたが、江戸城の堀の周りを一周してみました。大手門を初めとして桜田門など石垣は整然と並べられる切込み接ぎで、見た目も非常に美しいということから、江戸城はすべてこの工法が使用されているものと思っていたのですが、清水門といわれる石垣には石の間に詰石がありました。なぜここだけなのか不明ですが、不思議です。
天守台 本丸
月曜と金曜、特別行事のときは入れないので前回入れませんでしたが、今回は開門していたので本丸内に入ることができました。何年ぶりかで天守台を見ました。やはり他の城を圧倒するような大きさです。天守閣が立っていれば、さらに圧倒されるでしょう。
堀の周りを回りながら、神田の古書街などにも寄り道をしていたら昼になってしまいました。スケールの大きさに圧倒されっぱなしでした。時間のある人は一度掘を一周してみては。

ゴジラ登場

ゴジラ ゴジラ
東京有楽町でゴジラを見つけました。なかなか精巧にできています。昨年年末に最後とアナウンスされたゴジラはスクリーンで会えませんが、ここで会えますよ。

整備されていない城跡は上れない

三日城
今日も天候がよいので城郭取材に出かけました。最初は旧志雄町の三日城です。麓に加賀藩十村役岡部家がありましたが、城跡への上り口が見つかりませんでした。岡部家の後ろに見えるのが三日城のはずなのですが・・・
菅原城 菅原城
山麓をぐるりと回っていると、入り口らしきものをみつけたので上ってみました。頂上付近まではたどり着けたのですが、頂に立って見下ろす所には到達できませんでした。残念。
福水館 福水館
次に羽咋市の氷見へ向かう道路沿いにある福水館跡へ向かいます。麓の光宗寺を見つけました。立派な本堂のお寺です。道を挟んで白山神社があり、その奥の院が山頂にあって、福水館の始まりとなっているようです。現在は、地滑り防止工事をしていて入れそうにありませんでした。そういえば山麓に白山神社のある城館は多い。逆に白山神社あるところに城あり、という可能性が高いのか?
勝山城 不動滝
旧鹿島町へ移動し、勝山城へ向かいます。能登においての城郭規模としては七尾城に次ぐ大きさということですが、石動山近くの荒山城が整備されているのに対し、勝山城は町役場近くにあるのに整備が進んでいません。北側に入り口があるということで探していたら見つかりました。看板の脇を登っていくようですが、途中で道が分からなくなり引き返してきました。規模からすると頂上までは20~30分ほどかかるはずなので、迷子になっては困ります。草の少ない春先に再度挑戦でしょうか。南側の山麓には不動滝があります。マイナスイオンにしばし浸ってきました。
金丸城
旧鹿西町に移動します。山麓に珀琳寺というお寺があったので行ってみる。立派な山門である。本堂も大きく立派である。この奥の山が金丸城のはずである。寺の裏に上り口があったが墓地だった。
上河合城(正面の鉄塔付近) 上河合城からの景色
最後に津幡町河合谷へ行きます。付近の一番高いところに立つ送電鉄塔が上河合城の本丸跡らしい。郭跡らしいところも分かるが、草が多く判然としない。ここは、小矢部から押水へ抜ける街道沿いであり、確かに下の見晴らしは最高である。

押水の城跡は状態が良い

グッズ作りの取材時間が少なくなってきたので、今日は早速、旧押水町へ行ってきました。
高松城 高松城
通り道で旧高松町にあったと言われる高松城跡です。押水バイパス沿い、アクロス高松の近くですが、現在は城があったと思われる土塁や堀跡などはまったくありません。頂上の平坦部は郭跡と考えられますが、現在は畑となっており、町道で南北に寸断されてしまっているようです。しかし郭跡からの眺望もよく、旧街道がそばを通っていればよい場所ではないでしょうか。
御館跡 御館跡
前回行った時は見つからなかったのですが、今日は無地にたどり着けました。誰の館跡かは分からないそうですが、土塁や堀の保存状態は良好です。土塁の上部平坦部や下は畑、郭内も畑として利用されているにもかかわらず、一目見てどこが土塁かが分かるほどの保存状態です。道路を挟んで田んぼが広がっているため、ここが田んぼにならかったのが良かったのでしょう。
白山神社 坪山砦からの眺め
坪山砦の土塁 坪山砦の本丸跡
最後に、前田家VS佐々家の末森城の合戦のときに佐々成政が本陣をひいた坪山砦跡に行きました。案内板が全くなく入り口を見つけるのに苦労しました。麓の願成寺を目印に少し南に道を登ると白山神社が家々に挟まれてありました。境内に上ると右奥の斜面に道らしいものがありました。上ってみたところに開けた場所から見た景色です。手前の森が御館跡で、右奥の高い山が末森城です。戦況を見守る砦としては十分ではないでしょうか。
更に北方向に道が続きます。5分ほど奥に入っていくと、道が開け、本丸に着いたようです。郭入り口の右左に明らかに堀が掘られています。写真は北側の堀・土塁ですが、杉?の木に沿って堀と土塁が続いているのだが、写真だと分かりにくい。本丸を越えて奥にも道が続く。この時期でも道は通れるほどはっきりしているのは、普段何か使用することがあるのか不思議である。開発にさらされていないようで、遺構の保存状態は良い。

日本城郭体系 購入しました

探していた「日本城郭体系 全20冊」をついに購入して、今日届きました。すでに古本でしか入手できない書籍なのですが、なかなか見つかりませんでした。今回は古本の検索サイトを新たに見つけて、そこで6セット見つけたので、安く状態のよいものを注文しました。
日本の古本屋 東京都古書籍商業協同組合に加盟する約2400店の在庫を検索できます。
結局90000円(発売当時140000円)かかったのですが、届いてみてびっくり!状態は「良」とはあらかじめ確認していたのですが、搬送用の箱に「日本城郭体系 全20冊」と書かれているではないですか。それがAとBの2箱。これは、と思い開けてみると、どうも順次刊行されたあとにすべてセットで箱入りで売られていたようです。なかはほぼ新品状態でした。これを持っていた人は、余程几帳面か、大事に保管していたことがうかがい知れます。
何はともあれ無事に入手できてうれしいです。内容は、先日購入した「日本城郭全集 全16冊」に比べても濃い内容です。さすがにいろいろな城郭百科の参照文献になるだけのことはあります。
他に、私が古本を探すときに利用するサイトを紹介します。
スーパー源氏 かなりの数の古本屋が参加しています。
ブックタウン神田 東京・神田古書店連盟の運営するサイトですが、目録情報が古いです。
Amazonマーケットプレイス 個人からの出店もあるので参考に確認する程度です。

ブロードバンド時代のキラーコンテンツは何?

石川県産業創出支援機構が主催した、新時代のブロードバンドコンテンツ創出セミナー「ブロードバンド時代のキラーコンテンツは何?」に出席してきました。
講師は、孫泰蔵氏(アジアングループ株式会社 代表取締役)と大森洋三氏(株式会社インデックス 執行役員)です。孫泰蔵氏はソフトバンクの孫正義氏の実弟ですが、1972年生まれということで同年代だということに驚きました。正義氏とは15歳年が離れているそうですが、孫家の掟やヤフーを作った人などという裏話も聞けて面白かったです。
これからどういうコンテンツの種類や作り方が注目されるのか、というような話を聞けることを期待していたのですが、コンテンツの流通やインフラの話がメインで少しがっかりでした。お二人の経歴を考えれば当然なんですけど、テーマというかキャッチフレーズの設定が講演と合ってないですね。
地方におけるコンテンツビジネスの可能性というより、コンテンツビジネスを立ち上げるにあたり、「何が○○なのか(WHAT)」「どうしたら○○なのか(HOW)」「なぜ○○なのか(WHY)」の3つがキーになるということでした。

アントレプレナーDo it 第15回

アントレプレナーDo it、先週一週休んで今週は「営業に役立つコミュニケーション術」というテーマで株式会社香科舎の辛淑玉(しん すご)氏の講演でした。今日の講演は再認識させられることが多く、とてもためになりました。以下要約です。
商品の魅力を伝えるには技術だけではうまくいきません。営業の成功の秘訣は、相手が何を考え、何を感じているのかを的確につかむこと。相手の感情にうまく向き合えるかどうかが重要なポイントなのです。
「話を聞くということ」の身体表現・言葉
レベル1. 体を向ける、顔を見る
レベル2. うなずく
レベル3. メモをとる
レベル4. 一言話す(相手の話の中の単語を使って)
レベル5. 要約する(つまり○○だね)
レベル6. 感情を代弁する(相手に共感する)

※レベル6に向かうほど聞いていることを相手に伝える力が強い
感情を代弁するためにやってはいけないこと
・すぐにあしらう
・尋問する
・最初から疑った言い方
・あきらめた言い方
相手にとって敵ではなく味方であることを印象づける
時代が変われば営業の仕方も変わって当然である。
×押し付け系 (この商品はお客様にお似合いです)
△権威系 (この商品は○○で金賞を受けました)
○主体的な表現 (私はこの商品のここがとても好きです)
日本人は自分を良く思われたいと思いすぎで、世界は嫌いな人とも共に暮らすという発想であるから、相手との関係性を変えるために言葉にして伝えることが大事である。相手にどう動いてほしいのか伝えたり、相手の言いたことを常に確認したりするように心掛ける。

金沢検定申し込み500件

11月20日に第1回試験が実施される「金沢検定試験」ですが、今日現在500件を超えているようです。会員企業のなかには、合格者に対して資格手当や報奨金の支給を検討するところもあるようです。これは、タクシー会社や旅行会社でしょうか?業種は予測できないですね。
申し込みは11月10日までで、金沢検定のホームページからも申し込める。
この試験を通じて「金沢」が少しでも県外の方に興味を持ってもらえるとうれしい。