有限会社を作ろう -新会社法と役員報酬-

経営者には常識であっても、社員には知られていない税務知識というのは意外にたくさんあります。
報酬(給与・賃金・賞与)の計上に関して、
・社員に対する給与および賞与はすべて経費扱いです。つまり、決算では売上と相殺できます。
・役員に対する給与もすべて経費扱いです。が、社員と違って決算期中では特別な理由がない限り増額できません。
・役員に対する賞与(報酬)は、利益処分として「未処分利益」の減額となります。つまり、売上と相殺されず、法人として法人税と個人として所得税がかかります。
ここまでが現在の会計処理です。来年の新会社法施行で3つ目の役員報酬の会計上の扱いが変わるかもしれないと一部で話題になっています。事の発端は、新会社法の規定で役員報酬と役員賞与が同列(同じ項で報酬と報酬等という記載になっている)に扱われていることに始まって、企業会計基準委員会で費用計上化を論議されたことによります。
まだ、実際に費用計上できると決定されたわけではありません(その辺は現在なぜ利益処分となっているのか、という理由が解決されていないためです)。実現すれば、新しい節税対策として税理士の方々が活躍する場が増えるのでしょうね。

誕生日

32歳の誕生日でした。まあ特に変わったことはないのですが、昨日妻がケーキを作ってくれました。しかし、自分が32で独立しているとは10年前の自分には想像もできませんでした。さて、10年後にはどうなっているでしょうか。楽しみです。
願望としては一部の人にとっては有名人になっていたい。と思います。

オリジナル商品第1弾

構想1年初めてのオリジナル商品の企画がようやく途に着きました。1年前に商品化を検討していたものは第2弾として発表する予定にし、後で企画にあがったほうが先にできそうです。
商品コンセプトとラインナップはほぼ決定しましたが、中身の商品ができたあとは包装や提案書などを作成しなければならず、発売はまだ先になりそうです。
第1弾は・・・
「名言キーホルダー」です。
名言と城の2枚セットで、前田家を題材に前田三代(利家、利長、利常)とまつで5種類。城は、金沢城、高岡城、小松城、今石動城、小丸山城の5種類の予定です。製品ができたら写真を公開します。お楽しみに。

参考書と言いながら・・・

廃刊となっている城郭関係の古本を購入しました。
日本城郭全集 (人物往来社) 昭43 16冊
日本の古城 (新人物往来社) 昭52 5冊
城郭と城下町 (小学館) 昭59 10冊
日本城郭古写真集成 (小学館) 昭58 1冊
到着したらダンボール1箱いっぱいでした。下3つは内容に特徴は感じられませんでしたが、日本城郭全集は冊数が多いだけあって内容は充実していました。城郭関係の書籍の参照文献として頻繁に出てくるだけに購入の価値はありました。いずれも保存状態も大変よく、持ち主の性格がうかがい知れます。
余談ですが、到着したダンボールの中を見た妻が一言。
「また・・・あーあ」
まだ異常に高価な書籍が残っているのですが、反応を想像すると・・・不安です。

やんちゃ坊主

涼しくなって元気が有り余っている「うさ」。最近はまたまたトイレ以外のところにオシッコするように・・・
と思っていたら、トイレが小さすぎて「うさ」は入ってやっているつもりでも、はみ出ているときが・・・
うさ
確信犯だと思っていたんだよ。疑ってゴメンね、うさ。

水と空気で消臭!

信じられない話ですが、ふと読んだ雑誌の広告に「水と空気だけで消臭」というキャッチコピーで「ジロンカ スメルキラー」という商品が出ていました。私が購入したのはクラシックセットですが、すぐに届きました。6色あるのですが、台所に「黒」、うさの近くに「オレンジ」と2個購入しました。
今日は、魚をさばいたので、早速手にこすりつけてみます。不思議なことに本当に臭いは軽減されています。完全に消えるまでは相当時間がかかるようですが、すごい効果です。
これ、ドイツの企業の製品なのですが、考えた人すごいですね。これから大ブーム間違いなしの製品です。

アントレプレナーDo it 第12回

アントレプレナーDo itの第11回は、前回に引続き、日本プリンシパル・ステアの金子一徳氏による「創業をサポートする仕組みやサービス②」というテーマです。今日の要点をメモします。
助成金・補助金申請の注意点
・後払いが原則 → 資金繰りに入れるな
・益金計上 → 利益を出すと課税対象になり、フルに利用できない
・準備は万全に → 提出書類は早めに準備
・自己資金も調達する必要あり → 助成率は2分の1程度
アイデアをビジネスプランへ具現化する7つのステップ
1.アイデアを明確にする
2.時代のキーワードで事業分析
3.焦点を絞って情報収集
4.類似ビジネス商品チェック
5.マーケットを細かく分析
6.ビジネスネーミング
7.事業化の壁をチェック
今日は講義の後に、中小企業基盤整備機構の北陸支部から少し説明があった。北陸支部で得だなということに、この支援機関には専門家による無料相談というものがあるだが、北陸支部には毎日ではないが「弁護士」と「弁理士」の日があるという情報が得られました。確かに、弁護士の場合は30分5000円という基本料金が法律上決められているので、それを中小企構で肩代わりしてもらえるのがありがたいです。弁理士ももしかしたらお世話になるかもしれないので有難いです。

パソコンはなぜ難しいのか

パソコン=Windowsとなって久しいが、いまだにパソコンは難しいものと考えている人は多い。なぜだろうか?自分なりにまとめてみた。
Windowsの登場以前は、
パソコン=呪文を憶えなくてはいけない!
この頃は、マウスがなく操作がすべてキーボードだったこと、メモリや記憶デバイスの制限があって直感的入力ができなかったことに難しさの原因があったように思う。
Windowsの登場以後は、
パソコン=何するもの?
画面は直感的になり、マウスで操作できるようにもなったので、操作性が難しさの原因になっているのではないと思う。原因の第一は、「機能の多様さ、単純に多さ」にあるのだと思う。つまり、パソコンが出来る人というのは、一般にパソコンの機能についてよく知っている人ということになる。
ここで、パソコンの上達度について考えてみると、自分が知らない・分からないことについて、
・自分から調べる人
・他人に聞く人
このいずれかに属するかがパソコンの上達に影響しているものと思われる。何でもできるパソコンは人それぞれでやりたいこと、要求するレベルが全く異なる。これは、家電との対比でよく言われることである。
パソコンを上達しようとすれば、まず自分から調べる習慣をつけるところから始めるのがよいと思う。

今度のOfficeがスゴイぞ

来年末に発売予定のWindows Vistaに合わせて、Office12(仮名)もリリースされるようだ。最近は随分機能が多くなりすぎて、もう必要な機能などないだろうと思っていましたが、Excelのグラフ機能の強化は使えそうな感じです。セルの背景として棒グラフや矢印が表示できるようになるようです(参考画面)。楽しみです。

会社を作ろう -社会保険事務所の調査-

社会保険事務所に厚生年金、健康保険の加入手続きをしてから1週間。今日、調査のためにもう一度社会保険事務所に行ってきました。
係りの人と一対一で、加入事項の確認と台帳等(賃金台帳、出勤簿、労働者名簿)の確認の後、保険料の引き落としに関して説明がありました。
保険料の引き落としは、翌月末になるので、例えば9月徴収分は10月末に口座から引き落としになります。厚生年金額と健康保険額は半額会社が負担しているというのは皆知っていることだと思いますが、児童手当拠出金というのが、わずかですが0.09%会社の全額負担で支払わなければならないとは初めて知りました。労災保険以外にも事業者の全額負担があったのですね。
手続きとしては、毎年7月に4~6月の平均賃金額の書類提出と、賞与支払時の書類提出、その他賃金等級が大きく変わるときは、変更後4ヶ月目に平均賃金額の書類を提出するようです。こう足繁く通わなければならないとすれば、電子申請できるようにならないか、と思います。