技術の革新は速いものです。ちょうど1年前にハードディスクDVDレコーダーを買いました。10万円をようやく切った頃で「そろそろ買いか!」ということだったのですが、半年も経たない内にDVDレコーダーの価格は大きく崩れ、同機能のものなら5万円で買えるようになりました。
世間では次世代DVDの規格がどうなるかが話題になっています。競争は技術の革新には必要ですが、普及の阻害になるようではいけません。もういろいろなところでVHS vs ベータ戦争の再演かと囁かれています。
映像記録は、ビデオテープからDVDへの転換期にあります。記録メディアはありませんでしたが、LDというものもありました。
しかし、音声記録に至っては、テープからMD、CD(-R)、不揮発性メモリスティック、メモリカードとめまぐるしく変わっています。
便利になるのはありがたいですが、もう少しゆっくりと長く安心して使える技術を開発をお願いしたいのです。記録したメディアを保存していても再生する機械が残っていないと意味なくなります。
と、IT業界に身をおく人間が言うと、自らの仕事も否定しているように思えますが(^^ゞ
月: 2005年5月
独立して2か月
個人事業をどう進めて良いのか手探り状態だった。開業の手続き、会計処理の進め方、これからの仕事の進め方などなど。社員時代にはなかなか出席できなかったセミナーにはいくつも参加した。
振り返ってみると、これからの仕事の道筋を多少つけられたように思う。しかし、まだ営業の準備も、開業前に考えていたこともなにも進んでいない。この2か月は町内会活動もあったから、と自分に言い訳しながら、毎日来月が勝負だと自分に言い聞かせている。
青色申告者の記帳説明会
金沢税務署の主催で行なわれた「青色申告者の記帳説明会」に行ってきました。青色申告用の書籍を読んだり、会計ソフトを使用したりしていてもやはり気づかされる点があった。会計はややこしい。個人事業主は店舗や飲食店が多いのかスーツ着ている人は自分以外いなかった。来月には個別指導を希望している。
帰りに情報集めにパンフレットをいろいろ見ていて、いい情報を拾った。
独立行政法人 雇用・能力開発機構のセミナーで「創業・経営改革セミナー アントレプレナー Do it」というものである。過去何年か開催されてきたのかもしれない。内容は6月から来年3月まで毎週木曜日の18:30から20:00の1時間半、全33回衛星放送を受講となる。これが無料である。今まで聞いたことはなかったがなかなか面白そうである。
—創業準備編(第1期)—
第1回 [講演会]革命期における経営論
第2回 創業に成功する人・失敗する人
第3回 独立心構え10ヶ条
第4回 独立力養成講座 1
第5回 独立力養成講座 2
第6回 ビジネスプランはこう作る
第7回 開業手続きの実務あれこれ
第8回 社長になる人のための会計知識 1
第9回 社長になる人のための会計知識 2
第10回 起業家に聞く。創業体験談 1
第11回 創業をサポートする仕組みやサービス 1
第12回 創業をサポートする仕組みやサービス 2
—経営実践編(第2期)—
第13回 [講演会]自分自身に挑戦する生き方
第14回 インターネットで創業しよう
第15回 売れる「仕掛け」をつくるには
第16回 小さな会社の宣伝・広報戦略
第17回 儲かる会社にするしくみ
第18回 勝てる企画書のつくりかた
第19回 営業力アップのためのプレゼンテーション術
第20回 強い事業・元気な会社の秘密
第21回 人を雇うときのルール 1
第22回 人を雇うときのルール 2
第23回 起業家に聞く。創業体験談 2
—会社発展編(第3期)—
第24回 [講演会]伸びる企業の人材戦略
第25回 できる社員の見つけ方、育て方
第26回 社員の「やる気」を引き出すには
第27回 ビジネスプランプレゼンテーション
第28回 小さい会社のリスク管理と法律の知識 1
第29回 小さい会社のリスク管理と法律の知識 2
第30回 起業家に聞く。創業体験談 3
第31回 知っておきたい自分と社員のメンタルヘルス
第32回 地域の元気は起業家がつくる
第33回 新時代を拓く経営者へのメッセージ
興味のある方はアントレプレナーのホームページでどうぞ。
中小企業家同友会
今日、ある方のお誘いで中小企業家同友会の例会にオブザーバーとして参加してきました。経営者が集まる異業種交流会ということで、営業の人脈作りが目的の場なのかと思って参加しましたが真実は全く違っていた。考え方がまだまだ甘いですね。
同友会は、経営者としての経験と知識の共有を目的とする会であり、実際のところは経営者としての器を育てる場でした。しかし、今回の例会は議題が堅いためなのか、経営者は忙しいからなのか、参加人数は会員数に比して少なかったように感じました。
経営者というのは忙しいものです。頭では理解していたつもりではあったが、これからどうなるのか不安な中で相談相手がいるというのは、いないときに比べ全然違うんでしょうね。参加者の一人が言っていた
「社員に愚痴を言う訳にはいかないでしょう」
って言葉が心に残ってます。言われてみれば確かに・・・。でも、意識していないと言ってしまいそうです。経営者失格!?ですね。
転送でんわ
現在私の名刺には自宅兼事務所の固定電話番号と携帯電話番号が記載してあります。今は日中自宅に居ることも多いですが、今後は出払うことも多くなるでしょう。
ということで、自宅に電話いただいた方に対しいつも留守電では申し訳ないので、転送でんわを検討することにしました。
課題は3つ。
1.留守のときは携帯電話に転送できる
2.子機が使用できる
3.FAX専用機と切り替えできる
転送機能付き電話というのが昔はよくありましたが、今の電話は高機能な割にはこの機能が付いたものはほぼありません。そこで、NTTの商品を探していると、使えそうなサービスがありました。「ボイスワープ」という付加機能ですが、転送でんわを実現するためのサービスです。
早速116に電話して申し込んでみます。
「転送先が携帯電話の場合は携帯電話の留守電は使えますか」→「使えます」
というので契約したところ、最後にひとつ確認されました。
「FAX付き電話機を使用していますか」→「FAX専用機を間に挟んでいます」→「FAXとの併用は使えないことがあります」
ということでした。しかし、やってみないとわからないので申し込みます。朝11時に申し込みをして午後3時から使用できるとのことでした。
3時を過ぎたので早速実験してみます。が、結局うまくいきませんでした。
FAX優先の場合はFAX機能またはFAX専用機がダイヤルし直すのでボイスワープのサービスがうまく作動しません。かといって、留守電を設定せずに転送してしますと、携帯でFAXだと判明したときには手動でFAXを受信できません。
後日、FAXは専用にもう一回線用意することに決めました。
Microsoft SECURE SYSTEM Training
金沢で開催されたマイクロソフトの無料トレーニング「SECURE SYSTEM Training IT Pro #1/#2 Updateコース」に参加してきました。
昨年開催されたIT Pro #1とIT Pro #2の更新情報と追加情報がありました。ウイルス対策の多層防御をメインとした昨年からマルウェア(悪質なソフトウェア)対策の多層防御に変わりました。マルウェア、初めて聞いた言葉でしたが、ウイルス、ワーム、スパイウェアなど悪質なタスクを実行する目的で開発されたソフトウェアの総称ということです。これからはだんだんと一般化するのでしょうね。
役立つ情報としては、
昨年侵入経路として頻繁に利用されたDos攻撃対策方法があります。しかし、レジストリを変更するしか方法がないんです。セキュリティ情報としても重要なのにどうしてマイナーなんでしょうか。
「Windows Server 2003 で DoS 攻撃に対して TCP/IP スタックを強化する方法」
「Windows 2000 でサービス拒否攻撃に対する TCP/IP スタックを強化する方法」
地区運動会
今日は私の住んでいる校下の地区運動会でした。天候は時々ぽつぽつと雨があたることもありましたが、暑過ぎず寒過ぎず良い運動会でした。今年は町会長として応援でしたが、来年は何か参加したいです。今年は筋肉痛にもならなかったので、明日から仕事を頑張ろうと思います。
Windows Developer Day 2005
翔泳社の「Windows Developer Day 2005」(20日開催)に参加するために東京まで行ってきました。夜行高速バスによる強行スケジュールのため疲れましたが、とても有意義なセミナーでした。場所は泉ガーデンプレイスの一角にあるガーデンギャラリーでした。参加したセミナー6本についての感想です。
・Connected Systems .NET and J2EE within a Service-Oriented Architecture(Microsoft Mr.Gregory Leake)
マイクロソフトは前ほど宣伝していないのですが、これからもWebサービスを前面に出していくようです。ようやくハードウェアの実行環境がそこそこ揃ってきたのでよいタイミングだとは思いますが、疎結合モデルというのは使う場面が限定的だと思います。.NET自体がWindowsアプリケーションよりWebアプリケーション主導で導入されているからでしょうが、Javaや最近増えてきたPHPへの対抗意図も感じました。
・企業システムに求められる.NETでのアーキテクチャ定義(日立システムアンドサービス 酒井達明氏)
企業システムにはアーキテクチャ定義が重要だという話でしたが、耳が痛いです。中でも、アーキテクチャが不在のとき、問題は稼動直前に露呈するという点は納得しきりでした。私にとっても課題ですね。
・VS.NETで作るリッチクライアントシステム(一志達也氏)
IT技術用語ってのはよく変わりますね。リッチクライアント=スマートクライアントって、いつからそうなったんでしょう。スマートクライアントとは、「アプリ本体はWebサーバー上に配置」「クライアントにダウンロードして実行」という形式のアプリケーションですが、Webアプリケーションにはない操作性の高さとWindowsアプリケーションで問題の更新後配布を解決できる良いソリューションです。VS.NET2005にはClickOnceというノータッチデプロイの進化バージョンが追加されるのですが、設定も簡易で非常にいい感じでした。
・ASPからASP.NETへの移行ガイド(葛西秋雄氏)
ASPとASP.NETの違いを自分の中でもう一度整理できて有意義でした。VS.NET2005から追加されるデータコントロールは使えそうです。しかし、結局は見栄えを重視すればサードパーティ製品か自作になるんでしょうか。
・スマートクライアントのためのコンポーネント活用(グレープシティ 福地雅之氏)
グレープシティ製品の宣伝でしたが、ひとつすごい製品がありました。来月発売されるそうですが、「Sizer for .NET」という製品ですが、Windowsフォームのコントロールを自動的に拡大縮小するコントロールです。文字サイズの問題とか、画面サイズの問題とか、これで解決できそうです。コントロールの数によってはどうなのか、グリッドコントロールがあるときはどうなのか、実際には検証が必要でしょうが。
・Visual Studio 2005概要(マイクロソフト 磯貝直之氏)
マイクロソフトによるVS.NET2005の宣伝でしたが、開発者のための機能がいろいろと強化されています。次期SQL Server2005と組み合わせると更に保守性が上がっています。それにしてもパッケージの種類の多さは何とかして欲しいです。
ぶらり東京
セミナー参加のため東京に来ました。早朝の到着でセミナーまで時間があったので、会場近くを散策がてら見物しました。まずは池袋に到着したので、一駅先に行く途中でサンシャイン60を見上げます。中学校の修学旅行のときは「大っきいなあ」という印象でしたが、より高い建物が増えた今ではそれ程の感動はないですね。でも高いんですけどね。
地下鉄に乗って移動します。それにしても東京は排気ガス臭いです。長い時間は居たくない所です。駅を降りると、江戸城に行きました。その後、国会議事堂の前を通り六本木へ移動。まだ時間が残っていたので、東京タワーを身に行きました。ここも中学校で来たのですが、昔ほど感動がない。経験とは怖いものです。だんだんエスカレートしますね。近くに増上寺という大きな本堂のお寺があったので行ってみます。なんか出勤の人とは逆方向でしたが、気にせずに進みます。一回りしてみるとここは徳川家の菩提寺でした。本堂の裏には二代秀忠の霊廟がありました。
セミナーが終わって帰りのバス時間まで時間があったので、今度は初めての六本木ヒルズへ行きました。ここの展望台はお金がかかるのですね。確かに、東京タワーもサンシャイン60も有料だったけれど、前回は東京都庁に無料で上ったのでそんな感覚でした。隣のテレビ朝日でのび太の部屋を見ました。ミュージックステーションに出演した歌手のサインパネルなんかもあって、こういうのを見ると東京に住んでいる人はうらやましくなります。
江戸城
セミナー参加のために東京に来ました。朝早く到着したのと会場が近かったため、早朝の江戸城へ行ってきました。出勤にはまだ早い時間だったため、ジョギングしている人と警備の人しかいませんでした。
残念だったのは平日は本丸に入れないのですね。