今日は、「科学的経営から導く営業システム」というセミナーを聞いてきました。講師は、株式会社西田経営技術士事務所の西田氏です。まだ営業できる体制には我が社ですが、営業に役立つ販売管理システム作成のヒントがないかどうか、と思い立ち参加してみました。収穫は十分でした。
科学的経営の実践
1.経営指標のグラフ化
2.値決めのルール化
3.在庫圧縮
4.債権回収率の向上
5.顧客クレーム処理の迅速化
6.新製品の拡販
価格に巣くう10個の病気
1.経営者が値段を下げすぎる病気
2.営業マンが値段を下げすぎる病気
3.赤字商品を長年放置してしまう病気
4.見積りでは儲かるハズだったのに・・・という病気
5.そもそも赤字商品か否かを把握していない病気
6.いつのまにか、だれかが勝手に価格を下げすぎる病気
7.価格を間違えてしまう病気
8.他社に仕事をとられてしまう病気
9.新規参入が出来ない病気
10.儲け寿命が尽きた商品を温存する病気
これらの病気を予防するツールとして、
1.複数価格システム
2.赤字商品マーキングシステム
3.科学的営業システム
4.取引条件管理システム
5.儲け寿命管理システム
来週これらのツールのもう少し詳しいセミナーに参加してきます。システム化に有効な情報もたくさんありました。大企業では当たり前のことでも中小企業では意外にされていないことが多いですね。人材面や費用面も制約もあるでしょうが、我が社の照準がはっきりとしてきたという感じです。興味ある方は、今後にご期待を!!
カテゴリー: 個人事業奮闘記
青色申告者の記帳説明会
金沢税務署の主催で行なわれた「青色申告者の記帳説明会」に行ってきました。青色申告用の書籍を読んだり、会計ソフトを使用したりしていてもやはり気づかされる点があった。会計はややこしい。個人事業主は店舗や飲食店が多いのかスーツ着ている人は自分以外いなかった。来月には個別指導を希望している。
帰りに情報集めにパンフレットをいろいろ見ていて、いい情報を拾った。
独立行政法人 雇用・能力開発機構のセミナーで「創業・経営改革セミナー アントレプレナー Do it」というものである。過去何年か開催されてきたのかもしれない。内容は6月から来年3月まで毎週木曜日の18:30から20:00の1時間半、全33回衛星放送を受講となる。これが無料である。今まで聞いたことはなかったがなかなか面白そうである。
—創業準備編(第1期)—
第1回 [講演会]革命期における経営論
第2回 創業に成功する人・失敗する人
第3回 独立心構え10ヶ条
第4回 独立力養成講座 1
第5回 独立力養成講座 2
第6回 ビジネスプランはこう作る
第7回 開業手続きの実務あれこれ
第8回 社長になる人のための会計知識 1
第9回 社長になる人のための会計知識 2
第10回 起業家に聞く。創業体験談 1
第11回 創業をサポートする仕組みやサービス 1
第12回 創業をサポートする仕組みやサービス 2
—経営実践編(第2期)—
第13回 [講演会]自分自身に挑戦する生き方
第14回 インターネットで創業しよう
第15回 売れる「仕掛け」をつくるには
第16回 小さな会社の宣伝・広報戦略
第17回 儲かる会社にするしくみ
第18回 勝てる企画書のつくりかた
第19回 営業力アップのためのプレゼンテーション術
第20回 強い事業・元気な会社の秘密
第21回 人を雇うときのルール 1
第22回 人を雇うときのルール 2
第23回 起業家に聞く。創業体験談 2
—会社発展編(第3期)—
第24回 [講演会]伸びる企業の人材戦略
第25回 できる社員の見つけ方、育て方
第26回 社員の「やる気」を引き出すには
第27回 ビジネスプランプレゼンテーション
第28回 小さい会社のリスク管理と法律の知識 1
第29回 小さい会社のリスク管理と法律の知識 2
第30回 起業家に聞く。創業体験談 3
第31回 知っておきたい自分と社員のメンタルヘルス
第32回 地域の元気は起業家がつくる
第33回 新時代を拓く経営者へのメッセージ
興味のある方はアントレプレナーのホームページでどうぞ。
中小企業家同友会
今日、ある方のお誘いで中小企業家同友会の例会にオブザーバーとして参加してきました。経営者が集まる異業種交流会ということで、営業の人脈作りが目的の場なのかと思って参加しましたが真実は全く違っていた。考え方がまだまだ甘いですね。
同友会は、経営者としての経験と知識の共有を目的とする会であり、実際のところは経営者としての器を育てる場でした。しかし、今回の例会は議題が堅いためなのか、経営者は忙しいからなのか、参加人数は会員数に比して少なかったように感じました。
経営者というのは忙しいものです。頭では理解していたつもりではあったが、これからどうなるのか不安な中で相談相手がいるというのは、いないときに比べ全然違うんでしょうね。参加者の一人が言っていた
「社員に愚痴を言う訳にはいかないでしょう」
って言葉が心に残ってます。言われてみれば確かに・・・。でも、意識していないと言ってしまいそうです。経営者失格!?ですね。
転送でんわ
現在私の名刺には自宅兼事務所の固定電話番号と携帯電話番号が記載してあります。今は日中自宅に居ることも多いですが、今後は出払うことも多くなるでしょう。
ということで、自宅に電話いただいた方に対しいつも留守電では申し訳ないので、転送でんわを検討することにしました。
課題は3つ。
1.留守のときは携帯電話に転送できる
2.子機が使用できる
3.FAX専用機と切り替えできる
転送機能付き電話というのが昔はよくありましたが、今の電話は高機能な割にはこの機能が付いたものはほぼありません。そこで、NTTの商品を探していると、使えそうなサービスがありました。「ボイスワープ」という付加機能ですが、転送でんわを実現するためのサービスです。
早速116に電話して申し込んでみます。
「転送先が携帯電話の場合は携帯電話の留守電は使えますか」→「使えます」
というので契約したところ、最後にひとつ確認されました。
「FAX付き電話機を使用していますか」→「FAX専用機を間に挟んでいます」→「FAXとの併用は使えないことがあります」
ということでした。しかし、やってみないとわからないので申し込みます。朝11時に申し込みをして午後3時から使用できるとのことでした。
3時を過ぎたので早速実験してみます。が、結局うまくいきませんでした。
FAX優先の場合はFAX機能またはFAX専用機がダイヤルし直すのでボイスワープのサービスがうまく作動しません。かといって、留守電を設定せずに転送してしますと、携帯でFAXだと判明したときには手動でFAXを受信できません。
後日、FAXは専用にもう一回線用意することに決めました。
FAX購入しました
FAX付一般用電話のFAXはだめですね。すぐに詰まります。普段ほとんど使わないのが余計によくないのですね。
そこでFAX専用機を購入しました。FAX、コピー、スキャン、印刷、PC-FAXの複合機であるブラザーのMFC-8820JNにしました。近所の電気店で価格を確認してからネットで検索しましたが、ネットのほうがかなり安かったです。こういうのを見ると今後の小売業が心配になります。週末は価格.COMが不正アクセスで使用できなかったので価格比較ができなかったのは残念でした。
設定には少し手間取りました。コピー、FAXとしての使い勝手は問題ないです。これを使ってこれからいろいろと仕掛けてみようと思っています。
弥生会計05データコンバート機能
今日、弥生からデータコンバート機能付きの弥生会計05新パッケージが届きました。このパッケージで弥生会計旧バージョンからのデータ乗り換えがようやくできるようになりました。
私はこの春に05を始めて買ったばかりなので、機能はほとんど変わらないですが、少し追加・変更機能があるようです。実際に手順に従ってバージョンアップしてみました・・・
05からの移行は楽ですね。単純にインストールをして再起動するだけで、起動と同時にデータコンバートを実行します。本当の恩恵は次回バージョンアップからです。
しかし、弥生はライブドアグループになって変わったのでしょうか。このところの新機能追加はユーザーの気持ちを代弁しているというか、本当にうれしいものばかりです。新機能によるデータの不整合や不具合がないのかどうかのほうが心配です、同業者として。
資金繰りの難しさ
世の中で生きていくためには何よりもお金だと感じた。
起業の話などを雑誌で読んでいると100万円以内で独立して何とかやってこれました、というようなものも少なくないのだが、実際のところ夢物語であるらしい。最近出版された岡本氏の「お金の現実」には「貧乏人でも自分の収入以内で暮らしていけば豊かになれる」と書かれてあった。確かにその通りであるが、この言葉は胸に突き刺さる。体力の続く限り、ここは寝食をおしんで頑張るしかないのだ。
自分の場合はまだ両親が健在でまだ仕事もしているから非常に恵まれているほうだとは思う。今まで散々親のすねをかじってきたが、今度もやはり世話になることになってしまった。期限は2年間。
ここは意地でも恩返ししなければならないと心に誓った。
経理処理をしてみました
今日は、本日までの経理処理をしました。前回話に出しました弥生会計05での始めての伝票入力です。ほとんどは経費の現金支払なので現金出納簿で入力を始めます。
仕訳は簿記試験の勉強で少しは慣れていたつもりでしたが、実際の案件に当てはめると難しいものもありますね。なるべく標準登録されている科目を利用するようにします。
「事務用品費」と「消耗品費」の差は何でしょうか。例えば、本棚や椅子は使い続けるものなので「事務用品費」かと思いきや、仕訳例には「消耗品費」になっているものもあります。買い溜めする文具なんかも難しいですね。
パソコンやソフトウェアは1式10万円未満は「消耗品費」として処理します。30万円以上は「固定資産」として登録します。10万円以上30万円未満も「固定資産」なのですが、平成18年3月までは取得年度の一括即時償却が認められています。今回は「カラーレーザープリンタ」と「ノートパソコン」の2点を一括償却しました。これは青色申告のメリットですね。
開業日である4月1日以前の準備品は4月1日ですべて処理しました。
続けていろいろと処理していって、事業関係の書籍を「新聞図書費」で処理しました。ここで将来の事業のためのセミナーは何で処理したらよいか迷いました。結局、商工会費などを処理する「諸会費」という科目で計上しましたが、多くの場合はどうするのでしょうね。
「水道光熱費」「車両費」「燃料費」など自宅を兼事務所としている場合は、適正な家事按分をして経費として計上するのですが、書籍を読むと、「水道光熱費」は実際の水道光熱費X(仕事場の面積/全体の面積)X(営業時間/24時間)で分けることが多いようです。実際計算してみると数%にしかなりません。「車両費」「燃料費」は平日5日を仕事、週末2日をプライベートとして5/7経費としました。
「電話代」も家事按分が問題なのですが、固定電話、携帯電話ともに通話履歴を使用しようと思っています。
などなど、いろいろ問題ありありの状態です。これは税理士にアドバイスを求めても100人100様の返答がありそうだと思いました。本日までの結果はマイナス、持ち出し状態です。頑張って早く準備を進めなければ!
青色事業専従者の廃止手続
先日、税務署に「個人事業の開廃業等届出書」「所得税の青色申告承認申請書」「青色事業専従者給与に関する届出書」を提出した。その後、給与の源泉徴収の面倒さに断念し、廃止方法を調べた。ホームページをいろいろと検索したが、届出と変更届出はあるのに、廃止が見つからない。ないのなら何も手続は必要ないのだろうという結論に至ったが、何か気にかかって仕方がないので税務署に聞いてきた。
結局は廃止届はないのである。実際に給与支払の事実がなければ、後日の調査でもありのままに話せばよいということである。方法は2通り。
1.完全にやめたことにして、後日給与を支払うときに再度給与事業者申請書を提出する。
2.給与を0円でつけて源泉徴収調査書にも0円と記載して届け出る。
実際は将来的に従業員を雇う予定があるのであれば、手続に慣れるためにも多少面倒でも2の方法がよいということである。給与は0円なので源泉徴収額も0円になる。
ついでに住宅借入金特別控除についても確認してきた。昨年までは会社の年末控除で処理してもらっていたが、今年は4年目に当たる。税務署から送られてきた「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書」は今年以降も利用できるということである。年末控除の場合は申告書という扱いだが、個人事業になると計算書という扱いに変わる。給与支払者は当然いないので空白でよく、自分の氏名、住所を記載して青色申告書に添付することになる。
まだまだホームページなどでは該当がなく、実際の現場で処理しなければいけない事項はたくさんあるようだ。
消費税の課税業者の選択
弥生会計で消費税の初期設定をする。
「個人事業主の開業から2年間は免税事業者になります。」
そうなのか知らなかった。法人の販売管理プログラムをいくつも作成してきたけれども、財務会計プログラムの理解はまだまだ不十分だったようです。さらに調べてみると、
課税売上高の年商が1,000万円(平成16年度から)を超えた翌々年度から課税事業者になるということ。なぜ翌年度でないのか疑問です。とはいえ、平成17年度に課税事業者になるというのは、平成15年度に課税売上高が1,000万円を超えていたということになる。確かに、私の場合営業もしてないのだから対象にはならない。
もう少し突っ込んで調べてみる。本当に免税事業者が得なのかである。
調べてみると、初年度から課税事業者になったほうが得な場合もあるようだ。それは、「課税売上高<課税仕入高」となる場合。消費税納税額は「課税売上高 X 5% – 課税仕入高 X 5%」で計算されるので、課税仕入高のほうが課税売上高より多いと、税務署に納める消費税がマイナスということになり逆に還付対象となるようです。しかし、仕入高のほうが多いということは単純に赤字ということでは?違うのだろうか、誰か教えて下さい。2年目の免税事業者としての権利放棄を考えても得なのだろうか。
疑問がまた増えました。まだまだ勉強です。