先日の名古屋ではいくつかのみやげを買いました。名古屋城売店ではさらにおまけを・・・
今回もドニチエコきっぷを購入して、地下鉄で移動していました。観光施設では入場料を割り引きされるのでさらに得した気分でしたが、名古屋城内の売店で1000円以上購入すると、名古屋城(裏は名古屋TVタワー)を印刷したお札風メモ帳をもらいました。
金シャチ銀行の百万円札です。みやげと一緒に袋に入れて地下鉄に乗っていたら、周りの視線を感じましたが、どうもこの百万円札が気になったようです。地元民にはあまり知られていない?
今回は名古屋城クッキーと金シャチ飴を買いました。そして、正門横の売店限定と書かれていた「かやの実」で作った「殿様びな」です。このかやの実は名古屋城検定受験者にはご存知の名古屋城樹齢600年のかやの実らしいのですが、本当でしょうか?
カテゴリー: つれづれ日記
からくり人形 宗春爛漫
名古屋検定後、帰り道で大須観音に寄りました。
見ると、前回訪問時には気づかなかった珍しい時計があります。
案内板をみると時計ではないようです。からくり人形ということで、上映まで30分ありますが待つことにしました。
17時になり上演が始まりました。
夕陽の照り返しが少しきついです。まずは白牛にまたがった尾張藩7代藩主徳川宗春公が登場します。
続いて、山車とともに唐子が登場しました。なんとも賑やかですね。
そして、宗春が愛した花魁(おいらん)「春日野」が登場しました。
最後には名古屋城の大屋根で踊る!?宗春公
賑やかなうちに6分の上演はあっという間に終わりました。なかなか楽しいものでしたよ。名古屋に行ったときは探してみてくださいね!
名古屋 旧東海道の旅
地下鉄名城線の伝馬町を降りると、そこは旧東海道です。
直角に折れて熱田の海に向かう角には旧東海道の道標が残っています。
案内板とともに立っているのは1本ですが・・・
実は近くにもう1本あります。個人宅の庭先に立てられた4つに割れた道標。見ていると、偶然そのお宅の方が外出されるところで話を聞くことができました。
聞けば、この1本も現在案内板とともに立つ道標とともに熱田神宮方向から東海道に入る入口にあった道標だとか。道路舗装工事の際に上3つが、地下鉄名城線工事の際に下の1つが見つかり、捨てるものだからともらったとのことで、こうした方がいるおかげで今こうして歴史を感じることができるのです。
さて、道路に分断され、斜めに伸びる道の向かい側には、
蓬莱陣屋と書かれた行列のできるお店が・・・何の店か分かりませんが、
その駐車場に「宮の宿赤本陣跡」の案内板があります。このあたりに本陣があったそうですが、名古屋は空襲で焼けているので正確な場所は不明とのことです。ここは海を渡る前の最後の宿場となります。
さらに少し進むと、白鳥消防団詰所の前に「西浜御殿跡」の案内板があります。西浜御殿は尾張藩2代藩主徳川光友が造営したもので、初代義直が東浜御殿を造営したそうです。
門が春日井市中央公民館に残っていると書かれていますが、ちと遠いですね。
湊に面して宮の渡し公園がありました。写真に見た「時の鐘」が見えます。何度か名古屋に来ましたが、これが見たかったのですよね。
「七里の渡し」の石碑もありますが、ここから桑名までは東海道は海路となります。その距離が七里ということです。短い道中ではありますが、見どころがたくさんありますね。
石碑の奥に見えるのが「熱田宮常夜灯」で、昭和30年に復元されたものです。
伝馬周辺では、他に「徳川家康幼時幽居跡」があります。徳川家康は幼少期に今川義元の人質に送られる途中で、家臣の裏切りにあい、織田信秀の人質となりました。そのとき、熱田の豪族加藤順盛(のぶもり)の屋敷に幽閉されていたそうです。
今は個人宅ですので、特に何があるというわけではないのですが、
敷地内に小さな祠が一つ見えました。
名古屋城本丸御殿工事直前
名古屋城検定の行われた昨日、朝は名古屋城に行っていました。ちょうど明日から工事が始まるという報道がありましたが、記事を書いている今日ですね。
城内にはポスターがそこらじゅうに貼られていて盛り上がりが感じられます。
本丸入り口の門が鉄板で囲まれていたので「修理」と思ったのですが、ここは工事トラックが通るために門を守っているようです。こういうことは重要です。
本丸御殿の背に天守が見えるビューポイントには大勢の人が携帯電話で写真を撮っていました。この携帯というのが時代ですね。
鉄板が敷かれ、工事に備えられていますね。
公開は2010年の玄関部分を皮きりに、3期に分けて公開されます。
今日からは実際の工事の様子をこの中から見学することができます。すでに中に入れたので、見学してきました。
中には、本丸御殿復元に関するパネルや木曽檜の切り出しイベントの様子を見ることができます。
天守前の工事用壁にはこれまでのイベントの様子の写真が5枚飾られていました。
近くに住んでいたらぜひとも参加したいのですが、楽しそうです。
名古屋城検定のネタばれを含みつつ・・・
ももの疲労感もまだ残っている今日、まだまだ昨日の名古屋城検定の余韻を楽しんでいます。
さて、試験勉強は何も本ばかりではありませんよ!直前には本は横に置いて、市内散策もいいものですよ。最新の情報などにもアンテナを立てながら歩きました。
まずは、尾張徳川家の菩提寺である建中寺。写真の場所は境内奥に残る唯一の廟です。
「源正公廟」と呼ばれる廟の中は厳重な門に阻まれてわかりませんでしたが、
その主は尾張藩2代藩主光友公。「源正公」とは2代藩主光友公の法名です。
次は旧三の丸外に移築された東照宮。
その境内には「明倫堂趾」の碑が立ちます。
名古屋城内の西の丸展示館、今は「花鳥風月展」が開催中です。
きれいなステンドグラスに並んで、名古屋開府400年のマスコットキャラの説明が置かれていました。
はち丸・・・名古屋開府と同じ1610年生まれ。2010年仲間とともに大好きな名古屋400年をお祝いしようとあれこれ模索中。
だなも・・・美しい自然と平和、スローライフを求めて、世界中を旅する。博識者で名古屋についてなんでも知っている。
エビザベス・・・はち丸の友達の女の子。趣味は名古屋400年の歴史と文化の勉強。
かなえっち・・・はち丸と一緒に旅をしているねがいボシ。夢を叶えたいという思いを持った人にパワーを与えてくれるというステキなウワサがある。
今年の名古屋城検定中級を受けた人には何のことか分かりますよね?
名古屋城検定 第1回中級試験日になりました
またこの日がやってきました。昨年は第1回初級試験を受けましたが、今年は中級に挑戦です。去年は雨の当日でしたが、今年は真夏日です。今日は暑かった。
会場は昨年と同じく名古屋国際会議場レセプションホールです。会場に来る途中、リクルートスーツに身を包んだ女学生が結構いましたが、面接をやっていたようです。
少し早く会場に着いたら、今年もテレビが来ていてインタビューを受けている人がいました。中級試験は午後からということで皆さん早く到着していて、意気込みが違いますね。
中級の申込者は332人。受験者はその9割というところでしょうか。年齢層は・・・やはり高いようです。それに若い人も少ないです。周りの皆さんは荷物が少ないので、ほとんど地元の人ですかね。それは・・・当然のことか。こんなところまで検定受けに来る物好きな人は私だけ?
第1回初級では800人ほど合格し、第2回でも合格者が出ているでしょうから、300人余という人数は少し少ないですね。「テキスト持ち込みなし」という条件で皆さん敬遠してしまいましたか?記念すべき第1回なのに残念です。それに、自分は申し込みが2週間ほど経ってからだったですが、受験番号が比較的早い方だったのはなぜでしょう?
100分の試験時間の中で、50分を過ぎたところで退場することができましたが、解答も終わっていたので自分も退場してきました。初級同様、皆さんまだまだ頑張っていましたね。
試験問題は来年上級が控える中で、難度が妥当な問題が多かったです。昨日と今日の午前中、市内をいろいろと散策してきた成果が随所に役立ったので、解答もスムーズにできました。去年の初級のときは独り言を言っている方もチラホラいましたが、中級となるとさすがに皆さん真剣に無言で取り組んでいました。
今年は会場を出ると、公開問題5題の解答・解説が書かれた用紙をもらうことができました。その5問については全問正解でした。7割で合格できるということなので、今年もなんとか合格できそうです。結果は6月中旬に来てみないとわからないですが。
名古屋城検定のために城下を散策
明日はいよいよ名古屋城検定中級です。去年は雨に祟られましたが、今年はむしろ暑いくらいの晴天です。
名古屋駅から中村地区にやってきました。地下鉄駅から出てくると大きな鳥居が迎えてくれました。それにしても大きな鳥居です。
中村は豊臣秀吉や加藤清正の故郷として有名ですが、その中村公園には豊国神社があります。というより、豊国神社があるから公園になっているのかな?
公園に隣接して常泉寺があります。境内には秀吉の産湯跡と石像があります。
さらに隣接して妙行寺があり、ここには加藤清正が祀られています。像のポーズは名古屋能楽堂前の像と似ていますね。
中村公園内の中村図書館の2階には秀吉清正記念館があり、無料で入ることができます(太っ腹です)。中村出身といえば、時代劇などでは福島正則もそうだと思うのですが、なぜか仲間はずれですね。人気ないのかな?それとも史実は違うのでしょうか。
→後日知人より福島正則は「美和町」の出身だと聞きました。
中村公園から千草まで移動し、建中寺を目指します。行く途中に物部神社があったので寄りました。非常に由緒ある神社でした。
尾張徳川家の菩提寺である建中寺です。現在は山門前の道路を挟んで建中寺公園となっていますが、残っている伽藍もすばらしいものでした。
本堂の内部の装飾はすばらしく、特に欄間は尾張徳川家の名古屋城の本丸御殿や二ノ丸御殿に通じるものがあるのではないでしょうか?ここは無料で公開されています。
建中寺から徳川美術館に向かう途中で、近くにあった徳源寺に寄りました。ここは織田信雄の創建で、尾張藩14代慶勝により復興されました寺です。
徳川美術館には隣接して、逢左文庫と徳川園があります。次回はもう少しゆっくりと訪れたいですね。
本日の最後に、前回も訪れた末森城址を訪れました。また夕方だったので、露出が足りないのは残念でした。何度見てもここの空堀はすばらしいですね。神社境内とはいえ、もう少し城跡として整備を進めてほしいです。
たまには、単色の写真も趣深いですね。ただ、こういう写真ばかりだと良さが通じない場合も多々ありますので、少しいつも通りカラーで紹介します。
中村公園内にある豊臣秀吉誕生の碑です。意外に目立たない位置にあり、石碑の前で女の子が2人、ピクニック風にお弁当を食べていましたが、構わずに石碑の写真を撮ってきました。
こちらも中村公園内にある「ひょうたん池」ですが、天気も良かったので、岩の上でたくさんの亀が甲羅干しをしていました。外国人もめずらしそうに見ていましたよ。こういう風景どこかで見たと考えていましたが、長野の善光寺ですね。
尾張徳川家菩提寺建中寺の本堂の欄間です。この浮き出し具合もすばらしいです。フラッシュなしで撮っているので少しピンボケですが、彫刻のすばらしさは伝わるでしょうか?
徳川園の菖蒲です。鯉とのコントラストが絵になります。
最後はショーウィンドウで見つけたうさぎのぬいぐるみです。一度通り過ぎて、戻って写真を撮ってきました。あまりのかわいさに・・・
百万石菓子百工展2日目と石川近代文学館無料開放日
昨日に続いて金沢市内にやってきました。今日は石川近代文学館の無料開放日なので、ついでにまた金沢城に寄りました。
人出が昨日以上に多いようですが、昨日で要領を得たつもりなので、今日は先着プレゼントの梯子に挑戦しました。
まずは10時半からの「珠姫手まり」の配布です。大きな着ぐるみの珠姫様がかわいくないですね。
上にマリ模様の麩?が2個乗った饅頭です。
次は、スイーツ・スタジオです。今日は行松旭松堂の行松氏による「上生菓子」です。抹茶にも合う季節の和菓子を4種類作成しました。
会場からも参加して一緒に作ってみました。皆さん楽しそうでした。
おみあげは「あやめの花」をかたどった和菓子です。青色は食欲をそそらない色とされているので、紫も青色が強いよりも赤色が強い色を使用するようです。抹茶の席では「色紫」というそうです。
昨日は用紙がすぐなくなっていたスタンプラリーも用紙をゲット!
うさぎの形になるティッシュボックスが景品でした。組み立てていないので耳は後ろです。
今日の目的地である石川近代文学館に来ました。今年から試験的に始まった月2回の無料開放日です。
同館では企画展「文学に描かれた加賀藩前田家」が開催中で、地元新聞にも掲載された横山長近を救った手鏡や横山家所蔵の城絵図などが展示されています。基本は文学書籍の紹介が中心なので、自分にはあまり縁がないですね。
そこから歩いて浅野川界隈に向かいました。現在、庭園のドウダンツツジが満開になっています。
それにしても大きなドウダンツツジです。もうしばらく楽しめそうですよ。
最後に、泉鏡花記念館と徳田秋声記念館の春の企画展を見てきました。
2館では泉鏡花記念館開館10周年記念として企画展を共同開催しています。言われて初めて気付きましたが、今回のポスターやチラシは2枚で1つの絵を構成しているのですよ。右に泉鏡花、左に徳田秋声を配し、それぞれの書斎机をイメージしているようです。
白いタイヤキ
関西地区を中心に大人気だという「白いタイヤキ」。
先日たまたま呼んだ雑誌に紹介されていたのを見て、金沢初進出のその味を購入してきました。
1日限定50個の抹茶タイヤキは150円。黒あんと白あんの白いタイヤキは130円。皮にあたる部分はモチモチした食感で、人気のドーナツような感じですが、あんも今時にしてはとても甘く自分好みでした。
予約すれば赤いタイヤキも作ってくれるようで、紅白タイヤキで結婚式の引き出物としても今後人気が出そうです。冷めてもおいしいのは、雑誌の宣伝文句どおりでしたよ。
場所は金沢市笠舞本町のパレットの前、店の名前もずばり「白いタイヤキ」。おすすめです!!
百万石菓子百工展2009
毎年GW恒例行事となりました「百万石菓子百工展」が今年も3日間の予定で始まりました。
今年は昨年以上にいろいろと縮小されたみたいで寂しい限りですが・・・
五十間長屋では「加賀年中行事とお菓子」というテーマで、6種類の和菓子が出展されていました。昨年はもっと展示が多かったのですが、今年は展示物も少なく、「え?これだけ」という声があちこちで起きていましたよ。
今年はスイーツ・スタジオが出て、プロのデモンストレーションが間近で見られると聞いて、早速最前列で参加してきました。今日の午前は、小松の御朱印の半田さんによる「金花糖」づくりでした。
砂糖を水にまぜて溶かし、型に流して取り出すまでを実演しました。なぜ金花糖の中身が空洞なのかよく変わりました。この後、2日間ほど乾燥させ、着色してさらに2日間ほど乾燥させるようです。金花糖は、結婚式や雛節句の定番ですが、半田さんは女の子ばかりがひいきされるので、男の子のために端午節句の金花糖を作ったそうです。兜や鯉の金花糖はめずらしいものでした。
おみあげに梅の金花糖をいただきました。