河北門、玉泉院丸跡に引き続き、いもり堀鯉喉櫓の状況をみてきました。
ショベルカーの背後にあった石垣用戸室石は随分と数が少なくなっています。
石垣を囲む足場も東側は組み替えられ広げられていました。
裏込石がたっぷりと入れられた櫓台は、北側に盛られた高さに近いくらいに詰められていました。
南側の石垣も数段進み、隅石に限っては三段ほど積まれたでしょうか?
前から見ると、足場が邪魔で見づらいですが、下の位置からは1メートルほど積まれ、予想以上に工事は進んでいるようです。
カテゴリー: 金沢城宮守堀水掘化
金沢城 いもり堀鯉喉櫓台 石積み工事
雨模様の3連休の中日、工事は当然していませんが、今週から開始された鯉喉櫓の工事状況を見てきました。
先週はなかった鯉喉櫓前の見学所ができていました。足場正面だと少々見にくいですが、ないよりはあったほうが断然見やすいですね。
石積み工事は今週は雨の日も多かったので進んでいないと思っていましたが、見ると、番号が書かれた石が櫓台にかなりの数移動されていました。
梅雨が明ければ工事は目に見えて進むことと思います。
足場を横から写真に撮ると、垂直に組まれた足場との対比で、石積みの勾配を示した木組みの傾きがよくわかると思います。
金沢城 いもり堀鯉喉櫓台
今日は昼から天気が良くなりました。青空の下の石垣は映えますね。
足場の組まれた石垣台の後ろの土盛りは作業が終わったようです。
今日はクレーンが動いています。石垣のところで何か相談しています。
と思ったら、1個石を外して、クレーンで吊り上げました。
少し合わなかったようで、ドリルで削り始めました。
足場を内側から良く見ると、斜めに木組みがされています。高さや傾きから予想すると、石垣の勾配を示しているようです。写真ではわかりにくいので、ぜひ現場で確認してください。思ったよりも高いですね。
辰巳櫓より眺めた作業現場です。ここが一番の特等席ですね。
本格的な石積み作業は14日からということで、11月頃には櫓台が完成するようです。積み増し部分は4.8メートル、使用する石材は800個。いまから待ち遠しいです!
金沢城いもり堀
金沢城いもり堀の水堀化工事現場では、鯉喉櫓台に足場が組まれました。
いよいよ石垣が積まれるのでしょうか?楽しみですね。
金沢城 今日のいもり堀
今日は夏至、天気予報を裏切って暑い日となりました。
いもり堀の芝生を保護するためにスプリンクラーが設置されていました。
ぱっと見ると、ほとんど変わりないと思いましたが、ショベルカーの近くに土が盛られています。
横から見ると、何か木型が立てられていました。
拡大すると、「+3.0m仕上」の表示。どうやらここまで土が盛られるようです。木型自体は3メートルもないですし、どこから3メートルなのでしょうか?そこまで土が盛られても道路沿いの植え込み(写真を撮っている所)よりも低く、櫓台としては少し物足りませんが、全く盛られないよりは見栄えするでしょうから楽しみですね。
金沢城いもり堀 鯉喉櫓台
いもり堀の鯉喉櫓台の石積み作業はほとんど進捗がありません。
ここ数日は裏込石を敷き詰めていたようです。
今日は第3回河北門現場説明会の日でしたが、鯉喉櫓台の石割現場の作業様子も見せてもらえました。
普段は関係者以外立入禁止の藤右衛門丸が作業場所です。初めて入った藤右衛門丸は意外に広かった。
昭和40年代まで使われていた石割道具の数々です。
金沢城 いもり堀 鯉喉櫓台その姿を現す
いもり堀工事も今年度完成をめざして、最大の見所「鯉喉櫓台」の工事が始まりました。
数年前の発掘調査以来、埋め戻されていた石垣も姿を現し、石垣裏の栗石も見えるようになりました。
今は見える石垣下部もまた水が入れば見えなくなるのですね。
辰巳櫓前の大石垣の前に、数メートルの石垣台が現れることになります。その景観を想像すると非常に楽しみです。
櫓台に積み増される石は、本丸石垣の脇や薪の丸下に並べられていましたが、現在は整理されて積まれるのを待っています。
金沢城いもり堀 鯉喉櫓がいよいよ
金沢城いもり堀工事も、鯉喉櫓前まで来ました。ここは櫓台石垣が埋もれているので慎重を期すために最後になったようです。
もともと芝生の上に出ていた50センチほど、掘り起こされた部分が50センチほど、まだ下に2、3メートル掘り下げられる予定です。今日は、ショベルカーが大きな音を立てて、押し固められた土を掘っていました。
そして、薪の丸下に展示保管されている前回発掘の際に外された石たちが戻される日も近い!?です。
来年春までにはこの工事も完了し、金沢城に新しい魅力が加わります。
新丸ではこのいもり堀工事で出た土を使って、起伏ある広場を建造中。他に使い道がなかったのか?
金沢城いもり堀工事 GW中も着々と
金沢城のいもり堀も、かなり形になってきました。
しかし、よく見ると、底は防水加工されて味気ない雰囲気ですね。
汚濁防止用の設備もある中、崩壊しないような仕組みも必要なのでしょうが、昔の景観からは程遠いことになりそうです。城の堀というよりも、公園の池みたいな感じかな?
ゴールデンウィークとはいえ、作業は急ピッチに進められており、今日も底を固める作業と(この作業車は道路工事でよくみかけるが何という名前でしょう?)
土を盛って整地する作業が行われていました。
いもり堀の見所、鯉喉櫓跡の復元も間近か?
金沢城いもり堀工事 両面傾斜するの?
今年は暖冬です。今日も風は少し肌寒いですが、2月とは思えぬ陽気です。
金沢城のいもり堀の水堀化工事は年度末を迎えて、ようやく堀を掘り始めていました。今日は初めてその作業風景を見ることができました。パワーシャベルで土を運んでいたしたが、斜面にかけています。
どうも埋め立てた土が良質でないのか、見た目が悪いのか、表面に数十センチ良い土砂で覆っているような感じです。
もう1箇所の工事現場では、パワーシャベルで斜面を整えています。よく見ると、両側の斜面が同じ傾斜?本来の形からすると、左側は傾斜してても問題はないけど、右側は堀の途中であり、本来の傾斜は道路を挟んだ向かい側の敷地になるので、直角に落ちているのが本当だけれども、土木工事となるとそういう訳にはいかないようです。