功名が辻

NHKで現在放映されている「功名が辻」ですが、千代の生誕の地が北近江である(岐阜の郡上八幡という説もある)ということと、織田VS浅井の主戦場ということで、長浜市を中心にイベントが行なわれています。今日の姉川の戦いはあっさりした感じでしたね。山内一豊が主人公なので仕方ないでしょうが、浅井軍が織田軍を切り崩す様子などもう少し見たかったです。
大河ドラマ「功名が辻」ゆかりの地と戦国の舞台を巡る
北近江一豊・千代博覧会

一豊・千代ドラマツアー
1.若宮氏館・顕彰碑
 (千代の生家といわれる館跡と顕彰碑)
2.長野家屋敷
  (母・法秀院と一豊が隠れ住んだ屋敷跡)
3.山内一豊の母、法秀院の墓
  (山内一豊の母・法秀院が静かに眠る墓所)
4.長浜城歴史博物館
  (山内一豊が三代目城主を勤めた長浜城)
5.山内一豊屋敷跡
  (山内一豊の屋敷があったといわれる場所)
6.国友鉄砲の里
  (長篠の合戦で活躍した火縄銃の産地)
7.姉川古戦場
  (織田信長を天下に導いた姉川の古戦場)
8.小谷城跡
  (お市の方が暮らした浅井長政の居城跡)
9.木之本牛馬市跡
  (山内一豊が金十両で名馬を買った場所)
10.余呉湖畔
  (賤ヶ岳の合戦の舞台ともなった小さな湖)
プレツアー 元亀争乱小谷城スペシャル

富山城唯一の遺構里帰り

富山市教育委員会は来夏にも、現存する唯一の富山城の遺構とされる「赤祖父家表門」を、富山城址公園に移築する。
赤祖父家表門は、富山藩十代藩主前田利保が隠居後に過ごした富山城内の「千歳御殿」の正門で、御殿と本丸をつないでいた。明治初期の払い下げで富山市米田町二丁目の赤祖父家に移されたが、破損を懸念した子孫の牛晃氏が6年前、市に寄贈を申し出ていた。
富山市は2015年度末完成を目指して城址公園の整備を進めている。日本城郭協会の日本100名城からは残念ながら選出漏れとなった富山城ですが、史実に基づいて復興されるのであれば楽しみに待ちたいと思います。

日本100名城

13日、財団法人日本城郭協会は「日本100名城」を発表した。いままでの個人的趣向によらず、1.優れた文化財、2.著名な歴史の舞台、3.時代や地域の代表などという基準で、都道府県毎に5城以内で選んでいる。史実に基づいて近年復元された城郭(新発田城、大洲城など)が選ばれているのが1つの特徴である。
日本100名城(PDF)
来年4月6日(城の日)からはこれら100城をめぐるスタンプラリーも開催される予定である。期限はあるのでしょうか?全国まわるスタンプラリーってめずらしい。
日本100名城
北海道 根室半島チャシ跡群、五稜郭、松前城
青森 弘前城、根城
岩手 盛岡城
宮城 仙台城、多賀城
秋田 久保田城
山形 山形城
福島 二本松城、会津若松城、白河小峰城
茨城 水戸城
栃木 足利氏館
群馬 箕輪城、金山城
埼玉 鉢形城、川越城
千葉 佐倉城
東京 江戸城、八王子城
神奈川 小田原
新潟 新発田城、春日山城
山梨 甲府城、武田氏館
長野 松代城、上田城、小諸城、松本城、高遠城
富山 高岡城
石川 七尾城、金沢城
福井 丸岡城、一乗谷城
岐阜 岩村城、岐阜城
静岡 山中城、駿府城、掛川城
愛知 犬山城、名古屋城、岡崎城、長篠城
三重 伊賀上野城、松阪城
滋賀 小谷城、彦根城、安土城、観音寺城
京都 二条城
大阪 大坂城、千早城
兵庫 竹田城、篠山城、明石城、姫路城、赤穂城
奈良 高取城
和歌山 和歌山城
鳥取 鳥取城
島根 松江城、月山富田城、津和野城
岡山 津山城、備中松山城、鬼ノ城、岡山城
広島 福山城、郡山城、広島城
山口 岩国城、萩城
徳島 徳島城
香川 高松城、丸亀城
愛媛 今治城、松山城、湯築城、大洲城、宇和島城
高知 高知城
福岡 福岡城、大野城
佐賀 名護屋城、吉野ヶ里、佐賀城
長崎 平戸城、島原城
熊本 熊本城、人吉城
宮崎 飫肥城
鹿児島 鹿児島城
沖縄 今帰仁城、中城城、首里城

城主になってみよう

別に城を建設しようということではありません(^^ゞ
全国各地で城郭復元が計画されていますが、そのいくつかが募金形式としています。募金した人には「城主証」の送付と「城主芳名板」の掲示などがあるということで興味あります。
以下いくつかあげておきます。
熊本城 城主求む(~平成19年3月31日)
小浜城 復元募金(~平成26年3月31日)

プロジェクトX最終回

HNKのプロジェクトXが最終回を迎えました。個人的にとても好きな番組でした。6年経ってネタが切れている感がありましたが・・・
ホームページでこれまでの城郭関連放送を振り返ってみました。
第65回「姫路城・定年前の大仕事」
第174回「名古屋城再建」
の2回のみでした。意外と少ないですね。NHKスペシャルでも何回か放送されているので記憶があいまいになっていますね。
特に第65回の放送は途中で緊急のお知らせが入ったのですが、再放送もなく非常に残念な思いをしたことを憶えています。

金沢城ライトアップ 秋の陣

金沢城 金沢城
金沢城 兼六園
金沢城・兼六園のライトアップイベントの秋期間が始まりました。始めの週末はあいにくの天候ですが、多くの人が繰り出しています。ライトアップも四季の恒例イベントとなってきました。冬の雪景色、春の桜、に比べると夏の新緑、秋の紅葉はいまいち押しが少ないですね。特に金沢城周辺は紅葉樹が少ないため、建物と一緒に紅葉を収めることはできません。時期的にすでに風も冷たく、もう少し早い時期の開催でも良いように思います。兼六園は秋も良いですね。

クロニック戦国全史

この前彦根城博物館の図書館に面白い本があったので、古本で購入しました。講談社から1995年に発行された「クロニック戦国全史」という書籍です。何が面白かったかというと、戦国時代(と言っても少し広く1454年から1615年をカバーします)のその年に起きた出来事を時系列に1600本収録し、ほかに全国有力領主155家の家紋・解説付き系図、都道府県別戦国時代史、主要な戦国家法の現代語訳等を収録していることです。新品で一万五千円するので、古本でも一万円近くしますがそれだけの価値はあります。歴史に興味がある方は読み始めると止まりません。よって、私もしっかりは読んでません(^^ゞ はまって本来の仕事が進まなくなるので、しばらくは封印です。

金沢城大学公開講座

平成17年度金沢城大学の「城と庭の魅力コース」公開講座を聞いてきました。講師は石川県歴史博物館学芸専門員の長谷川氏です。NHK大河の利家とまつの頃にもいろいろなところで講演していました。
テーマは「金沢城と前田家の変遷」ということで、金沢が寺内町から城下町へ変遷した歴史。城下町の整備の様子。前田家の政治に関して、エピソードを踏まえながら面白おかしく語られた2時間でした。
テーマ内容もさることながら、その前に語られた兼六園をはじめとした大名庭園の入場者が年々減少していることに関して、今は庭の魅力や見方を知らない人が増えたことと、自宅にも庭を持つ人も減って参考に見る人も減ったことが影響しているのではないか、という提言が興味深かった。
次回は、11月20日に「歴史・文化コース」公開講座が石川県地場産業振興センターで開催されます。「石垣の匠と技」というテーマで現在の研究結果が発表されるようです。楽しみです!