石川県地場産業振興センターで開催された上記タイトルセミナーへ行ってきました。先月末にも行った「西田経営技術士事務所」の創業10周年記念セミナーで、通常3~5万円するものらしいです。今回は創業記念ということで無料です。
前回セミナーより「価格に巣くう10個の病気」と「価格決定ファイブツール」の部分に関してつっこんだ内容のセミナーでした。
価格に巣くう10個の病気 → 価格決定ファイブツール
1.経営者が値段を下げすぎる病気
→複数価格システム
2.営業マンが値段を下げすぎる病気
→科学的営業システム
3.赤字商品を長年放置してしまう病気
→赤字商品マーキングシステム
4.見積りでは儲かるハズだったのに・・・という病気
→取引条件管理システム
5.そもそも赤字商品か否かを把握していない病気
→赤字商品マーキングシステム
6.いつのまにか、だれかが勝手に価格を下げすぎる病気
→複数価格システム
7.価格を間違えてしまう病気
→複数価格システム
8.他社に仕事をとられてしまう病気
→科学的営業システム
9.新規参入が出来ない病気
→科学的営業システム
10.儲け寿命が尽きた商品を温存する病気
→儲け寿命管理システム
今回の参加目的は、自社の販売管理システムにこれらのツールをどう組み込むかを考えるヒントをいただくためだったのですが、どうもすんなりとはいかないようです。それは・・・、業種が違うんですよ。西田氏の得意業種は製造業であって、これらの話はBtoBが前提となっています。私の得意業種は卸・小売業であって、BtoB以外にもBtoCもあるのです。また、製造がない事業所もありますので、少し変形させる必要性がありそうです。
規模にもよりますが、科学的営業システムは適用しにくいです。他の4つは適用できますが、BtoCがメインだと価格チェックに関する、複数価格システムや赤字商品マーキングシステムはほぼ意味をなさず、取引条件管理システムも変更が必要です。儲け寿命管理システムは、今の小売にはそういう発想があまりないので面白そうです。
帰りにセミナーの元になっている書籍を買いました。
「粗利を2倍にする価格決定論」(PHP)
カテゴリー: フリー・スタイル日記
ロゴ作成
近日公開予定のセキュリティシステムのロゴが完成しました。
モデルは我が家の「うさ」です。手を揃えて立っているポーズです。ウサギというのは実際はヒゲがあるのですが、ヒゲを書くとネズミに見えるんですね。
これからはサイト内にもいろいろ登場する予定です。
Windows 2000はもう終わり?
Windows 2000は今年7月1日からサポートフェーズに入った。直前にロールアップ1をリリースしているが、当初予定していたSP5はついに出ることはなかった。
この事実がマイクロソフトはWindows 2000をこの先バージョンアップしないことを示しているのだそうだ。Windows 2000はWindows NT 4.0やWindows 98の乗り換えとして2000年問題当時に多くの企業に導入された。未だに現役のOSのひとつであるが、次期IE7.0はもうサポートされない。
IE6.0はWindows 98SE、Windows ME、Windows 2000、Windows XPと多くのOSをサポートしていたが、IE7.0はWindows Vistaの開発が遅れたせいで、リリース当時はWindows XP SP2とWindows Server 2003 SP1の2つのみのサポートになるようだ。RSSリーダーやタブブラウザなど目玉機能も多いだけに非常に残念である。
個人的にはXPよりは軽快な2000が好きなのだが、これも時代の流れなのか。
コラム:Windows 2000にさらばと言おう
VirtualPC for Windows
VirtualPCを今使っているノートパソコンにインストールしました。インストールはすんなりいきましたが、仕様が予想外の部分がありますね。画面サイズがホストOSのサイズ(1024X768)と同じにならないようです。よって、800X600で使うことにしました。
ホストOS:Windows XP Professional
メモリ:512MB
CPU:Celeron 1.6GHz
バーチャルOS:Windows 2000 Server
メモリ割当:192MB
操作スピードは悪くないようですが、インストールスピードはやはり倍ぐらいかかっていますね。今回は、Visual Studio .NET 2005とSQL Server 2005 CTPの評価用としてインストールしたのですが、しばらく評価してみます。
Visual Studio 2005 Quick Learning
「Visual Studio .NET with MSDN」のパッケージ購入特典(正確にはMDSN会員特典)として、iStudyで有名なシステム・テクノロジー・アイが運営するコンテンツのひとつを受講できました。テーマは「Visual Studio 2005 Quick Learning アーキテクトの役割とスキルを学ぶ編」ということで、次期Visual Studio .NET 2005(以下VSと略す)で導入されるチーム開発の一部機能の紹介です。次期VSは上位パッケージがITアーキテクト、開発者、テスト担当者用の3つになることがすでに発表されています。そこで、まだ評価のあまり進んでいないITアーキテクト部分に関して、早期に評価を始めてもらおうというのが趣旨のようです。
早速、受講してみました。すべてのパートは確認テストを含めて15分ほどで終了します。
Part1.Microsoftが目指すソフトウェア開発のあり方
Part2.モデルを中心とした開発が望まれる理由
Part3.システム開発の各段階に最適なモデリングを学ぶ
Part4.自律型システムを構築するには…(DSI)
Part5.分散アプリケーションのモデリングとは?
(AD:アプリケーションダイアグラム)
Part6.システムの配置を意識したモデリングとは?
(SD:システムダイアグラム)
Part7.開発者を意識したシステム配置環境のモデリングとは?
(LDD:論理データセンターダイアグラム)
Part8.開発チームと運用チームをつなぐ配置モデリングとは?
(DD:配置ダイアグラム)
Part9.総合学習テスト
総合学習テストはレベルが少し高かったです。各パートの確認テスト(各2~3問)がほぼ1回で満点をとれたにもかかわらず、総合学習テスト(14問)は8回もかかりました。
学習を終えた感想としては、私はほぼ一人でシステムを設計から開発、導入、運用まで行うことが多いのですが、その場合でもモデリングの有効性は非常にありそうです。ただ、対象がVSを利用するアプリケーションに特化している部分が見受けられるので、従来のAccessや他のアプリケーションが絡むシステムのモデリングにどこまで使えるのかは未知数ですが、試してみる価値はありそうです。
儲かる企業になるために
今日は、「科学的経営から導く営業システム」というセミナーを聞いてきました。講師は、株式会社西田経営技術士事務所の西田氏です。まだ営業できる体制には我が社ですが、営業に役立つ販売管理システム作成のヒントがないかどうか、と思い立ち参加してみました。収穫は十分でした。
科学的経営の実践
1.経営指標のグラフ化
2.値決めのルール化
3.在庫圧縮
4.債権回収率の向上
5.顧客クレーム処理の迅速化
6.新製品の拡販
価格に巣くう10個の病気
1.経営者が値段を下げすぎる病気
2.営業マンが値段を下げすぎる病気
3.赤字商品を長年放置してしまう病気
4.見積りでは儲かるハズだったのに・・・という病気
5.そもそも赤字商品か否かを把握していない病気
6.いつのまにか、だれかが勝手に価格を下げすぎる病気
7.価格を間違えてしまう病気
8.他社に仕事をとられてしまう病気
9.新規参入が出来ない病気
10.儲け寿命が尽きた商品を温存する病気
これらの病気を予防するツールとして、
1.複数価格システム
2.赤字商品マーキングシステム
3.科学的営業システム
4.取引条件管理システム
5.儲け寿命管理システム
来週これらのツールのもう少し詳しいセミナーに参加してきます。システム化に有効な情報もたくさんありました。大企業では当たり前のことでも中小企業では意外にされていないことが多いですね。人材面や費用面も制約もあるでしょうが、我が社の照準がはっきりとしてきたという感じです。興味ある方は、今後にご期待を!!
GroupBoradワークスペースのインストール
さて、Windows Server 2003のテスト環境で、今日はGroupBoardワークスペースをインストールしてみました。GroupBoardはサイボウズが一番有名ですが、グループウェアという種類のアプリケーションです。
「インストールしてみました」、と簡単にいうものの前提条件は、
Windows Server 2003
Active Directory
IIS 6.0
ASP.NET
SQL Server 2000
Windows SharePoint Services 2.0
という少し躊躇するような数です。
無事インストールを終えて、第一印象、見た目は結構よくできているという感じです。標準では、
・スケジュール管理
・施設管理
・行き先掲示板
・回覧板
・電話メモ
・To Doリスト
・お知らせ
・連絡先
・ディスカッション
・新着情報
・案件管理
・画像ライブラリ
・アンケート
・ドキュメントライブラリ
などが使用できます。これだけでも十分な場合も多いと思いますが、さらに「Groupboard お役立ちツール」を追加インストールすると、
・取引先リスト
・取引先関連ドキュメント管理
が使用できるようになります。取引先に関連付けて文書管理ができるのは非常に便利です。実は、この機能私がこれから開発する顧客管理システムの目玉機能のひとつだったりするんですが。
さらに、「GroupBoard お役立ちツール第2弾」を追加インストールすると、10個の新パーツを利用できるようになります。
・日めくりカレンダー
・デジタル時計
・スクロールボード
・ページ自動更新
・電卓
・郵便番号検索
・簡易メモ
・携帯メール送信
・商品カタログ
・備品管理
今回のGroupBoradワークスペースはバージョンで言うと3.0になるのですが、2.0までは無料だったのですが、使用する機会はありませんでした(実は欲しい機能があまりなかったので)。今回の3.0は有料(実売で3万円程度)になっていますが、機能としてはサイボウズに比べても遜色ないものになっています。もう一つの売りが、マイクロソフトの製品なので、Visual StudioやFrontPageなどでカスタマイズや新しい機能(Webパーツ)を作成できるということです。
「初期機能も十分だけど、拡張性もある」
実は隠れたいい製品なのかもしれません。導入費用+ライセンスを考えると、少人数の中小企業はサイボウズよりも安くなるような気がします。しばらく試用してみたいと思います。
Windows Server 2003
最近ずっと構築していたWindows Server 2003がやっと形になってきた。
今回のテスト環境は、
1.Windows Server 2003+Active Directoryによるログイン環境
2.Windows Rights Management ServicesによるOffice 2003文書のアクセス制限
3.Windows Server Update Servicesによる更新プログラム配布管理
4.GroupBoardワークスペース試用
という4つの目的で構築している。
1はServer側のセットアップは完了した。グループポリシーはかなりいろんな設定ができるようだ。とりあえずデフォルトで使用しながら、よく設定を調べてみたい。Client側はWindows 2000でのアクセスはうまくいった。ADに保存されているリソースの検索は快適である。Windows XPでも確認しようとしたが、DNSの設定がうまくいかないのか起動途中で考え中になる。
2もServer側のセットアップは完了した。Client側で利用するにはADドメインにログインしていないと使えないようだ。1をクリアしないとテストできない。
4はGroupBoardとSharePoint Portal Serverをまずインストールしないといけないようだ。関係がよく分からなかったが、一度失敗して理解できた。GroupBoardは2.0まで無料だったが、現在のワークスペース(3.0)からは有料になったようだ。
初めての設定はやはりなかなか手こずります。
アントレプレナーDo it 第5回
創業・経営改革セミナー アントレプレナーDo it第5回目です。
今回は前回引続き「独立力養成講座 2」。講師はアクティブラーニング羽根拓也氏です。
テーマは、「常識リバース」として、常に考え続けることの重要性を学びました。
今回の気づきは、自転車のエラーハブを開発した中野社長の言葉。
『追い込まれてこそ、完成するまで「考えること」をやめなかった』
平常であってもこの追い込まれた状況をいかに作れるか、ここがポイントだと思います。少々今回のセミナーの目的とはズレていますが。
マイクロソフト オンラインセミナー
マイクロソフトではイベントなどのセッション内容をストリーミングで公開しています。このオンラインセミナーで公開されている中から、セキュリティ関連のおすすめストリーミングを次にあげておきます。
・Office文書の情報漏えい対策技術(Windows Rights Management Services)
・社外秘情報が漏えい? マイクロソフトの情報漏えい防止テクノロジー IRM
・情報漏洩していませんか?情報を守る切り札 Rights Management Services概要
・ネットワーク監視技術としてのハニーポットについて