第17回は、「現役社長が語る 小さな会社の経営の勘どころ」というテーマで、東亜食品工業の代表取締役 木子吉永氏の講演でした。
A.経営でのマイナスごとは、変革へのサインだ。
B.他業界に学べ!
C.営業なくして企業なし。しかし、訪問は一考セヨ
D.ナゼ、売上高を経営のモノサシにしてはダメなのか
E.小さい会社ほど社長の「性格」で決まる
というポイントについて、社長自ら体験をもとに熱く語っていました。
カテゴリー: フリー・スタイル日記
World PC Expo
東京へ出張のついでに、東京ビッグサイトで開催されていました「World PC Expo」へ行ってきました。初めてでしたが、興味深いブースをいろいろと見学してきました。こういうときは有名な会社ブースよりはマイナーな企業ブースの方が見たこともない発想が見れたりして面白かったです。
会場には明らかに目的の違う人たちがちらほらと・・・コンパニオンがポーズを取って、パチリ!写真撮ってる輩が・・・初めて見ました。それも皆でやれば恐くない、ということか?
アントレプレナーDo it 第16回
アントレプレナーDo it 今回は、「小さな会社の宣伝・広報戦略」というテーマで、宣伝会議の田中理沙氏の講演でした。最後は、「日本の広告会社」WEB版の宣伝のようなものでしたが。
消費者の情報行動が変化しているそうです。
数年前までは、
Attention 注目される
Interest 関心をもつ
Desire 欲求をもつ
Memory 記憶に残す
Action 行動する
現在は、
Attention 注目される
Interest 関心をもつ
Search 検索する
Action 行動する
Share 意見を共有する
そういえば、私も欲しいものがあるとインターネットでまず調べますね。インターネットの登場が賢いユーザーを出現させたとよく言われていますが、同様に2チャンネルやブログなどによって大衆による口コミに誘導される危険も増加したと言えるでしょう。
アントレプレナーDo it 第15回
アントレプレナーDo it、先週一週休んで今週は「営業に役立つコミュニケーション術」というテーマで株式会社香科舎の辛淑玉(しん すご)氏の講演でした。今日の講演は再認識させられることが多く、とてもためになりました。以下要約です。
商品の魅力を伝えるには技術だけではうまくいきません。営業の成功の秘訣は、相手が何を考え、何を感じているのかを的確につかむこと。相手の感情にうまく向き合えるかどうかが重要なポイントなのです。
「話を聞くということ」の身体表現・言葉
レベル1. 体を向ける、顔を見る
レベル2. うなずく
レベル3. メモをとる
レベル4. 一言話す(相手の話の中の単語を使って)
レベル5. 要約する(つまり○○だね)
レベル6. 感情を代弁する(相手に共感する)
※レベル6に向かうほど聞いていることを相手に伝える力が強い
感情を代弁するためにやってはいけないこと
・すぐにあしらう
・尋問する
・最初から疑った言い方
・あきらめた言い方
相手にとって敵ではなく味方であることを印象づける
時代が変われば営業の仕方も変わって当然である。
×押し付け系 (この商品はお客様にお似合いです)
△権威系 (この商品は○○で金賞を受けました)
○主体的な表現 (私はこの商品のここがとても好きです)
日本人は自分を良く思われたいと思いすぎで、世界は嫌いな人とも共に暮らすという発想であるから、相手との関係性を変えるために言葉にして伝えることが大事である。相手にどう動いてほしいのか伝えたり、相手の言いたことを常に確認したりするように心掛ける。
パソコンで絵画を!ペイントツール無償ダウンロード開始
無料のペイントツールを見つけました。インストールして少し使ってみましたが、子供の頃の落書きを思い出します。興味のある方はぜひ!
以下、このソフトウェアの紹介文です。
ペイントツール「ArtRage」日本語版の無償配布を開始いたしました。英語版は、開発元のAmbient Design Ltd.(ニュージーランド)から無償で配布されています。わかりやすいユーザインターフェイスが好評で、すでに多くのユーザがパソコンでの絵画を楽しんでいます。
ArtRageは、どなたにでも簡単に絵画を楽しんでいただけるように開発されたペイントツールです。場所や費用、時間を気にすることなく、仮想のキャンバスで絵を描くことを楽しんでいただけます。
ArtRageには、リアルな絵画表現を可能にするペイントツールが用意されています。絵の具はキャンバス上で自然に混ざり合い、本物の筆で描いたような筆の跡も表現できます。油彩以外にも、クレヨン、チョーク、鉛筆、フェルトペン、消しゴムといったペイントツールが用意されています。また、写真などを読み込み、そこから自動的に色を拾いながら描けるトレーシングペーパー機能も備わっています。この機能を使えば、写真をベースに写実的な油絵を描くことも、写真をなぞって輪郭を描き、自分で好きな色を塗ることもできます。
無償ダウンロードはこちらから
⇒ http://www.e-frontier.co.jp/artrage/
TCP/IPが何かおかしい?
お客様のパソコンにソフトウェアVPNをインストールしたら、インターネットできなくなったということで状況を見に行きました。
対象:
デスクトップパソコン Windows XP Professional SP1
症状:
確かにインターネットできません。DHCPクライアントだったのですが、IPが取得できていないので、手動で入力しますが、DNS名前変換がうまくいっていません。デバイスマネージャでネットワークデバイスを削除して、再認識させますがドライバが正常に認識しません。
状況の切り分け:
1.ソフトウェアVPNのアンインストール → ×
2.ネットワークデバイスのドライバ更新 → ×
3.SP2にアップデート → ×
原因の推測:
いろいろ状況を調査すると、TCP/IPプロトコル関連に問題があるようです。IPアドレス再取得コマンドのエラーメッセージなどをもとにWebサイトを調査します。
結果:
ソフトウェアVPNのインストールによってWinsock(ソケット)のパラメータが変更されるようです。実は、このパソコンは標準のTCP/IPの他に、NetWareクライアントにもなっていたのでそこが影響したのかもしれません。
ところがここまで来て、SP2の膨大な更新ファイルのために復元ポイントが消去されてしまったことに気付きました。再インストールしかないのかと青ざめていたところ、マイクロソフトのサポートオンラインサイトで重要なヒントを得ました。TCP/IPもWinsockも削除できませんが、リセットはできるようなのです。
[文書番号 299357] Windows XPでTCP/IPをリセットする方法
[文書番号 811259] Winsock2の破損を確認して回復する方法
こんな裏技があることを初めて知りました。最後の手段でしたが、何とかインターネットも正常にできるようになり、再インストールを免れました。マイクロソフト様様です。感謝!
マイクロソフトが中小企業向けの社内セキュリティ自己診断ツールを無償提供
マイクロソフトは9月28日、中小企業が社内の情報セキュリティ体制を自己診断するためのツール「マイクロソフト セキュリティ アセスメント ツール 日本語版」を公開しました。マニュアルをダウンロードすると日付は5月になっていましたので、英語版がリリースされてから半年経ったということでしょう。
このツールは従業員が1000人未満の組織を対象に設計されています。ツールを実行し、社内のセキュリティ体制に関する質問に答えていくと(約20分~30分)、自社のセキュリティの安全度合いが点数化されてレポートされます。質問数はかなり多く、自動生成されるレポートの内容も充実しています。レポートの中でセキュリティ対策上の問題点を指摘して、どのような対策を取るべきか提案もしてくれます。回答やレポートは、マイクロソフトに送信する必要はありませんが、マイクロソフトに匿名で回答を送信すると、自社の点数を業種や企業規模が似ている他社と比較できます。
実際に試してみました。質問は専門用語や翻訳不足で分かりにくい部分もありますが、ポイントを押さえていて、これだけ対策をとればベストだなと思いましたが、物的、人的、予算的に不足している現状では非常に点数の低い結果となりました(予想通りですが・・・)。レポートを見てみると、対策に関しては一言ずつではありますが、よいアドバイスだと思いました。アドバイスどおりにいろいろと改善をしていけば、個人情報保護対策としても基礎的な部分をカバーできるのではないでしょうか。
一太郎特許裁判に思う
まだ高裁判決ですが、松下電器産業が「一太郎」を発売しているジャストシステムを特許侵害で訴えた訴訟の判決が出ました。
訴訟棄却(ジャストシステム側の勝訴)
争点
1.一太郎にあるヘルプモードなどは、特許の「アイコン」に当たるか
2.一太郎などを製造、販売することは特許侵害に当たるか
3.松下側は特許権を特許権を行使できるか
結論
1.松下側の主張を認める
2.松下側の主張を認める
3.ジャスト社側は控訴審で新たに提出した英語の刊行物により、松下の特許出願前から機能説明表示のアイコンは周知の技術だったと認定。特許には進歩性がなく、特許無効審判で無効とされるべきもので、松下は特許権を行使できない
松下側の特許侵害には当たるが、そもそも特許自体に効力なし、という判決でした。確かに、初めに提訴されたときに、今では当り前の技術について特許が成立していたことに驚いたが、判決もそういう内容になった。現状に影響されている部分もあるのだろうが、海外(おそらく現状もよく使用されるメーカーだと思われる)の資料がジャストから出てきたことが決定的だったのだろう。
先見者の特典として特許による権利保護は当然必要あるが、松下側はなぜ今のタイミングだったのだろうか?定着してしまってからだと、事後承認みたいになってしまうのは仕方ないと思うが、あと数年早ければ、結果が違っていたのではないかと思ってしまいます。
松下側はこの訴訟によって何を得たのでしょうか。訴訟には負け(現時点では)、業界にも抑止力も働かず、消費者にも不快感を与えてしまいました。
今後は消費者として松下には、役立つ特許の開発とともに、適切な執行をお願いしたい。
アントレプレナーDo it 第14回
アントレプレナーDo it、本日は「小さい会社が勝ち抜く法 ~経営にITを生かす」というテーマで、日経情報ストラテジー編集長の多田和市氏の講演でした。以下要点です。
○等身大のIT活用
・まず大事なのは経営コンセプト
・経営の目的は?課題は?
・コスト削減、業務改善、新しいビジネスの構築
・道具としてのITか、戦略を生み出すITか
○IT経営とは何か?
・経営の実態をITによって「見える化」すること
・「見える化」によって、経営トップによる意思決定スピードを早め、情報共有によって社員を底上げ
・ITは道具にとどまらず、ITそのものが仮想店舗のような売り場を作り出す
○IT経営へのアプローチ
1.自社の強みを生かした「選択と集中」
・何で勝負するのか
・どこに競争力があるのか
・顧客に何が評価されているのか
2.強さを生かせるシナリオを作る
・どんな段取りでプロジェクトを進めるのか
・自社が優位に立つための条件とは?
・競合の動きを踏まえたリスクヘッジも必要
・複数のシナリオを描く
3.調達から納品までのサプライチェーンを見直す
・ローコスト・オペレーション
・一気通貫システムが不可欠
・サプライチェーン全体における情報共有と業務の一元管理
4.顧客を起点にした発想に社員の意識を変える
・販売代行から購買代行へ
・顧客のメリットを最優先
・顧客をよく知る→「個客」化
・個客ごとに付加価値提供
5.常にビジネスモデルを見直す
・アイデアの勝負
・参入障壁は低い
・ビジネスモデル特許への対策
しかしながら、最後は「経営者の覚悟」の問題である。
有限会社を作ろう -郵便局の通帳作成-
郵便局で法人名義の通帳を作りました。城郭さんぽで、支払方法の1つとして郵便振替という選択肢も必要だろうという理由です。
銀行振込と郵便振替、手数料が格段に違います。郵便貯金は通帳限度額が1000万円には設定されていますが、小額決済用としては民業圧迫と言われても仕方ないでしょうね。振込みする人にとっては有難いですが。
通帳を作るには、登記簿謄本または印鑑証明書と、本人確認書類(免許証など)、通帳用印鑑が必要ですと言われたので、法務局でわざわざ印鑑証明書をとってきたのに、原本をコピーしただけでした。初めから言ってくれ、持っていたのに!という感じでした。
なぜ登記簿謄本ではなく、印鑑証明書なのか?
・・・それは、登記簿謄本は発行料1000円、印鑑証明書は発行料500円だからです。