金沢城大学 歴史・文化コース

兼六園広坂休憩館 金沢城大学
いしかわ県民大学校の教養講座となっている『平成18年度 城と庭の探究講座「金沢城大学」』の歴史・文化コースが始まりました。9月初めに募集があり、当選はがきが届きました。2月まで10回の内容ですが、平日昼の開催とあって年配の方が大半でした。今回4年目の開催とあって、顔見知りの方も多いようです。今年は金沢城の歴史を5回から3回に減らしたようですが、どんな話が聞けるのか楽しみです。
歴史・文化コース
1.初期の金沢城と草創期の藩政
2.江戸中期の藩政と金沢城
3.宝暦・文化の大火と城の再建
4.兼六園史の新しい見方
5.二ノ丸御殿の魅力
6.辰巳櫓と三階櫓
7.戸室石切丁場と石引道
8.石垣整備調査研究会(公開講座)
9.加賀藩の時刻制度と時鐘
10.金沢城発掘最前線
p.s.後日談ですが、当初申し込みは143名あり、うち70名が当選したようです。抽選方法はわかりませんが、2分の1の確率に当たったわけですね。

珠洲市 黒峰城址の山道整備

珠洲市の観光ボランティアガイド「きらり珠洲」のメンバーは9日、同市の宝立山にある黒峰城跡に至る山道の整備に汗を流した。同城跡は、外浦の町野側から内浦の宝立、上戸に至る交通の要衝にあったが、倒木や笹の繁茂で、古道が埋もれた格好になっていた。黒峰城跡は、宝立三山のうち黒峰山頂にあり、阿部判官義宗が城主だったとされる。中世の山城の特徴を残し、これまでの調査で、主郭はじめ土塁、堀などを備えていたことが分かっている。(北國新聞 2006年10月11日付記事)

白山鳥越 二曲城の出丸跡出土

白山麓の一向一揆の最後の砦として鳥越城跡とともに国史跡に指定されている白山市上出合の山城・二曲城跡から6日までに、山頂の本丸と戦略的に連携する出丸の遺構が出土した。二曲城については絵図や古絵図など確たる史料がないだけに、一向一揆の解明に光明をともす貴重な史料として注目される。県埋蔵文化財センターと白山市教育委員会によると、標高260メートルの山頂から約30メートル下った中腹の平坦地に約180平方メートルの出丸跡が出土した。約20-30センチの掘立柱跡の穴25個が見つかり、柱穴の位置から、縦6.6メートル、横9.9メートルの館が3棟建っていたことが分かった。(北國新聞 2006年10月7日付記事)

金沢城 宮守堀の護岸

金沢城公園の宮守堀段階復元を視野に、石川県が先月中旬から始めた広坂緑地横の市道発掘調査で、4日までに、堀の一部が見つかった。護岸は堀の傾斜が始まる辺りの上部で、江戸後期の絵図通りの位置から見つかった。県は復元する際の設計で、確認された護岸の傾斜などを参考にしていく方針だ。
宮守堀の護岸は、北側のいもり堀園地では、鯉喉櫓(りこうやぐら)台の発掘で深さ10メートル弱の底部まで確認されているが、南側の県庁跡地付近で、実際に確認されたのは初めてとなる。今回の護岸の位置から推測した堀の幅は約40メートルで、絵図に記されている23間2尺とほぼ一致した。(北國新聞 2006年10月5日付記事)

スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ

仕事で寝る時間も惜しんでいたため、しばらくの間ブログをお休みしていました。もう少し余裕が出たらさかのぼって少し記事を追加しましょう。
今日はファーストデー、映画1000円の日です。昨日から始まった「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」を見てきました。テレビシリーズの時はまさにリアルタイムで楽しんでいました。
1代目 斉藤由貴
2代目 南野陽子
3代目 浅香唯
そして今回は4代目松浦亜弥ですが、なんと1代目斉藤由貴の娘役として登場しています。斉藤由貴も特別出演しています。いままでのハロプロ出演映画はどうかなという出来でしたが、今回のはなかなか面白かったです。しかし、2日目にしてパンフレットが売り切れとは、昨日は見た人がみんな買っていったのでしょうか?
予断ですが、ユナイテッド・シネマではついにメンズデーと称して月曜日男性1000円始まるようです。

前田家墓所調査 堀の深さ現在の2倍

金沢市が国史跡指定へ向けて取り組む前田家墓所の発掘調査で、初代藩主利家の兄・利久の墓の前にある堀が、現在の深さの2倍に当たる約3メートルの深さを持つ大規模なものだったことが分かった。利久墓の前の堀は現在、幅約6.5メートル、深さ約1.5メートル。発掘調査の結果、現在は土砂の堆積で浅くなっており、築造当初は深さは3メートルあったことが確認された。(北國新聞 2006年9月14日付記事)

富山城石垣 地元産巨石で再整備

富山城の石垣が、築城時と同じ早月川の河原敷で採取された花崗岩を利用して再整備されることになった。富山市埋蔵文化財センターは当初、県内では石垣に用いる巨石が採取できず、県外産や中国産の石を使わざるをえないとみていたが、早月川で土石を採取している協同組合の協力を得て、早月川の巨石を利用できることになった。同センターでは形だけでなく、色や風合いも築城時の石垣を復元できるとしている。再整備は9月末から10月中に完了する見込みである。(北國新聞 2006年9月10日付記事)

初めての株券

株券
今年4月14日上場廃止となった「ライブドアマーケティング」の株券が届きました。初めての株券です。
最初の印象は、
「意外に小さいな・・・」
長3封筒に折らずに入る大きさです。自分のは一株券なので、大きな単位はもっと大きいのかもしれません。現在、上場株式は証券保管振替機構に預託するようになっているので、実際の株券を見たこともない株主は多いことでしょう。
さて、ライブドアマーケティングは社名からライブドアをなくすように、9月1日に「株式会社メディアイノベーション」に社名変更しましたが、株券の社名は継続のようです。年内に名義書換手続きが必要ということで、手続きの手間を考えると確かに流動性はないですね。
しかし、ライブドアの株券はいつ届くのか?圧倒的な株主数を考慮すると年内に届くのでしょうか?

前田家墓所 全容解明へ発掘開始

金沢市は4日、加賀藩歴代藩主の墓がある同市野田山の前田家墓所で、国史跡指定に向けた発掘調査を開始した。同墓所で学術的な発掘が行われるのは初めて。墓の周囲にめぐらされた堀や墓道などを調べ、謎が多く残る墓所の全容解明につなげる。
金沢市は前田家墓所と前田利長墓所(高岡市)の2008年度の一体的国史跡指定を目指し、高岡市と連携して取り組んでおり、発掘調査は大きな一歩となる。(北國新聞 2006年9月5日付記事)

金沢城河北門二ノ門 50分の1縮尺図見つかる

金沢城河北門を描いた絵図が金沢市内の会社役員宅から見つかり、石川県教育委員会金沢城研究調査室が鑑定した結果、河北門の中心をなす「二ノ門」を50分の1の縮尺で記録した立面図であることが分かった。これまで確認されている150分の1以下の河北門絵図では、石垣の高さや門の幅などは推測の域を出なかったが、この立面図に記載された寸法から正確な規模が特定できることになった。県は来年度から着手する河北門整備に絵図を採用し、より忠実な復元を目指す。(北國新聞 2006年9月3日付記事)