金沢城太鼓塀 保存修理現地説明会

金沢城太鼓塀 保存修理現地説明会
金沢城太鼓塀 保存修理現地説明会
8月25日土曜日に現在修理中の金沢城太鼓塀の保存修理現地説明会が開催されました。
太鼓塀は金沢城の象徴である石川門の南北に残っています。北陸新幹線開通までに痛みのひどい漆喰を修復するとともに、控柱を本来の形式に復元するのが目的です。現在の控柱は陸軍が駐屯しているときにコンクリート製の味気ないものになりましたが、今回の解体で塀の貫穴と地中の柱穴が確認できたので、今回の一般向け現地説明会となりました。
当日は謙信公祭のため上越市に行っていたため、家族に資料をもらいに参加してもらいました。大勢の市民が参加していたようです。

辰巳用水と並行の謎の水路

金沢市埋蔵文化財センターは24日までに、金沢市上辰巳町で、辰巳用水の隧道(トンネル)と並行して走る水路の一部を発見した。これまで絵図や文献では存在が分からなかった「謎の水路」で、専門家からは、辰巳用水の隧道が崩れた際に緊急的に水を通した「バイパス」の可能性があるとの見方も出ているが、現時点でははっきりしない。辰巳用水の知られざる歴史を示す発見の可能性もあり、市埋蔵文化財センターは全容解明を急ぐ。
辰巳用水は犀川上流で取水し、小立野台地を通過して分水しながら兼六園など城下町を潤す全長10キロの用水。寛永大火をきっかけに三代藩主前田利家が、小松の町人板屋兵四郎に命じて築城したとされる。(北國新聞2007年8月25日付記事)

ガクト見参! 上越謙信公祭

今年はNHK大河の影響もありますが、春に甲府市で信玄公祭を見て、本日は上越市で謙信公祭を見に行きました。甲府市は朝出発して、というわけにはいきませんでしたが、上越市は朝5時に出発しました。高速の途中で雲の合間から朝日が迎えてくれました。

上越インターから降りてリージョンセンター駐車場に停めました。ここからどうしようかと思いましたが、バスもないようなので、結局歩くことにしました。春日山駅を通り、ガクトの行列が通る山ろく線を横切ると、まだ朝の8時前だというのに、すでに待っている人が・・・・ご苦労なことです。
朝のイベントが行なわれる春日山神社へは8時過ぎに着きましたが、通る道をミスして、最初のイベントのみこし巡行には会えませんでした。それでも、9時に行なわれる本丸の狼煙上げの火を、春日山神社でもらうところを間近で見ることができました。
狼煙上げの火をもらう様子
火をもらう瞬間を見ていたのは関係者(謙信流陣太鼓の方々)と私だけという寂しい状況でしたが、ここから本丸まで火をもって走っていきました。一緒に走ってもいいですよ、と関係者に勧められましたが、このあとのこともあり、ちょっと早起きで気分が悪かったこともあり、ついていくのはやめました。
狼煙上げの火をもって春日山神社を走り去る様子
しばらくすると、本丸から狼煙が上がりました。天候も良く見やすいかと思っていたのですが、風がほとんどなかったこともあり、煙が大きくならなくて肉眼では上がっていることは分かりましたが、写真では煙なのか雲なのかよくわかりません。
春日山城本丸からあがる狼煙
10時になると春日山神社の境内で謙信流陣太鼓が4曲披露されました。朝から居た私は特等席で見ることができ、迫力ある演奏を堪能しました。狼煙上げで走った女性3名もいましたが、このあと、14時半の林泉寺の出陣報告、18時に春日山城史跡広場での演技と暑い中ご苦労様でした。
謙信流陣太鼓の演奏
謙信流陣太鼓の演奏
謙信流陣太鼓の演奏
11時からは同じ境内で地元一義会による武禘式が行なわれました。武禘式とは、川中島に出陣する際に上杉謙信軍が行なった出陣儀式です。
武禘式
昼に昼食を食べようと思いましたが、お食事処は一杯であきらめました。コンビニでおにぎり買っておけば良かった・・・。そこで上越埋蔵物文化センターで開催中のイベントを見て、林泉寺に向かいました。ここでは14時半から行列に先駆けて出陣報告の儀式が行なわれます。
山門入口で待っていると自衛隊のトラックが・・・何かと思っていたら行列の参加者が乗っていました。
林泉寺 出陣報告
謙信流陣太鼓に迎えられて、行列は山門より住職を先頭に本堂へ向かいます。
林泉寺 出陣報告
林泉寺 出陣報告
林泉寺 出陣報告
出陣報告をそこそこにまた春日山神社に戻り、米沢藩稲富流砲術隊の砲術演舞と戦勝祈願の「謙信公」の塩献上の儀式を見ました。儀式の途中でさすがに空腹で気分が悪くなったので遅い昼食を食べました。
昼食後、出陣行列の出発を待っていると、先程林泉寺で出陣報告をしていた武者が下から登ってきました。最後の坂は送ってもらえなかったようですが、暑い中甲冑のまま歩いてきて、ご苦労様です。
出陣行列開始前
16時ちょうどに警備に先導され、出陣行列が始まりました。上杉軍、武田軍の順で進み、最後に先程砲術演舞をした米沢藩稲富流砲術隊がテンポのよい太鼓を鳴らしながら行進します。中には、休憩でお世話になったお食事処のおばさんに手を振りながら進む隊もいます。
春日山神社 出陣行列
春日山神社 出陣行列
春日山神社 出陣行列
行列がすべて通り過ぎたら、今度は後ろから順に抜いてガクトが行進する山ろく線まで急ぎました。山ろく線に着くと沿道はガクトを待つ人で埋め尽くされています。地元の人は「こんな人だかり見たことない」とあっけにとられていました。
ガクト出陣行列
時間になってもなかなか始まらなかったのでやはりガクト待ちが発生したようですが、ガクトが登場すると沿道の声援も最高潮に達しました。ガクトは途中で演技などを交えながら、自らの新曲をバックミュージックに行進しました。さすがにカッコよかったですが、時代行列にポップミュージックが流れるというアンマッチは賛否両論を呼びそうです。
上杉軍、武田軍の順だったので、上杉軍の最後に位置したガクトが過ぎるとともに沿道の人も半数は移動を開始、武田軍が通るころにはいつもの?様子でした。武田軍や砲術隊には沿道から温かい拍手が送られました。
ガクト出陣行列
行列が終わると人だかりは春日山城史跡広場で移動を始めます。最後にここで第4回川中島合戦の様子が再現されます。
しかしながら、ここでもガクト待ちがありました。砲術演舞の後、何が始まるでもない時間が過ぎましたが、ガクトの曲が流れ、白馬に乗ってガクトが登場すると客席は最高潮に、何度も前を馬で疾走し、最後はセリフをカッコよくきめて走り去りました。
春日山城史跡広場
ガクトの退場とともに、ガクト目当ての女性たちは退場。会場を埋め尽くした客の半分はここで帰りました。ガクト恐るべし!!来年の観客は約半分ということか?ガクト待ちで遅れた中、川中島決戦の再現が行なわれました。遅くなったので、通常の観客のなかにも帰る人がちらほらと・・・
春に山梨県の笛吹市で行なわれた川中島合戦絵巻を見ましたが、昼に行なわれたそちらと比べると、夜に行なわれるこちらは雰囲気も違います。武田軍と上杉軍から見た視点の違いもありますが、演技のシナリオは笛吹市のほうが史実に近いようです。上越市のものは、女武者や忍者のチャンバラシーンがあり見ていて楽しい部分や、夜を活かして武田別働隊の登場は火による演出を伴うなどチャンバラ劇としては愉快な演出が目白押しです。謙信と信玄の一騎打ちシーンなどは互いに馬に乗って謙信が追っかけていました。川中島合戦だと思ってみていると不思議な感じです。
川中島合戦再現
合戦再現は2時間近くありましたので、終わったのは9時過ぎでした。帰りはリージョンプラザまでバスで帰り、近くで夜食をとって帰途に着きました。総延長で10キロ以上歩いたので疲れましたが、それより川中島合戦再現のときに座っていた椅子が小さかったのでおしりが痛いです。

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透明な電子回路でガラスが変わる

「窓ガラスが太陽電池や壁照明に」
一見すると普通のオフィスの窓ガラス。ところが紫外線で発電する太陽電池や赤外線反射機能、そして発光機能などを備えている。昼は太陽電池で発電しながら赤外線を反射、ただし冬は赤外線を透過して省エネルギーを図る。夜は液晶シャッターで外に明かりが漏れないようにした壁照明、と状況に応じた使い分けができる。
「自動車のフロント・ガラスに情報を表示」
フロント・ガラスに各種運転支援情報を表示するいわゆる「ヘッドアップ・ディスプレイ」。半透明のシートにプロジェクターで文字などを投影する技術は既にあるが、透明回路を使えば自然光で、見やすい表示が可能になる。
「眼鏡のレンズがそのままディスプレイに」
身近な眼鏡も、普段は透明なレンズが必要な時にディスプレイになる。プレゼンテーションをするときのプロンプター(スピーチやニュース放送などで使用される原稿表示装置)などに使えるようになるかもしれない。
これらの例は、日経エレクトロニクス2007年8月27日号で紹介されている「透明回路」の利用例です。世の中にはすごい技術を開発する人がいるものです。この技術はあと数年で実用化が開始される見込みという。生活はますます便利になるでしょうが、災害対応能力は落ちる一方ですね。

北陸の一向一揆城郭 -絵図を中心として-

鳥越一向一揆歴史館
石川県白山市の鳥越一向一揆歴史館の夏季企画展「北陸の一向一揆城郭 -絵図を中心として-」を見てきました。今回は城郭絵図を中心に展示していたので長く見入ってしまいました。
穴水城、末森城、津幡鳥越城、松根城、朝日山城、富樫館、松任城、安吉城、鷹巣城、鞍ヶ岳城、今江城、大聖寺城、剱城と多くの城絵図が展示されていましたが、多くは石川県立歴史博物館森田文庫、金沢市玉川図書館加越能文庫からの出典でした。能登国・加賀国絵図もあり、現在の地名と照らし合わせながら見ていました。

マイクロソフト WindowsXPの提供中止へ

マイクロソフトは8月22日、Windows XPのパソコン・メーカーへの出荷を、2008年1月31日に終了すると発表した。メーカーのWindows XPプリインストール・パソコンの生産も同日で終了する。08年2月1日以降、Windows XPをプリインストールしたパソコンを買えるかどうかはメーカーの在庫次第になる。
今回の出荷終了は、マイクロソフトが定めている「製品ライフサイクルガイドライン」に沿ったもの。最新版であるWindows Vistaの一般向け発売が始まったのが2007年1月30日。同ガイドラインに沿って、ここから1年が経過した2008年1月31日に、前バージョンであるWindows XPのパソコン・メーカー向けライセンス(正規OEMライセンス)の出荷を終了する。
08年2月以降、企業がWindows XPを確実に購入する方法は、Windows Vistaのライセンスを購入して、旧バージョンを使用する権利である「ダウングレード権」を行使することだ。具体的には、2通りの方法がある。 1つは企業向けの一括購入形態である「ボリュームライセンス」で、Windows Vista Business/同 Enterpriseを購入すること。もう1つは、Vista Business/Ultimateをプリインストールしたパソコンを購入することだ。いずれの場合も、Windows XP Professionalなど、複数の旧バージョンを利用できる。
ライセンス提供終了後もマイクロソフトは、Windows XP全エディションに対して、2009年4月までメインストリームサポート、2014年4月まで延長サポートを、それぞれ提供する。
Office2003に続き、WindowsXPの提供終了で、店頭のみならずBTOでも、WindowsXP&Office2007の組み合わせしか購入できなくなる。その日まで半年を切った。それでもビジネス用途でVista切り替えが進むかどうか、現在のアプリケーションや周辺機器のVista対応が遅れているなかでは、マイクロソフトの対応に不満が大きくなる可能性も否めまい。

うさ元気です!!

うさぎのうさ
うさの最近のお気に入りの散歩コース(といっても室内)のひとつがこの椅子の上での方向転換と休憩。右左、右左と方向転換を楽しんでから、疲れた頃に我が物顔で中央にうずくまる。
椅子は床と同じでひんやりしているけど、床みたいに滑らない。肉球のないうさぎにはこっちのほうが狭いけど快適なのか?
うさぎのうさ

金沢城 いもり堀解明へ 南側で発掘調査

金沢城公園の宮守(いもり)堀の水堀化に向け、石川県は27日から、金沢市中央消防署広坂出張所跡地で埋蔵文化財調査に着手する。出張所跡地は堀の南側にあたる。南側は昨年度の調査で部分的に位置を確認した程度で、石川県は今回の調査で堀の全体像解明を目指す。
宮守堀はこれまでの調査で北側の位置や形状、規模などが判明しているが、南側は不明な点が多い。
昨年度の調査では、市道広坂長町線の県庁跡地側の歩道周辺を2カ所掘削し、堀の幅が約40メートルだったことを確認している。今回の調査は、7月に広坂出張所が移転したことを受け、出張所跡地を幅約4メートル、延長約12メートルの範囲で約3メートル掘り下げ、遺構の有無を見極める。
宮守堀は今年度から実施設計に取り掛かる。埋蔵文化財調査は1ヶ月程度を予定しており、県は堀の遺構を確認した上で、11月に開く予定の河北門等復元整備専門委員会で水堀化に向けた工法や整備範囲の検討に入る。(北國新聞2007年8月17日付記事)

Movable Type 4.0にアップグレードするが・・・

蒸し暑い日が続く中、多少無理が祟ったのか、今朝は夏風邪にやられて無性にだるい。お盆ということで近所の医院は休みなので、少し大きな病院に行き、薬をもらってきた。
夕方には薬のおかげでなんとか平常を保てる体調になったので、Movable Typeのアップグレードをやってみた。念のため、バックアップしてアップグレードを開始するが、すんなりと終了する。
管理画面は大きく変わっているが、表示はスタイルシートはそのままなので変わりがないように見える。管理画面をいろいろと眺めていると、便利になったところも多い。
このままいけるかなと、記事を書いてみたが、一箇所動作がおかしい。それは、新規ブログ記事を書くところで、画像をアップロードする際に、自動的に縮小画像を作るというもの。サムネイルを作成する設定が、以前は幅と高さがあったのが、幅しかない。これは仕様かもしれないが、そもそもチェックできない。システム設定を見ると、ここに使用するImageMagicというプログラムはインストールされていると認識されている。
Windowsサーバーということもあるだろうが、ここは使用できないと不便だ。折角のアップグレードだが、バージョンアップするまで待つとして元に戻すことにした。

日本100名城スタンプラリー 安土城

安土城考古博物館の記念シンポジウムに参加するついでに、信長の館にて安土城のスタンプをゲットしました。何度見ても安土城のレプリカはまばゆいです。天守に住んでいたといわれる信長ですが、こんな装飾で落ち着いていられたものでしょうか。
信長の館
安土城のスタンプの図柄は背景に大手門から続く大手道を配し、左前に安土城址の石碑を描いています。知らない人ならこんな場所があるのかと思うでしょうが、2箇所を合体させた図柄であり、ちょっと混乱させる危険がありますね。確かに大手道だけなら味気なかったのでしょうが・・・
スタンプ 安土城