先日の予告どおり本日の午後3時にホームページで合格発表がありました。
上級 2名
中級 110名
初級 401名
の合格番号が発表になり、みごと合格しました!今日は発表のみでバッチなどの送付はありませんでしたが、後日届くのが楽しみです。
中級や初級の合格率は、傾向がわかってきたこともあり年々上がっていますが、上級は昨年に続き2名の合格者しかおらず、やはり難関です。
晴れて来年は中級に挑戦します!!
投稿者: Tadashi
富山博物館めぐり
今日は薄曇りの天候のなか、隣県富山に博物館めぐりに来ました。
まず、砺波市のチューリップ公園の一角にある砺波市郷土資料館です。
ここには旧砺波市の歴史を中心に展示がありました。もと銀行本店の建物は立派でした。目的は増山城に関係する資料があれば購入したかったのですが、残念ながらありませんでした。昨年まで発掘調査は第7次まで行なわれ、今年度末に合本の報告書が作成されるそうです。
そこから移動して富山市の富山城址公園に行きました。昨年模擬天守の郷土博物館は改修工事が終わり今でも外壁はきれいです。
現在、特別展「再現 千歳御殿」を開催中です。千歳御殿とは殿様の隠居所なのですが、現在そこの門が移築されていて、記念特別展ということです。常設展も最近の発掘調査を踏まれてリニューアルされていました。
肝心の千歳御門ですが、本来の場所はすでに繁華街として開発されてしまっているので、城址公園の入口に移築されます。今年度末の完成で、春からはお目見えしそうです。かなり大きな薬師門で富山城唯一の建物遺構として今後愛されることになるでしょう。
春にはちょうど次の企画展「物語の中の佐々成政」が開催されているのでまた訪れることにしましょう。
西山古墳群 信長軍の山城跡か
石川県能美市高座町の西山古墳群でこれまで、古墳と推定されていた南尾根の四、五号墳が戦国時代末期(十六世紀後半)とみられる山城の土塁の一部だったことが15日までの能美市教育委員会の詳細分布調査で分かった。
市教育委員会によると、山城は織田信長軍が1577(天正五)年に手取川で上杉謙信と対峙した際か、1575(天正三)年以降に和田山城の一向一揆を攻めるために築いた陣城跡の可能性もあるという。
西山古墳群は標高約36メートルの丘陵上に、15基以上の古墳が分布すると推定される。1964年から1967年にかけて行われた緊急調査で、弥生墳丘墓など計7基で構成される能美古墳群の一部として確認されたが、その後は本格的に調査されていなかった。そのため市教育委員会は、今年度から三年計画で西山古墳群の詳細分布調査に乗り出し、初年度は古墳が良好に残っていると推定された南屋根を調査した。
この結果、南屋根から古墳は見つからず、戦国時代の曲輪や土塁、切岸の防御機能を備えた山城跡とみられる遺構が見つかった。市教育委員会によると、全長約20メートル、高さ約1.5メートルの土塁の盛土がこれまで古墳のように見えていたらしい。(北國新聞2007年12月16日付記事)
第五回 全国城跡等石垣シンポジウム
今年金沢市で開催された「第四回 全国城跡等石垣シンポジウム」ですが、文化財関係者だけではなく、一般市民も参加できました。
来年1月の17日と18日に開催される「第五回 全国城跡等石垣シンポジウム」は熊本市で行なわれ、熊本城築城400年祭にあわせて一般市民も参加可能ということで、内容を時々チェックしていたのですが、今日見てみたら、ガーーーーン!!!
なんと参加自由ではなく、抽選で100名のみということではないですか。それも今月13日までに往復はがき必着とは・・・ 全く遠方の一般市民を受け入れる気がないですね。一体いつから募集していたのでしょうか?
折角真冬の九州遠征を考えていたのですが、辞めました。春になったらいくことにしましょう。今は天守の鯱も工事中で見られないということなので。なんで400年祭の真っ只中に修理するのかな?
金沢城鶴丸倉庫 武具保管が用途
金沢城公園内に現存する土蔵「鶴丸倉庫」が現在の規模となったのは江戸後期の1848(嘉永元)年で、倉庫の主な用途は武具保管だったことが、石川県金沢城調査研究所の調査で分かった。改築工事が完成した嘉永元年はペリー来航の五年前で、長い海岸線を持つ加賀藩でも異国船への警戒を強めた時期とみられ、研究所は「対外的緊張が倉庫改築と関連する可能性が大きい」とみている。鶴丸倉庫での新たな所見は、県が目指す国重要文化財指定に弾みとなりそうだ。
鶴丸倉庫は金沢城の絵図から、江戸後期の1845(弘化二)年から50(嘉永三)年の間に現行の大きさに改築されたことが判明していたが、今年度の研究所の調査で、金沢市玉川図書館近世史料館所蔵の加越能文庫から、工期や大工、用途を特定できる文献が確認できた。文献は、藩に召し抱えられていた大工の山本勝左衛門が1870(明治三)年に同家の由来などを記した「先祖由緒並一類附帳」。鶴丸倉庫の改築を担当したことや、弘化四年二月に着工、翌年の嘉永元年正月(一月)に落成したことが記録されている。(北國新聞2007年12月15日付記事)
来年の百万石行列の配役は・・・
来年の金沢百万石まつりのメインイベント、百万石行列の配役が発表されました。
利家役は・・・ 山下真司さん
まつ役は・・・ 石野真子さん
まつ役は従来金沢市内の2箇所のデパートから交代で選抜されていましたが、過去1回だけNHK大河「利家とまつ」の放映年に斉藤慶子さんが演じました。大河ブームにも乗ってその年は大盛況でしたが、その盛り上がり再来を期して来年より恒久的に女優の起用が決まりました。
記念すべき1回目の来年は石川県ゆかりの女優が選ばれると思っていましたが、暑い最中にただ座って愛想を振りまくだけの仕事は人気ないのかもしれませんね。
年末年始にゆっくりと城郭ペーパークラフトはいかが?
Canonのフリーで公開されているペーパークラフトに「熊本城」が追加されました。なかなかに立派な造形です。PDFをダウンロードして厚めの紙に印刷すれば、市販品にも劣らない作品ができそうです。
城郭としては、先の「姫路城」「大阪城」に続き、3城目となりますが、次回はぜひ安土城を!!と願うのは私だけではないでしょう。
年末のこの時期に公開されたのは、Canonの年末年始の家族団欒の話のネタに、という配慮でしょう。印刷すれば何個でも作れますから、ゆっくりと挑戦してみてはいかが?
Canon ペーパークラフト 建物編
金沢城大学 よみがえる金沢城5
本日、金沢城大学のテキスト「よみがえる金沢城」を使用した最終講義でした。講師は金沢城調査研究所の加藤克郎氏です。加藤氏は発掘調査担当です。
幕末の加賀藩の状況を、当時の事件と絡めながら説明を受け、異国船への備えという目的において、先日金沢市指定文化財となった鶴丸倉庫などの武器庫が建築されたのであろうということでした。名の由来となっている「鶴の丸」は、現在鶴丸倉庫が建つ本丸付段の1段下であり、なぜ鶴丸と名付けられたのか不明ということですが、土蔵は他に、大阪城、二条城、高知城、宇和島城など全国的にも数が少なく貴重であるということです。
現在の金沢城に関係する発掘調査の成果から、玉泉院丸の修理中の石垣は記録がないが、根石まで近代に積み直されていることが判明したり、土清水塩硝蔵跡では土蔵の基礎や土蔵を囲む堀の跡が見つかったと聞きました。
うさ体調崩す
数日前にケージ中に軟便をしてから、あまり食欲もなく元気がなかったが、ようやく体調が戻ってきたようだ。それでも以前ほど食べていないのが心配・・・
はやく元気になってね!掃除も大変だから・・・
金沢検定の合格発表は20日
地元誌、北國新聞で合格発表日と合格バッジのデザインが紹介された。発表日は1週間後の20日、昨年は8日だったから合格バッジの配布の分だけ遅れたのだろうか。
合格者に贈られるバッジのデザインは、合格認定証カードと同じ絵柄が中央に配される。初級は前田家家紋の「剣梅鉢紋」、中級は兼六園の「ことじ灯籠」、上級は前田家の「鯰兜」である。周囲に「KANAZAWA KENTEI」と刻印され、一見合格バッチには見えないデザインであるがシンプルで良いかもしれない。
色は、上級が「金」、中級が「銀」、初級が「銅」を基調とし、過去2回を含めた合格者全員に贈られるという。ぜひすべて揃えてみたい。