日本100名城と篤姫を訪ねる旅 in 豊後竹田

17時前に岡城に到着。まだ間に合うのか心配しながら券売所に直行すると・・・何とか滑り込みセーフでした。聞けば17時までに入場券を購入すれば、あとはエンドレスだということです。岡城の入場券は巻物のようになっていてすばらしいです。これだけでも価値がある!?
岡城
時期的なものと、雨の影響もあってすでに薄暗くなってきているので急いで本丸を目指します。しかし、やはり写真はかなり厳しく半分はピンボケしてしまいました。
岡城
岡城
岡城
しかし、岡城の石垣の数々はすばらしいですね。眼下やまわりの山々の景色も良いです。今日は雨の影響で雲海ができていて、雰囲気も抜群です。
岡城
岡城
岡城
岡城
岡城
岡城
岡城
本丸から戻ってくると辺りはすっかり真っ暗でした。おみあげ店も閉まっていたので、何が売っていたのか気になります。
岡城
駐車場から少し下りた場所に岡城唯一の復元建造物である門が建てられていましたが、暗すぎて全体写真が撮れなかったのがこれまた残念です。
岡城
城跡から眺めていたときは雰囲気のある雲海でしたが、この後大分市へ向かう途中、視界ゼロの霧の中を運転する羽目になってしまい、しかも国道なのにすれ違いできない一車線道路に迷い込んでしまい、到着したころにはクタクタでした。

日本100名城と篤姫を訪ねる旅 in 飫肥

道中非常な大雨に降られた場所もありましたが、飫肥に入ると運よく小雨になりました。
飫肥城下町
飫肥城は城域の一部が学校などになっていますが、比較的良好にその遺構は残っていました。見どころはやはり石垣ですね。
飫肥城
飫肥城
飫肥城
陣屋風の歴史資料館では飫肥城の歴史を学ぶことができます。
飫肥城
飫肥城
歴史資料館のある新本丸を奥に進んで階段を上ると、旧本丸とされる郭が残っています。階段途中には門の礎石が残っています。
飫肥城
もう一つの郭である松尾の丸に上ると、木造で復元された御殿を見学できます。特に史実とは関係ないようですが。
飫肥城
飫肥城
城下町には石垣で整備された風情ある町並みが残っている場所が多数あります。もっとゆっくり見てまわる時間がほしかったのですが、残念ながら時間切れです。
飫肥城下町
観光用駐車場のそばには、藩政期に武芸を鍛えるために行われたという「四半的」を体験することができます。
飫肥城下町
飫肥城下町
やってみたかったのですが、正座ではなつ弓は思っていたより大きく、意外に本格的ですね。

日本100名城と篤姫を訪ねる旅 in 鹿児島

桜島
朝、厚い雲の中、桜島にも雲がかかっています。ずっと見ていると、太陽の光が雲間から漏れてきて非常にきれいでした。短い滞在でしたが、出発です。
島津今和泉家本邸跡
朝のラッシュの中、島津今和泉家本邸跡を見てきました。現在は歩道沿いの石垣にその面影を残すのみですが、個人宅となっているこの石垣も藩政期のものではないそうです。
南州神社
近くの高台は南州墓地となっており、西南戦争で戦死した2023名が眠っています。
南州神社
中央には西郷隆盛さんです。
南州神社
そのとなりは村田新八さんです。ほかの方々も桜島のよく見えるこの地に、桜島に向かって祀られています。

日本100名城スタンプラリー 鹿児島城

今日は篤姫効果で観光客(自分のその一人)がどっと増えた鹿児島城(鶴丸城)です。
熊本城、人吉城の次にしては少し物足りなかった。何が・・・って遺構が少ないからです。石垣と堀が2面残るのみですから。城内の県立歴史博物館「黎明館」はものすごく広かったです。またまた回りきれなかった。いつも計画にちょっと無理がある。
日本100名城スタンプラリー 鹿児島城
スタンプの図柄と同じ場所はありません。「史跡鶴丸城跡」の石碑は正面、鬼門で角が割れた石垣は正面右側の2面残る隅石です。
日本100名城スタンプラリー 鹿児島城
日本100名城スタンプラリー 鹿児島城
左手が正面となります。天気に恵まれた旅行でしたが、いよいよ雨が降ってきました。

日本100名城と篤姫を訪ねる旅 in 鹿児島

鹿児島
桜島が見えてきました。平野越しの山の景色はよくありますが、海を挟んで山が見える光景はなんとも言えないですね。
鹿児島
鹿児島ヴィーナスポートの篤姫館は大盛況でしたが、いぶすき館に比べると何か寂しい入口です。
鹿児島
鹿児島
中の写真を撮れるポイントは1箇所。篤姫の部屋のみですが、掛けられた屏風はあの薩摩の情景です。
鹿児島
街に繰り出す前にホテルにチェックインします。窓から眺める桜島も良いですね。
鹿児島
鹿児島
博物館に向かう途中には西郷さんの像が。
鹿児島
鶴丸城の本丸跡に建てられた鹿児島県立歴史博物館「黎明館」です。100名城スタンプはここで押せますが、1階でも広い展示室が、3階もあるんですよ。1時間ではゆっくり見て回ることができませんでした。もっとゆっくり来ないといけないですね。3時間は必要かな。
鹿児島
博物館を出ると、ついに雨が降ってきました。雨の合間をみて散策を続けます。隣の県立図書館は鶴丸城の二の丸跡に建っています。
鹿児島
鹿児島
城山の麓に建つ照国神社です。ご祭神は島津斉彬です。立派な左右対称の献木が正面にあります。
鹿児島
最近立てられたという小松帯刀像です。その見つめる先はいずこでしょうか。
鹿児島

日本100名城と篤姫を訪ねる旅 in 薩摩今和泉

指宿を出発し、薩摩今泉を訪れます。少し駐車場への入口が分かりにくいですね。駐車場には観光コースの看板が・・・ところが1箇所間違っているのですよ。
薩摩今和泉
観光コースとは逆回りで巡ります。
薩摩今和泉
コース途中にはこの地方特有の石積みの塀が見られます。
薩摩今和泉
薩摩今和泉
島津今和泉家の本領である地の別邸跡は現在今和泉小学校となっていますが、すぐ裏の海岸線には松並木と防波堤を兼ねた石積みが残っています。
薩摩今和泉
小学校の校舎裏には別邸の井戸が残っています。
薩摩今和泉
もうひとつ校舎の表に手水鉢が残っているのですが、場所がわかりにくく校内をうろうろしていたら、校長先生?に注意されてしまいました。親切な校長先生でよかったです。それにしても今は大河ドラマやっていて見ることができますが、終了したら見ることはできない!?かもしれませんね。
薩摩今和泉
さて、案内看板や案内チラシの間違い、実はここです。手水鉢の位置や写真は海岸沿いにできた休憩所のオブジェになっています。見るからにツルツルの表面はうそ臭いのですが、テレビで紹介されていたのは全然違うよー
薩摩今和泉
観光コースは小学校正面にまわっているのですが、何があるか書いてありません。実際まわってみると、島津斉興(斉彬の父)が近くの二反田川の護岸工事を行った先の石積みを再利用したものだそうです。
薩摩今和泉
孝女袈裟子の碑です。袈裟子は生まれつき話せませんでしたが、たいへん親孝行な娘だったのを、殿様がその親孝行ぶりを褒めてお金や米を贈ったという話だそうです。
薩摩今和泉
豊玉媛神社です。真っ赤な社殿が印象的です。
薩摩今和泉
薩摩今和泉
薩摩今和泉
神社の隣は殿様の隠居所だった場所だそうです。階段や脇の石積みに雰囲気が残っています。
薩摩今和泉
神社から墓所の道中「田の神様(かんさぁ)」を見ることができます。薩摩藩領内にのみ見られる豊作の神です。
薩摩今和泉
今和泉家の墓地です。鳥居には島津の家紋が刻印されています。
薩摩今和泉
歴代当主の中に、篤姫の父島津忠剛の墓もあります。
薩摩今和泉
今和泉駅は篤姫フィーバーです。
篤姫バーガー
道の駅いぶすき彩花菜(さかな)館では篤姫の好きだった赤味噌で漬け込んだジャンボ鶏肉を挟み込んだ「篤姫バーガー」が売っています。580円とファーストフードにしては高額ですが、その大きさと旨さには納得ですよ。テレビで放映されていて、本当に食べたかったんですよ。

日本100名城と篤姫を訪ねる旅 in 指宿

天気がよいのは今日までです。今日はマンションの最上階に泊まったので、折角の機会なので朝日を拝みました。すっきりと晴れていれば対岸の大隈半島が見えるそうだが、今日は見えない。
指宿
手前の白いビルは「砂むし」で有名な施設。この辺りは高温のため遊泳禁止だそうです。ビックリです。海の中央に浮かぶのは知林が島です。
指宿
施設のオープンには少し時間がありましたので、篤姫の撮影にも使われた知林が島に向かいました。満潮時には島への道は沈んでしまうとのことでしたが、今日は運良く島への道は見えました。シーズンではないので島へ渡るのは禁止されているようです。波打ち際には貝殻が打ち上げられ、模様のようになっていて、それがまた絵になります。
知林が島
知林が島
さて、いぶすき篤姫館にやってきました。鹿児島市からは車で30分以上かかるので、こちらは人出は少なめです。展示は今泉時代が中心となっています。
いぶすき篤姫館
いぶすき篤姫館
いぶすき篤姫館
いぶすき篤姫館
写真撮影が入口と、今泉の於一の部屋の2箇所で許可されていました。
いぶすき篤姫館
いぶすき篤姫館
於一の部屋の掛け軸は「うさぎ」でした。見る場所が違うって?
いぶすき篤姫館

日本100名城スタンプラリー 人吉城

熊本城の次に、熊本県でもうひとつの100名城である人吉城を訪れた。25個目となり、ようやく4分の1を制覇できた。
人吉城歴史館の対応は妙に親切であった。しかし、人吉城は予想以上の広さであった。時間的余裕を持ってまた来ようと思う。
日本100名城スタンプラリー 人吉城
スタンプの図柄は、人吉城歴史館のある城内を出て、球磨川の対岸から、左手に隅櫓、右手に多門櫓を捉えたものです。このアングルを探すのに少々時間がかかりましたよ。川と城の調和した眺めは良いものです。
日本100名城スタンプラリー 人吉城
2万石超の大名の居城にしては大き過ぎる・・・100名城はどこも広いなあ。
日本100名城スタンプラリー 人吉城
人吉城歴史館に飾られた100名城の認定証です。

日本100名城スタンプラリー 熊本城

24個目は熊本城です。昨年度の築城400年記念イベントには都合がつかず行くことができなかったが、ようやく来ることができた。以前来たのは学生時代ですでに10年以上前。それからいくつもの建造物が復元され、随分と賑やかになった。
日本100名城スタンプラリー 熊本城
予定では朝から昼までの滞在であったのだが、何しろ広い。すべての建物を見て回ったら2時間も超過してしまった。しかし、快晴の天候も手伝って満足な散策だった。こんなに歩き回る観光客も珍しいことだろうけど。
日本100名城スタンプラリー 熊本城
スタンプの図柄は宇土櫓を手前に、奥に大天守と小天守を捉えるアングルである。しかし、大小天守が見えないなあ。もう少し高く飛べれば・・・

日本100名城と篤姫を訪ねる旅 in 人吉

熊本を出発して、高速を途中で降ります。山間に開けた人吉の地に入りました。
人吉城
人吉城公園は広かったです。その一角に人吉城歴史館が建てられています。ここで地図をもらうことができますが、中世の城跡を入れるとかなり広大な城です。
人吉城
屋敷の礎石を示す跡の左奥には人吉市役所があります。人吉城への出入り口であった大手門の正面になります。
人吉城
復元された大手門横の多聞櫓から角櫓までの建造物は、胸川に面した石垣上に建てられており、絵になりますね。
人吉城
人吉城
橋を渡り、角櫓の向かい側にくると、右手に胸川沿いに復元された建造物を、左手に球磨川を臨むことができます。現在は球磨川にかかっている橋は藩政期にはありませんでしたので、胸川に架かる大手橋から入城しなければいけませんでした。
人吉城
人吉城
人吉城
球磨川沿いにはいくつかの船着場からの階段があります。
人吉城
球磨川にかかる橋から入ると一部復元された塀を見ることができます。ここには米蔵がありました。
人吉城
人吉城の見どころのひとつ、武者返しです。この石による返しの工法は西洋技術であるはね出し工法と呼ばれるもので、五稜郭など幕末建造の城にわずかに見られるものであるが、旧来の城郭に採用された唯一の城だそうです。本当に珍しいです。
人吉城
はね出し工法の石垣の脇には御下門が復元されています。ここは三の丸の入口で、御殿のあった二の丸、その上の本丸に続く入口の門です。これより奥には中世の中原城などに続く道がありますが、今回は時間がないので行けません。それにしても広いところです。すべて散策するには半日は必要なようです。
人吉城
人吉のもう一つの観光スポットが今年国宝に指定された青井阿蘇神社です。
国宝 青井阿蘇神社
古い社殿は荘厳な雰囲気で、社殿の外側と内側に精密な装飾が残っています。
国宝 青井阿蘇神社
国宝 青井阿蘇神社
国宝 青井阿蘇神社