七尾市教育委員会は新年度、日本五大山城に数えられる七尾城の全容解明に乗り出す。城の構造に関する絵図や古文書がなく、険しい山地に囲まれる同城には、中世の石垣や土塁などこれまで確認されていなかった構造物が現存する可能性が大きいという。新年度には、国史跡である本丸周辺の9.8ヘクタールに残る石垣の「台帳」を作り、城の全体像を把握する。
七尾城跡は1934年に国史跡に指定された。しかし本格的な測量調査が行われたのは、能登半島地震で崩壊した石垣の修復の参考とするため、市教育委員会が2007、08年度に行ったのが最初。その際、がけ地や樹木で覆われた山林に未確認の石垣や土塁が数多く残ることが判明したことから、新年度に大規模調査を実施することになった。
新年度の調査では、市教委職員が国史跡指定範囲内に加え、周囲200ヘクタールとも言われる七尾城全域を踏査し、目視で確認。その上で、石垣などを覆っている草木や土などを取り除き、その大きさや角度、構造などを細かく記録する。土中に構造物が埋まっていることが判明した場合には、レーザー測量機を用いることも検討する。(北國新聞2009年3月19日付記事より)
投稿者: Tadashi
全長18メートルのガンダム見たいよー
今日の地元新聞を見て、バンダイナムコグループが、「機動戦士ガンダム」のテレビシリーズ放送開始から30周年を記念して、全高18メートルの等身大ガンダムをお台場に建造することを知った。
ガンダムは頭部が上下左右に稼働するほか、両眼、両肩の警告ライトなど約50カ所に発光ギミックを内蔵するらしいので昼も夜も楽しめそう。さらには、両胸のスリット部、足首、背中のバーニアなど14カ所にはミストを噴射するギミックを搭載する。夜間はライトアップも行われるようだ。
期間は7月上旬から約2カ月間、東京・お台場の「潮風公園」で一般公開される。ということなのだが、立派なものを作るにしては夏休み期間のみの公開は短くないか?今年はちょうど中世城郭研究会が8月始めに東京で開催されるので、見に行くことも計画できるのではあるが、誰か買い取って半永久的に展示してもらえないものか?最近未来への夢がないし、そんなことでもあれば少しは目標を持つ人も増えるかも・・・・
うさ ガオー!!
ガオーーーーーーー!
すぐに普通に戻る。
鳴かないうさぎは声は出ません。大きく口をあけるのはあくび(深呼吸)。散歩中に頭をなでる時間が終わるとひとつ吠えて走り出します。ここを一回撮りたいけど、なかなかいいショットが撮れません。
平成20年度鳥越一向一揆歴史館セミナー 「加賀一向一揆と山内惣荘」
春らしい天気が続いていましたが、今週末は一転冬らしい天候です。そんな中、白山市の旧鳥越村にやってきました。鳥越一向一揆歴史館友の会総会と歴史館セミナーに参加するのが目的です。歴史館の奥に見える山は二曲城跡の本丸です。
友の会に入会してもう4年経ったでしょうか?その間に平成合併で鳥越村は白山市に合併し、歴史館も白山市の管理となりましたが、広い白山市の中ではその存在も埋没しがちであり、またご時勢もあって予算も縮小傾向にあるようです。
今年は金沢学院大学教授の東四柳史明氏を迎えて、「加賀一向一揆と山内惣荘」というテーマで、室町時代後期から織豊期にかけての鳥越を含む山内衆の動向に関する講演でした。
加賀一向一揆を単なる宗教闘争や農民階層の反乱と捉える考えが一昔はありましたが、その本質は加賀地域における権力闘争や政治闘争であったという論調が現在は主流になってきています。今日の話もそういう論調から外れることなく、そのなかで白山地域の果した役割について話があり、非常にわかりやすく知識を整理できました。
セミナーの前に、現在同館で開催中の企画展「鳥越城と山内の城郭」を見学しました。本企画展は年度をまたいで開催されるということで同館では初めてのことです。
到着したときは遠くの山がうっすらと雪を被っていましたが、帰りはすっかり一面雪に覆われていました。ちょっとびっくり!!
1市2町5村が合併した白山市では、合併後から重複する施設の見直しが進められていますが、資料館も現在その対象となっているようで、この友の会もあと何年続くのやら・・・
久しぶりのうさです!
散歩から寝床に帰ったばかりのうさ。
一時期より顔が丸くなり小さな頃のかわいさが戻ってきたよ。
七尾市 七尾城跡取得へ協議
七尾市は新年度、国史跡「七尾城跡」の取得に向け、国、県との協議を始める。城跡はすべて私有地のため、これまで本格的な発掘調査が行われていないものの、中世の能登畠山氏が拠点とし、往時の城郭や石垣など貴重な遺構が多く残る。取得後は石垣、建造物の調査を行う方針で、将来の一部復元も視野に、全容解明を進めていく考えである。
七尾城跡は、標高約300メートルの本丸跡を中心に、総石垣造りの郭群や石垣、土塁や出城跡などが東西800メートル、南北2.5キロメートルの間の約200ヘクタールの山地に残っており、このうち9.8ヘクタールを1934(昭和9)年に国が史跡指定した。
市教育委員会によると、七尾城跡は廃藩置県後に政府から民間に払い下げられ、現在は約3分の2を地元地権者1人が所有、残りは32人が共有している。私有地のため、発掘など所有者の負担が生じる大規模な調査はほとんど行なわれていない。
市は、七尾城跡取得のため国に交付金を要請する方針で「取得できれば、中世山城の研究がさらに進むことが期待できる」としている。(北國新聞2009年3月11日付記事より)
オリジナルどんぶりって!?
先月から東海・北陸の吉野家店舗限定でスタンプカードを配布していた。配布はすでに終了しているが、10個貯まると「オリジナルどんぶり」ということで今日から提供されたのだが・・・
店に入って、「オリジナルどんぶり」と「みそ汁」と注文すると、
「みそ汁だけでよろしいですか?」
と聞き返された。しばらく押し問答した結果、ようやくオリジナルどんぶりが「どんぶり」そのものであり、「牛丼」「豚丼」の類ではないことがわかった。赤っ恥です。
スタンプカードには確かに6個で「牛丼並盛1杯」、10個で「オリジナルどんぶり1つ」って単位が違うではないか。紛らわしい・・・。てっきり「牛と豚のミックス丼」とか食べれるものかと思っていました。
どんぶりには「吉野家」の文字が・・・。使えるものなのかどうか。今日2枚目のスタンプカードが6個になり、もう一つオリジナルどんぶりをもらうべきか、ここで牛丼並盛を食べるべきか、悩みます・・・・小さな悩みですが。
平成20年度発掘報告会 いしかわを掘る
今日は午後から金沢市内へ出かけました。
まずは石川県立美術館で講演会を聞きました。「加賀藩御細工所」というテーマで嶋崎館長が、御細工所の経緯や組織、職務などについて概略を分かりやすく解説をしていただきました。総じて役職の責務に対して、その報酬は低かったようです。
その後、生涯学習センターで開催されていた石川県埋蔵文化財センター恒例の今年度の発掘報告会「いしかわを掘る」に参加しました。
今年の報告は、
三日市A遺跡(野々市町)
能美古墳群(能美市)
大泊A遺跡(七尾市)
横江荘遺跡(白山市)
松波城跡庭園跡(能登町)
七尾城跡(七尾市)
の6箇所です。
到着するとちょうど後半の横江荘遺跡の報告前でした。会場には今年も多くの人が詰め掛けています。先の講演より人数多いですね。
今年の展示は少ないですね。大泊A遺跡と七尾城跡のパネルと七尾城跡の遺物が並べられています。
今年は城跡関連の現場説明会は4ヵ所(金沢城跡、七尾城跡、松波城跡、二曲城)で行われましたが、金沢城跡以外は日程の都合がつかず行くことができませんでした。そのうちの2ヵ所を聞けるとあって期待していました。
松波城跡では昭和37年に発見され、昭和55年に一部調査が行われた庭園跡周辺の発掘調査が行われ、礎石建物群と枯山水庭園遺構の調査成果が発表されました。来年度も引き続き調査が行われるようですが、松波城跡は本丸や大手の位置がはっきりしておらず、中長期的には遺構全体の調査が行われるようです。
報告の最後は、能越自動車道建設の事前調査として、平成17年度から行われている七尾城城下町の報告でした。庄津川と大谷川に挟まれた地域は、総構の外側になり、この地域では始めての調査となりますが、多くの掘立柱建物や井戸が発見されました。
井戸ははじめ石で覆った形で発見されることが多いようで、
たくさんの石が集まる部分を丁寧に取り除くと、
井戸が発見されることがおおいそうです。この辺りは1.5メートルほどの深さだったそうです。意外と浅い?
井戸の中には石積みの裏などの構造を確認するために、こうやって縦割りすることもあるそうで、一度現場で見てみたい!
「週刊 安土城をつくる」は新しいブログとしました
ディアゴスティーニの「週刊 安土城をつくる」は、これから日記が多くなりそうですが、他の日記に埋没してしまいそうなので、別のブログを開始しました。
他にも安土城をつくる人たちのリンク募集中!!
国盗りカウンターも新たにゼロから開始します。
名古屋城検定の新公式テキストが届きました
今日注文していた名古屋城検定の新しい公式テキストが届きました。「知れば知るほど好きになる名古屋城」と題されたテキストは昨年の「名古屋城なるほどなっとく検定」から8ページ増えています。空が印象的であった表紙から名古屋城へ。次号は誰かの銅像?
中級を受けるにしても、まずはこの初級テキストを抑えておかねばいけませんね。試験日は予告どおりの5月10日。
中級は初級より1,000円アップの3,000円の受験料がかかりますが、この金額の一線に躊躇する初級合格者たちがかなりいるような予感が・・・すでに1000人を越える受験資格者たちのうち、何人受験するのだろうか?いずれにしても私は第一回の記念すべき中級試験合格に向けて勉強だ!
いろいろとやらねばいけないことが・・・もっと時間を