金沢城のいもり堀も、かなり形になってきました。
しかし、よく見ると、底は防水加工されて味気ない雰囲気ですね。
汚濁防止用の設備もある中、崩壊しないような仕組みも必要なのでしょうが、昔の景観からは程遠いことになりそうです。城の堀というよりも、公園の池みたいな感じかな?
ゴールデンウィークとはいえ、作業は急ピッチに進められており、今日も底を固める作業と(この作業車は道路工事でよくみかけるが何という名前でしょう?)
土を盛って整地する作業が行われていました。
いもり堀の見所、鯉喉櫓跡の復元も間近か?
投稿者: Tadashi
金沢城河北門復元 瓦板敷き終わる
ゴールデンウィークで大勢賑わう金沢城へ行ってきました。
今週の作業は、「石落とし」と「瓦板葺き」です。
石落としの部分は作業見学所からは見えないですね。
瓦板葺きのほうは、二の門はすっかり終わっています。瓦葺きもいよいよですか?
作業用シートの間から見えた入母屋屋根の妻部分は、複雑に入り組み、ぜひとも間近で見たいものですが、望遠で我慢します。鉛瓦を葺くために丸い木材を取り付けた部分も見えますね。
名古屋城検定いよいよ一週間後
名古屋城検定の受験票が届きました。受験勉強もラストスパート、頑張ろうー!
サーバー届きましたよ
ゴールデンウィークが例年以上の連続休暇になっている影響で、インストールマニアックス競技用のサーバーの発送が遅れているようです。本来であれば30日までに到着するはずであったが、ようやく届いた時間は19時半でした。
早速開封。HDDやメモリ、CPUは予告通りでしたが、ドライブはDVD-Multiでしたよ。サーバーにも書き込み可能ドライブをつける時代になりましたか。
OSは2枚入っていました。上に32ビット版、下に64ビット版が入っていましたので、間違いないように64ビット版を選びます。この辺の注意点は送付物には全く含まれていませんが、それくらいは参加するなら分かれよ!ということですね。
早速インストール開始・・・すでに20時。すでに差がある気が・・・・
桃山時代の息吹を感じる 高岡御車山祭
今日は気持ち良い晴天でした。仕事を初めてメーデーで休みになったのは初めてですが、5月1日で晴れの日、休みとなれば高岡市へ行かねばなりませんね。今日は「高岡御車山祭」の本祭の日です。
関野神社春季例大祭として開催される重要有形・無形民俗文化財の「高岡御車山祭」ですが、ゴールデンウィークはいえ平日に開催されるのでなかなか実際に見ることができません。それも少しでも雨が降りそうな場合は巡行は中止となるため、本日は数年に1度のチャンスです。
高岡御車山は天正16年(1588年)、豊臣秀吉が、後陽成天皇と正親町上皇を聚楽第に迎え奉る時に使用したもので、加賀藩初代藩主前田利家公が秀吉より拝領し、二代藩主前田利長公が慶長14年(1609年)に高岡城を築くに当り町民に与えられたのが始まりと伝えられています。
朝早く到着したので山町を見て回りました。
小馬出町ではちょうど大工さんたちが山車を組み立てていました。
そこからしばらく歩くと守山町では、山車のお祓い中
しばらく見学しました。
さらに進むと高岡郵便局前で御馬出町の山車を発見!
角を曲がる様子を見学しました。前方をかついで90度回転する様子をご覧あれ!
京都の祇園祭のような大きな山車ではこうはいかないでしょうが、山車の魅力のひとつは角を曲がる様子ですね。
山車の出発した山町では、車輪をしまう際の材木を発見。
11時過ぎに源平町付近で7基の山車が勢揃いしました。最終は二番町の山車です。
早速「御車山勢揃い地点」である片原町交差点に向かいました。良いアングルの地点が取れました。まだまだ人出は少ないですが・・・
御車山が見えてくる頃にはたくさんの人出となりました。
まず初めに坂下町の「源太夫獅子」が露払いで先導します。
7基の山車が勢揃いした様子です。壮観ですね。写真の背景が一部ずれていますが、1枚には納まりきらなかったのですよ。
7基の山車の鉾留の多彩さをご覧あれ!
式典が終わると、順番に出発していきますが、最後の二番町の山車が行きます。この山車だけ二輪であり、牛車の雰囲気もあり、またスピードも最も速く、車輪の擦れる音も大きいです。
山車の通り過ぎた道では、電気工事車がたくさんいる?ので見ていると、山車が電線にひっかかるので外した電線を戻していました。そういえば来たときもたくさんいたな。
第6回花嫁のれん展 と 第5回花嫁道中
今日は晴天になって良かったですね。各地でイベントが開催されていましたが、自分は朝から七尾市へ向かいました。
今日は一本杉通りで花嫁道中が行われるということでしたが、時間が全くわからず、インターネットで過去の時間を調べて10時前に到着しました。駅前の七尾市の観光案内所で聞くと、10時半に御祓公民館から出発するとのことです。早く到着したのでまだ人はまばらです。というより、地元の方もどこから何時に出発するのか知らなかったようです。
公民館へ行く途中、各店舗に飾られている花嫁のれんを楽しみます。七尾一本杉通りはこの「花嫁のれん」で町おこしに成功し、遠方からも人が詰めかけるだけあって、本当にたくさんの「のれん」が展示されていました。
公民館に到着しましたが、さらに奥のほうに人込みを発見!
今年は花嫁が地元町会出身者ということで、自宅よりまずは公民館まで道中を行っていました。
公民館前に到着。公民館前には5月3日から開催される青柏祭の山車の骨組みが組み立てられています。
出発前に地元若衆による「七尾まだら」が披露されました。
今年は5回目ということですが、地元町会出身の花嫁ということで、総代をはじめとして気合が入りまくっていて、参加者も50名余と例年以上の行列になったようです。
花嫁道中の提灯に続き、道中歌を交代に謡いながら、まっすぐ伸びる一本杉通りをゆったりと進んで行きます。
新郎新婦は行列の最後尾です。
最後まで見送ると、めでたい日ということで昆布飴を2個いただきました。「よろこんぶ」の昆布飴ですよ。
前田家墓所 保存計画の策定に着手
2月に国史跡に指定された加賀藩主前田家墓所の保存管理計画を策定する金沢市の専門委員会が5月19日に発足する。保存管理計画では史跡の価値と構成要素を明確に示し、各墳墓の個別の保存管理方法や修復に関する取り扱い基準を定める。専門委は墓所内の整備活用や景観形成の方針についても検討することにしており、史跡内の案内表示の方法や防災管理策についてもまとめる。
専門委の名称は「史跡加賀藩前田家墓所保存管理計画策定委員会」で、文献をはじめ、石造物修復などの保存科学、考古、生態学、防災工学、建築デザインの専門家で構成される。文化庁や県教育委員会がアドバイザーとして加わり、高岡市からは市教育委員会文化財課の担当者がオブザーバーとなる。前田家18代当主の前田利祐氏が顧問となる。(北國新聞2009年4月29日付記事より)
インストールマニアックス2009当選!!
今日挑戦者として認められたようです。
「インストールマニアックス2009 TETSUJIN64にご応募いただいた皆様」
という宛名なので当選した人は皆同じ文面なのでしょうね。
「募集定員を大幅に上回る中から」
と書いてあるが、500名という応募数を超えるほど意欲ある技術者が日本にいるとも思えないのだが・・・(会社で宣伝してみたが誰しも固定IPということがひっかかるらしい)、前回も「当たっちゃった?」って人もいたようなので興味本位の人も大勢いるのかな?
自分も今回は到底ベスト5に入れるとは考えていないが、丁寧に作業を進めようと思います。
加賀藩主前田斉泰と前田土佐守家
昨日と同様に荒天の中ではありましたが、金沢市内に出かけました。今日は午前と午後に講演を入れてあります。金沢中心部では週末イベントを開催していましたが、今日も荒天であったので人が非常にまばらでした。主催者、出演者には残念な週末でした。
さて、初めに前田土佐守家資料館の解説講座に参加しました。最初に20回皆勤賞の授与が行われました。荒天の中でも部屋満員の状態であった今回ですが、第1回の参加者は7名だったとか。年4回、5年欠かさず参加したとは立派なものです。
春季特別展は予告では「尾山神社と前田土佐守家」だったのですが、都合で「加賀藩主前田斉泰と前田土佐守家」となりました。加賀藩は14代慶寧で幕末を迎えましたが、実質藩の実権を握っていたのは13代斉泰でした。在位45年と2番目の長期藩主であった斉泰公は12男4女という子沢山で、前田土佐守家とは8男静之介が9代藩主直会(なおより)を養子にした(押しつけられた?)関係です。展示もチラシになっている斉泰公の油絵のほか、兼六園絵図など見どころありますよ。常設展も少し模様替えし、地元新聞で好評掲載中の小説の舞台である加賀騒動関係の貴重な一次資料も展示されています。
昼食のあと、こちらも春季特別展中の金沢能楽美術館に行きました。
「光悦謡本 -流麗なきひびき-」を鑑賞しました。今回は北陸初公開となる「光悦謡本 橘紋散蒔絵箪笥入」が目玉ですが、謡本の表紙の模様を楽しむことができました。
続けて、藩老本多蔵品館で開催中の「前田利長と本多政重」を鑑賞しました。
地元新聞でも紹介された初公開の「前田利長黒印状」を見てきました。利長が危篤と勘違いして出家した八家の横山長知に対する事態収拾を本多政重に指示した内容です。他にも前田利長の銀鯰尾兜も展示され、昨年話題となった直江兼続拝領の兜も展示されています。
最後に、石川県立歴史博物館で開催された春季特別展の特別講演会「近世の肖像画」に参加しました。30名余の参加のなか、摂南大学教授岩間香さんから、肖像画の歴史を勉強させていただきました。こうして見方を教えてもらうと今後は楽しみ方が変わりますね。
史跡観音寺城跡発掘調査スライド発表会
荒天の中、割引の高速道路を利用して滋賀県安土に来ました。
目的の講演会は午後なので、大雨ですが、安土城下を少し歩きました。
まずは佐々木源氏発祥の地の氏神である「沙沙貴神社」です。実際に行くまでこんなに立派な神社だとは思ってもみなくて、いろいろと見入ってしまいましたが、写真にも大粒の雨が写るほどですが、晴れた日にまた来たい!
本殿など県指定重要文化財の建物も多くあります。
本殿の裏には干支の庭として十二支の石像が・・・、こちらはうさぎです。
次は地図上では沙沙貴神社から程近い・・・はずでしたが、結構歩きました。雨の中なのでかなりきつい。
法華宗と浄土宗との安土争論の舞台となった「浄厳院」です。境内や周辺の石造りの用水や溝が立派で下ばかり見ていました。
安土城考古博物館に着くと、開始1時間前にもかかわらず多くの人が詰めかけています。
最終的にはいつもの講演会よりも若干少なめでしたが、荒天のなか皆さん熱心です。
先日の発掘現場説明会には予定が合わず、来ることが叶いませんでしたので、スライドでも様子を見ることができるのはうれしい限りです。最終的には当初発見が期待された位置に階段は出土せず、謎は深まるばかりですが、初期の総石垣作りの城は、山城最盛期の法則には適応しない部分も多いようです。
大雨で山頂付近にもやのかかった観音寺城です。
安土城も・・・