一太郎特許裁判に思う

まだ高裁判決ですが、松下電器産業が「一太郎」を発売しているジャストシステムを特許侵害で訴えた訴訟の判決が出ました。
訴訟棄却(ジャストシステム側の勝訴)
争点
1.一太郎にあるヘルプモードなどは、特許の「アイコン」に当たるか
2.一太郎などを製造、販売することは特許侵害に当たるか
3.松下側は特許権を特許権を行使できるか
結論
1.松下側の主張を認める
2.松下側の主張を認める
3.ジャスト社側は控訴審で新たに提出した英語の刊行物により、松下の特許出願前から機能説明表示のアイコンは周知の技術だったと認定。特許には進歩性がなく、特許無効審判で無効とされるべきもので、松下は特許権を行使できない
松下側の特許侵害には当たるが、そもそも特許自体に効力なし、という判決でした。確かに、初めに提訴されたときに、今では当り前の技術について特許が成立していたことに驚いたが、判決もそういう内容になった。現状に影響されている部分もあるのだろうが、海外(おそらく現状もよく使用されるメーカーだと思われる)の資料がジャストから出てきたことが決定的だったのだろう。
先見者の特典として特許による権利保護は当然必要あるが、松下側はなぜ今のタイミングだったのだろうか?定着してしまってからだと、事後承認みたいになってしまうのは仕方ないと思うが、あと数年早ければ、結果が違っていたのではないかと思ってしまいます。
松下側はこの訴訟によって何を得たのでしょうか。訴訟には負け(現時点では)、業界にも抑止力も働かず、消費者にも不快感を与えてしまいました。
今後は消費者として松下には、役立つ特許の開発とともに、適切な執行をお願いしたい。

津幡町合併50周年 田中美里トークショー

津幡町生涯学習センター「シグナス」が開館し、津幡町合併50周年記念アトラクションとして落成式、いわゆる杮落とし講演がありました。
津幡町在住のオーケストラアンサンブル金沢の主席チェロ奏者のルドヴィート・カンタ氏と金沢市出身のピアノ奏者鶴見彩さんによるミニコンサートに始まり、堀江真理子さん、浦壁信二氏による演奏が続きました。室内管弦楽演奏にも耐えるホールを設計したというだけあって、音の響きは大変よかったですが、雑音も同様に目立つように感じました。
小休憩後、いよいよ田中美里さんのトークショーですが、今回は、司会の秋本和美さん、ゲストの柳家一九さんの3人でのトークショーとなりました。一九さんは隣町の旧宇ノ気町の出身だそうで、七尾線のローカル話は実に面白かったです。業界用語の話から方言の話になり、「ばんばんや」「だら」「たいそい」など会場は非常に盛り上がりましたが、美里さんは「ばんばんや」は分からなかったようです。最後に一九さんが南京玉簾を披露し、美里さんも一緒にやっていましたが、こんな場面はもう見ることないでしょうね。
おそらく来月ケーブルテレビの津幡チャンネルに登場することになると思いますが、見逃さずに録画しようと思います。ところで、この落成式にはいくらかかっているんでしょう?
田中美里がんばれ!柳家一九もがんばれ!

来年の百万石まつりは金沢城入城

マンネリ化との指摘のあった百万石まつりですが、
・利家は金沢駅東口鼓門を出発し、武蔵、香林坊を経由し、金沢城入城
・先頭のオープンカーパレードはミス百万石以外はやめ、傾きものを公募
・一部パフォーマンスを城内会場で開催へ変更
・行列時間の短縮(2時間半から1時間50分へ)
・行列距離の短縮(4.3キロから1.2キロへ)
・尾張町と片町にイベントゾーンの設置
・夜型イベントの開催
という柱のもとに抜本的に変更するように、「金沢百万石まつり活性化研究会」から提言がありました。利家の金沢城入城楽しみです。とはいえ、今でも30万人の観客が繰り出す祭りで、石川門あたりに人が集中したら見えないと思うのですが、そのあたりは有料席にでもなるのでしょうか。
今まで大和と名鉄(エムザ)で交代だった「まつ」役も女優を採用する意見もあり、過去1回だけあった?ように記憶しているが、利家とまつの2役が俳優になるとしたら、それもまた楽しみである。

アントレプレナーDo it 第14回

アントレプレナーDo it、本日は「小さい会社が勝ち抜く法 ~経営にITを生かす」というテーマで、日経情報ストラテジー編集長の多田和市氏の講演でした。以下要点です。
○等身大のIT活用
 ・まず大事なのは経営コンセプト
 ・経営の目的は?課題は?
 ・コスト削減、業務改善、新しいビジネスの構築
 ・道具としてのITか、戦略を生み出すITか
○IT経営とは何か?
 ・経営の実態をITによって「見える化」すること
 ・「見える化」によって、経営トップによる意思決定スピードを早め、情報共有によって社員を底上げ
 ・ITは道具にとどまらず、ITそのものが仮想店舗のような売り場を作り出す
○IT経営へのアプローチ
1.自社の強みを生かした「選択と集中」
 ・何で勝負するのか
 ・どこに競争力があるのか
 ・顧客に何が評価されているのか
2.強さを生かせるシナリオを作る
 ・どんな段取りでプロジェクトを進めるのか
 ・自社が優位に立つための条件とは?
 ・競合の動きを踏まえたリスクヘッジも必要
 ・複数のシナリオを描く
3.調達から納品までのサプライチェーンを見直す
 ・ローコスト・オペレーション
 ・一気通貫システムが不可欠
 ・サプライチェーン全体における情報共有と業務の一元管理
4.顧客を起点にした発想に社員の意識を変える
 ・販売代行から購買代行へ
 ・顧客のメリットを最優先
 ・顧客をよく知る→「個客」化
 ・個客ごとに付加価値提供
5.常にビジネスモデルを見直す
 ・アイデアの勝負
 ・参入障壁は低い
 ・ビジネスモデル特許への対策
しかしながら、最後は「経営者の覚悟」の問題である。

戦国合戦大事典

先日、戦国合戦大事典(新人物往来社)の3巻~6巻の4巻 の古本を購入した。本日、2巻を別のところで購入した。戦国合戦大事典は17年前の書籍だが、各地方の戦国時代の合戦をまとめたものである。全9巻の予定なのだが、5巻出して廃刊になったようだ。よって、東北、四国、中国、九州は出ていない。長文、短文の差はあるが、小さな合戦まで出ていて参考になります。○○城の戦いというのが多いのもうれしいです。
今回は他に、「地方別 日本の名族」(新人物往来社)全12巻と、「日本名城全集」全10巻も購入しました。
「日本城郭体系」全20冊を探しているのだけど、古い本なので、バラはあっても全冊セットはなかなかありません。

有限会社を作ろう -郵便局の通帳作成-

郵便局で法人名義の通帳を作りました。城郭さんぽで、支払方法の1つとして郵便振替という選択肢も必要だろうという理由です。
銀行振込と郵便振替、手数料が格段に違います。郵便貯金は通帳限度額が1000万円には設定されていますが、小額決済用としては民業圧迫と言われても仕方ないでしょうね。振込みする人にとっては有難いですが。
通帳を作るには、登記簿謄本または印鑑証明書と、本人確認書類(免許証など)、通帳用印鑑が必要ですと言われたので、法務局でわざわざ印鑑証明書をとってきたのに、原本をコピーしただけでした。初めから言ってくれ、持っていたのに!という感じでした。
なぜ登記簿謄本ではなく、印鑑証明書なのか?
・・・それは、登記簿謄本は発行料1000円、印鑑証明書は発行料500円だからです。

エアコン導入

サーバーのハードディスクが故障して以来、UPS(無停電電源装置)を入れて電源を安定化し、本日エアコンを設置して温度管理をできるようにしました。すでに涼しくなっているので、あまり使う機会はないかもしれないが、台風などのときは窓を開けれないから活躍するでしょう。
現在常時5台のパソコンが稼働しているとさすがに夏は乗り切れませんでした。特に今年は空梅雨で暑かった。冬は暖房が必要ないくらいに微妙に暖かくなると思うのですが。

自分をかじるな

うさ
やんちゃが輪をかけて増している今日この頃です。紙やら布をかじる!かじる!木もかじる!ひっかいてみる。自分の写真をかじる!
うさぎってどこまで見えるのでしょうか?