一階北側の畳をつくります。南側でもかなり苦戦した畳です。
まず、始めに、畳を敷く下手の壁に黒く塗装した幅木を取り付けて、黒い枠の中に畳を敷くようなイメージにします。
幅木は全部で19個取り付けます。
さて、畳に入りましょう。
型紙を切り抜き、部屋に並べてみます。こうして型紙と部屋の隙間の具合などを調査します。
ここで気付きました。28号の梁を先に組んでしまったため、畳を入れるのがやりづらい・・・
後悔先に立たずなので、隙間から作業します。
型は少し大きめにつくると部屋にフィットしてずれなくなりますが、厚さもあり、なかなか一直線には切れません。畳ヘリ用のシールも細かく神経を使います。
今回は大襖絵の前に「上段の間」があるので、ここは他の畳部屋より一段高くなります。そのため、型紙を2枚畳の下に入れます。
写真ではわかりにくいですね。でも一段高いのですよ。
残りの部屋の畳も終わることには6時間近く作業していました。疲れました。畳間が嫌になりそうです。出来てしまえば見栄えはいいのですが・・・