一階南側の軒周りを完成させる

今日は18号の南側部分を作成します。ちなみに北側はまだ重石で矯正中です。
「週刊安土城をつくる」 垂木を組む
まずは残った垂木を組みいれます。ここは長い垂木が中心です。
「週刊安土城をつくる」 垂木を組む
「週刊安土城をつくる」 桁を組む
乾くのを待つ間に反対側の桁を組みます。茅負と平行に付ける桁から枝分かれするように、斜めに桁が入ります。
「週刊安土城をつくる」 桁を組む
元に戻って、茅負と桁を取り付けます。この屋根は垂木も長いので、桁は平行に2本組み込みます。
「週刊安土城をつくる」 茅負を組む
隣の垂木にも桁を取り付けます。
「週刊安土城をつくる」 桁を組む
クリップで固定していた茅負が外れてしまいました。この屋根は南側では最も軒先の反りが大きく、中央付近の桁は若干曲げて(とはいえ、どうやって曲げる?)入れるのですが、そのカープと先端のカーブが合わずに、桁が浮いたり、垂木の接着部が外れたりしたので、結局茅負を外して、桁が乾燥するのを待って、茅負を取り付け直すことにしました。手順書どおりに瞬間接着剤を付けようと思い、一部試しましたが失敗しました。自然乾燥が自分には一番合っているようです。
「週刊安土城をつくる」 垂木を組む
桁と茅負の乾燥に数時間待ち、その後3カ所の角の隅木に接する部分の短い垂木を数カ所付けました。
「週刊安土城をつくる」 垂木を組む
「週刊安土城をつくる」 垂木を組む
今号の茅負はまだ完全ではありません。再び接着して1日様子をみることにします。
「週刊安土城をつくる」 茅負を組む
軒周りがようやく完成しました。六階に続き、また瓦は葺かれないのですね。
「週刊安土城をつくる」 18号まで
「週刊安土城をつくる」 19号
ついに19号で外壁に漆黒の黒壁が入ります。予告写真を見たときは床だと思っていた部材が壁でした。南側はまとめて作業したいので、もうしばらく保留しますよ。