北陸は大雪です。外での作業がしばらくはできそうにありません。
ということで、石垣は一休みして、今日は屋根を作ることにしました。
とその前に、途中の南側石垣に地階を乗せてみました。
建物は内側石垣のギリギリのところまで来るんですね。
櫓門は完成していませんが、階段の上に架かる櫓はいいです。これも石垣や階段が本格的だからですね。
さて、初めての屋根製作にかかります。97号の一階から始めます。
まずは型紙を切って屋根に並べていきます。
ここで二階以上を載せて実際の奥行きなどを確認します。
大きさを確認した型紙から野地板を切って貼り付けます。貼り付けは軒の手前の桁1本のみで貼り付けました。
そして、ゴム製の屋根を切ってとりあえず並べます。97号には屋根切り用定規もついていましたが、厚過ぎてカッターが思うように切れなかったので、いつもどおりの定規で気持ち斜めで切っていきました。
壁に接する部分は2ミリ上から下に斜めに切るようになっていましたが、あまり気にすると終わらないように感じましたので、そこそこの出来を目指します。ただし、手前の丸瓦の切断位置は気にしました。
最初に全部切って並べたのは正解でした。間に丸瓦を入れると幅の余る部分もあったので、貼り付けた後だったら大変でした。
屋根が完成するとカーブがそこそこの出来です。
隅木の上の丸瓦で一番の出来はここですね。8本中8番目、最後の最後に隅木の上につけるということを意識しました。それまで屋根と屋根の接合部を隠すだけだと思っていました。
それで他はこのように丸瓦が隅木からずれてしまいました。これは屋根というより、型紙からずれていたことが原因で型紙の調整のコツがわかりました。
接合部で1箇所のみ、ここだけが丸瓦が入りません。斜めに切るにもかかわらず左右の丸瓦の列をあわせるという難題を突きつけられ、結局合わせようとしてきりすぎたため、左側を丸瓦に沿ってまっすぐに切り、斜めの部分をあわせました。
最後に丸瓦の先をゴールドに塗る必要がありますが、生憎の天候なのでそこは後日。
それにしても屋根はやはり時間がかかります。今日は初日ということもあり、6時間以上かかってしまいました。