六階の部屋をつくる

「安土城をつくる」 六階の部屋をつくる
今週4日に第5号が店頭に並ぶのであるが、定期購読している自分には早速今日届いた。今回は最上階の部屋を構成する第4号と第5号が届いた。4号からは簡易包装になっている。しかし、今週は予定があったので、まだ3号までが完成していない。しばらくお預けである。

棟木を完成させる

帰ってきてまだ明るかったので、垂木を裏返して裏にゴールドを塗装しておきます。垂木はまた次回ですが、塗装は終わったので進めやすくなりました。
「安土城をつくる」 棟木を完成させる
昨日補強紙を貼ったときにはかなり反っていた野地板ですが、一晩たってほとんど反りがなくなりました。
「安土城をつくる」 棟木を完成させる
さて、棟木が乾きましたので裏にはみ出た塗装を紙やすりで落とし、昨日メタルプライマーを塗った金鯱を用意します。仮組みで穴の大きさを確認してから、瞬間接着剤で金鯱を貼り付けます。
「安土城をつくる」 棟木を完成させる
金鯱の乗った棟木が完成しました。なかなか良い出来です。あとは屋根のと色ムラが出ないように気をつけないと。次回は垂木を作成します。

垂木と棟木を塗装する

「安土城をつくる」 垂木と棟木を塗装する
午前中、少し風がありましたが晴れていたので昨日の続きをします。下地剤を塗った棟木に筆で茶色に塗装します。
塗装するために、皿容器にブラウン90%、つや消し10%で作り、1度色を塗ります。
「安土城をつくる」 垂木と棟木を塗装する
乾くまでの間に垂木を別のダンボールに並べます。並べ終わる頃に棟木が乾いたので、色むらの出ないように二度塗りします。
色塗りが終わったら皿容器を洗ったのですが、これが失敗でした。今回使用している塗料は油性なので、水に溶けないのです。昔プラモデルに塗装していたときは水性塗料を使用していたので、水で洗い流していましたが、油性の場合はうすめ液を混ぜるとまた使えるようになるはずなので、皿容器は色別にそのままにして、使うときにうすめ液を混ぜ、足りなくなったら追加するようにすれば良かったのです。次回から失敗しないようにします。油性塗料は慣れないですね。手もかなり汚れますし・・・
「安土城をつくる」 垂木と棟木を塗装する
並べ終わった垂木にゴールドのスプレーを吹きかけます。ゴールドはキラキラしてきれいですね。並べるのは時間かかりますが、塗装は一瞬です。
「安土城をつくる」 垂木と棟木を塗装する
午後からは出かけるのでこのまま乾かします。午前の作業は1時間ほどでした。

六階の野地板と化粧垂木を組む

「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
定期購読では2号と3号は一緒に届きました。この2つの号は同じ部位を組み立てるところもあり、塗装を考えると2号一緒に行うのが効率が良さそうです。しかし、化粧垂木の部品がたくさんあって細かい作業が要求されそうですね。
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
まずは、金属パーツの光沢保護や錆止めをすることにしましょう。1号に付いてきた天守の金鯱と、風鐸を両面テープを貼った割りばしに、直接触らないようにピンセットで乗せました。
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
今日は寒いですが、晴れていたので外でメタルプライマーを吹きかけます。
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
乾いた頃にピンセットで裏返し、一緒に、前回メタルプライマーを忘れた破風板の金属パーツも、余分に吹きかけた液を筆で塗りました。
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
次に金色に塗装する垂木や隅木を準備します。これが細かいです。2号と3号でかなりたくさんの部品点数があります。
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
丁寧にカッターで切り離し、切り口にヤスリをかけて、ダンボールに貼った割りばしの上に並べていきました。この作業だけでも1時間かかりました。部品が細かいので、カッターで切り離すときに飛んでいかないように指で押さえながら切ります。
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
外で垂木に下地剤を塗ります。
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
乾くのを待つ間に、金鯱を乗せる棟木を作成します。木工ボンドで部品を接着し、下地剤を塗ります。
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
今日は始めるのが遅くなったこともあり、下地剤がなかなか乾きません。その間に、野地板を作成します。パーツは2号に2枚、3号に2枚付いてきました。
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
木工ボンドを塗り、補強紙に貼っていき、乾いてから野地板に沿ってカッターで切り抜きます。
「安土城をつくる」 六階の野地板と化粧垂木を組む
野地板が4枚完成しました。幾分、木工ボンドの水分で板が反っていますが、乾けば問題ないのかどうか?
今日は最後に垂木を裏返して下地剤を吹きかけます。塗装は次回です。

六階の破風板を作る

今日も昼間は晴れ間が広がったので、塗装が必要な破風を作ることにしました。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
まずはつながった破風パーツを切り離していきます。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
2枚の破風パーツを合わせて貼ります。更に上に貼っていく破風パーツを切り離します。部品が細いので折らないように気をつけます。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
2枚の破風板が完成しました。いよいよ塗装です。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
黒色スプレーの前に、色がうまく乗るようにサーフェイサー(下地剤)を塗ります。外でダンボールの上に破風板を置いてスプレーしましたが、スプレーの勢いに破風板がずれてしまいました。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
そういえば、製作手順でもずれないように両面テープで固定してあるなあと思い、今度は貼り付けて吹きかけます。手前と逆側で2回とあるのですが、慣れないのでうまく付いていない部分もあり、何度もかけていたら少々かけ過ぎました。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
乾くのを待つ間に破風板の裏紙をカットすることにします。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
線に沿ってカッターとはさみで切っていきました。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
10分程経ったあと、乾いたのを確認し、紙ヤスリでかけ過ぎでムラになった部分を削りました。もう一度ダンボールに両面テープで固定して、黒スプレーで着色します。まだ2回できれいに塗れませんね。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
黒スプレーは指紋がつかないように、30分ほど乾くのを待ちました。乾いたのを確認したら、裏に裏紙を木工ボンドで貼り付けます。貼り付ける前に、破風の格子部分にはみ出たスプレー部分がないか確認して、破風がきれいに見えるようにしました。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
最後に、金属製の破風飾りをつけます。直接触ると錆びるというので、竹串の先に両面テープをつけて貼り付けます。貼り付ける前に、腐食防止剤としてメタルプライマーを使っても良いと書かれていたのですが、部品が小さいのでなくなっては大変なのでやめときました。
「安土城をつくる」 六階の破風板を作る
破風板に3つの破風飾りを瞬間接着剤でつけて完成です。今日は3時間でした。創刊号だけで5時間かかり、これは完成まで大変な労力になりそうです。

六階の小屋組みをつくる 

道具がほぼ揃ったので、いよいよ製作に取り掛かります。
「安土城をつくる」 六階の小屋組みをつくる
創刊号では六階の「小屋組み」と「破風」を作成します。今日はまず「小屋組み」を作成します。小屋とは、小さな建物のことではなく、木造建築の屋根裏のことです。日本式の小屋は「和小屋(わごや)」と呼ばれ、鎌倉時代後期に発明されて以来、日本の寺院や書院造りの重い屋根に利用されている工法です。
「安土城をつくる」 六階の小屋組みをつくる
添付の紙ヤスリを5X10cmにカットして、組み合わせる溝部分を中心に、小さな同じ部品同士をマスキングテープで固定してヤスリ掛けしました。
「安土城をつくる」 六階の小屋組みをつくる
仮組みして穴の大きさなどを調整しながら、木工用ボンドで部品を連結していきます。部品へのボンド付けは竹串の先につけて行います。木工用ボンドは「速乾タイプ」ではなく通常タイプを勧めていました。塗るのに時間がかかるので、速乾タイプだと乾くのが早過ぎるようですね。作ってみて意味がわかりました。
「安土城をつくる」 六階の小屋組みをつくる
小さな部品なので折れないように気をつけながら作業を進めます。部品はレーザーカットして精巧に作られていますが、なにしろ小さな部品なのでうまくはまらない部品もあります。ヤスリをかけたり、カッターで削ったりしました。
「安土城をつくる」 六階の小屋組みをつくる
小屋組みの土台部分を井形に組みます。
「安土城をつくる」 六階の小屋組みをつくる
小屋組みが完成しました。下の土台と上の梁で固定され、思う以上にしっかりとした状態です。日本人の知恵に感心します。
2時間の作業でしたが、楽しみながら作成できました。
「安土城をつくる」 六階の小屋組みをつくる
残りは破風です。部品も少なくなりました。次は塗装しなくてはいけません。ここまで来て付いてきた部品を今回全部使うのではないことに気付きました。屋根を形作る部品については、各号に少しずつ付いてきてどこかで一気に作るようです。