定期購読では2号と3号は一緒に届きました。この2つの号は同じ部位を組み立てるところもあり、塗装を考えると2号一緒に行うのが効率が良さそうです。しかし、化粧垂木の部品がたくさんあって細かい作業が要求されそうですね。
まずは、金属パーツの光沢保護や錆止めをすることにしましょう。1号に付いてきた天守の金鯱と、風鐸を両面テープを貼った割りばしに、直接触らないようにピンセットで乗せました。
今日は寒いですが、晴れていたので外でメタルプライマーを吹きかけます。
乾いた頃にピンセットで裏返し、一緒に、前回メタルプライマーを忘れた破風板の金属パーツも、余分に吹きかけた液を筆で塗りました。
次に金色に塗装する垂木や隅木を準備します。これが細かいです。2号と3号でかなりたくさんの部品点数があります。
丁寧にカッターで切り離し、切り口にヤスリをかけて、ダンボールに貼った割りばしの上に並べていきました。この作業だけでも1時間かかりました。部品が細かいので、カッターで切り離すときに飛んでいかないように指で押さえながら切ります。
外で垂木に下地剤を塗ります。
乾くのを待つ間に、金鯱を乗せる棟木を作成します。木工ボンドで部品を接着し、下地剤を塗ります。
今日は始めるのが遅くなったこともあり、下地剤がなかなか乾きません。その間に、野地板を作成します。パーツは2号に2枚、3号に2枚付いてきました。
木工ボンドを塗り、補強紙に貼っていき、乾いてから野地板に沿ってカッターで切り抜きます。
野地板が4枚完成しました。幾分、木工ボンドの水分で板が反っていますが、乾けば問題ないのかどうか?
今日は最後に垂木を裏返して下地剤を吹きかけます。塗装は次回です。
投稿者: Tadashi
六階の破風板を作る
今日も昼間は晴れ間が広がったので、塗装が必要な破風を作ることにしました。
まずはつながった破風パーツを切り離していきます。
2枚の破風パーツを合わせて貼ります。更に上に貼っていく破風パーツを切り離します。部品が細いので折らないように気をつけます。
2枚の破風板が完成しました。いよいよ塗装です。
黒色スプレーの前に、色がうまく乗るようにサーフェイサー(下地剤)を塗ります。外でダンボールの上に破風板を置いてスプレーしましたが、スプレーの勢いに破風板がずれてしまいました。
そういえば、製作手順でもずれないように両面テープで固定してあるなあと思い、今度は貼り付けて吹きかけます。手前と逆側で2回とあるのですが、慣れないのでうまく付いていない部分もあり、何度もかけていたら少々かけ過ぎました。
乾くのを待つ間に破風板の裏紙をカットすることにします。
線に沿ってカッターとはさみで切っていきました。
10分程経ったあと、乾いたのを確認し、紙ヤスリでかけ過ぎでムラになった部分を削りました。もう一度ダンボールに両面テープで固定して、黒スプレーで着色します。まだ2回できれいに塗れませんね。
黒スプレーは指紋がつかないように、30分ほど乾くのを待ちました。乾いたのを確認したら、裏に裏紙を木工ボンドで貼り付けます。貼り付ける前に、破風の格子部分にはみ出たスプレー部分がないか確認して、破風がきれいに見えるようにしました。
最後に、金属製の破風飾りをつけます。直接触ると錆びるというので、竹串の先に両面テープをつけて貼り付けます。貼り付ける前に、腐食防止剤としてメタルプライマーを使っても良いと書かれていたのですが、部品が小さいのでなくなっては大変なのでやめときました。
破風板に3つの破風飾りを瞬間接着剤でつけて完成です。今日は3時間でした。創刊号だけで5時間かかり、これは完成まで大変な労力になりそうです。
六階の小屋組みをつくる
道具がほぼ揃ったので、いよいよ製作に取り掛かります。
創刊号では六階の「小屋組み」と「破風」を作成します。今日はまず「小屋組み」を作成します。小屋とは、小さな建物のことではなく、木造建築の屋根裏のことです。日本式の小屋は「和小屋(わごや)」と呼ばれ、鎌倉時代後期に発明されて以来、日本の寺院や書院造りの重い屋根に利用されている工法です。
添付の紙ヤスリを5X10cmにカットして、組み合わせる溝部分を中心に、小さな同じ部品同士をマスキングテープで固定してヤスリ掛けしました。
仮組みして穴の大きさなどを調整しながら、木工用ボンドで部品を連結していきます。部品へのボンド付けは竹串の先につけて行います。木工用ボンドは「速乾タイプ」ではなく通常タイプを勧めていました。塗るのに時間がかかるので、速乾タイプだと乾くのが早過ぎるようですね。作ってみて意味がわかりました。
小さな部品なので折れないように気をつけながら作業を進めます。部品はレーザーカットして精巧に作られていますが、なにしろ小さな部品なのでうまくはまらない部品もあります。ヤスリをかけたり、カッターで削ったりしました。
小屋組みの土台部分を井形に組みます。
小屋組みが完成しました。下の土台と上の梁で固定され、思う以上にしっかりとした状態です。日本人の知恵に感心します。
2時間の作業でしたが、楽しみながら作成できました。
残りは破風です。部品も少なくなりました。次は塗装しなくてはいけません。ここまで来て付いてきた部品を今回全部使うのではないことに気付きました。屋根を形作る部品については、各号に少しずつ付いてきてどこかで一気に作るようです。
「週刊 安土城をつくる」 さあ作りましょうか・・・!
今日1月27日、ついにディアゴスティーニから「安土城をつくる」が創刊されました。近くの書店にはまだ並んでいませんでしたが、私は定期購読を申し込んでいたので帰ると届いていました。またとはない機会ですから頑張ってつくりましょう。
なんだか久しぶりにワクワクしますね。
創刊号のシリーズガイドによると、
6階 ・・・ 第1号から第6号まで
5階 ・・・ 第106号から第110号まで
3・4階 ・・・ 第61号から第90号まで
2階 ・・・ 第36号から第60号まで
1階 ・・・ 第7号から第35号まで
地階 ・・・ 第91号から第97号まで
石垣 ・・・ 第98号から第105号まで
と各階ごとに組み立てますが、まずは特徴的な最上階(6階)を作り、次に1階を作るようです。石垣はさらに造形を再考してリアルさを増すようです。
信長の館にある5・6階を完成させようと思うと、6号まで購入して106号まで待っていないといけないですね。気長ですが全11号で完成しますので、全部はちょっと・・・と言う方はいかがでしょうか?
さて、中身を確認します。すると、本格的木造模型という売りだけあって、接着剤に、塗装に、とまるで一昔のガンプラのようです。接着剤も塗装もいらなくなった最近のガンプラとはやはり違います。
創刊号にも木工ボンドと紙ヤスリが付いていますが、模型づくりにはラジオペンチやマスキングテープ、両面テープ、瞬間接着剤、平ヤスリ、三角ヤスリ、定規、三角定規、カッティングボード、ピンセット、竹串、カッター、塗料、うすめ液など様々必要なようで、すぐには作り始められない・・・
これら必要な道具の一部を通信販売するということで、総額7400円の出費となりました。号が進むと第二弾販売もあるようで、バインダーも購入していくと、当初16万円と見積もっていた予算は2万円ほど追加になるようですね。
今日はとりあえず添付のパーツの確認をしました。それにしても1号にしてこの細かさは・・・初めから挫折しそうです。いやいや、ひとつひとつ確認します。1が2個、2が2個、3が・・・・、24が2個、25の破風板裏紙が2個・・・・、・・・・・、・・・・・あれないな?と思っていたら、パーツ一式とは別に紙ヤスリの裏にありました。
道具が週末までに届いたら早速作ることにしましょう!
模型の満足度:★★★★★ 星5つ
模型の作りやすさ:★★☆☆☆ 星2つ
製造の根気度:★★★★☆ 星4つ
製造投資の安さ:★☆☆☆☆ 星1つ
男のロマン:★★★★★★★★★★ 星10個なんてね!